注意書き
・姫千歌はオチだけ
・エロなし(弱冠?
・文才ない故、不自然な文章が沢山…
・妄想がひどい
・毎回だがキャラ崩壊
「ごめんなさい。ゴホッ…今日は学校休むから。ゴホッゴホッ…」
「うん大丈夫だよ。千歌音ちゃんは部屋で寝ていて」
四月も終わり。
寒さはまだ時々感じるもののあきらかに夏に向かっている感じがする。
そんな季節の変わり目に千歌音は風邪をこじらせてしまった。
体調管理がしっかりしている千歌音にしては珍しい。千歌音には思い当たる節があった。
おそらくは昨晩姫子と愛し合った時、布団を着ないで姫子と抱き合って寝てしまったのが原因だろう。
昨晩の営みを思い出して、顔が赤くなる千歌音。
「あれ?熱もあるんじゃない?」
姫子が額に手をあてて熱を測ってくれる。
「・・・・う~ん?とにかく、お大事にね!」
「ええ・・・・」(姫子も同じ状態で寝てたのに、何故私だけ風邪をひいてるのかしら・・・)
ある意味は幸せな風邪のひき方なのかもしれないが
学校に一緒にいけなくなるのは本末転倒とゆうべきか。
(今日一日姫子に会わないで過ごすなんて…)
そう思いながら屋敷から出る姫子を見送った。
(ふう。今日は人が多いなぁ)
姫子の乗ったバスは満員でごった返していた。
いつもは千歌音と一緒に姫宮邸の車で学校の近くまで送ってもらう。
今日だって千歌音にそうするよう勧められたが、姫子は断った。
千歌音がいないのに居候の分際で…とゆう引け目の気持ちがないといえば嘘ではないし、
たまには昔みたいにバスで行ってみようかとゆう二つの気持ちがあったからだ。
でもバスに乗った矢先、後悔した。満員の車内で姫子はおしつぶされそうなくらい圧迫されていた。
そしてこころなしか横にいるおじさんから体臭が…と思ったらおじさんではなく、、、乙橘学園中等部の制服を着ているので男子中学生だろうか。
あまりにも体格がいいので、一瞬中年かと思ってしまった。
早く学校に着かないかと我慢していたのだが、
途中、バスが急発進したせいでその男にもたれる形になってしまった。
ぎろりとにらみつけられる姫子。
(ひぇ…こわいよう…)
(!?)
その時何か違和感を感じた
尻が触られている
(気持ち悪い。これがもしかして痴漢ってゆうやつなのかな……?)
犯人はあきらか。
さっき姫子がもたれかかった男だ。顔がニヤニヤしている。
(へへ・・・やわらけぇ・・)
姫子が何も言い出せままでいると触る勢いが強くなる。
尻から腰へ、そしてついにはブラジャーのホックのところまで手があてられて 、
どうやら痴漢男はブラジャーのホックをつまんで離しつまんでは離し遊んでいるようだった。
相手が千歌音だったら「や、やめてよ。千歌音ちゃん」と言いながらじゃれたりできるのだが、
けどこの男にされても何も嬉しくない。感じるどころか恐怖感でいっぱいだった。
(こわいよ……千歌音ちゃん助けて)
痴漢男のなすがままで姫子はただ震えているしかなかった。
そしてついに痴漢男の手が姫子の胸に差し掛かる。
(今日はラッキーだぜ。こんな可愛い子のおっぱいが触れるなんてよ)
姫子が涙を流そうとした時だった
「ぐあっ!?」
痴漢男が奇声をあげて手をひっこめた。
「中学生が痴漢か…。」
長髪の男が呆れたようにそう言った。
「いっ・・!!!てえ~!!!てめえ何しやがる!」
痴漢男が叫ぶ。長髪は煙草を手に持ち、痴漢男は手を押さえている。
どうやら長髪の男が痴漢男の手に煙草の火を押し付けたらしい。
「その前にお前が何をしていた?」
「はぁ!?何もしてねぇよ!」
「……。」
長髪は姫子の方を向いた
「この男に触られていたよな?」
長髪は姫子に問う
「そ…そうです」
気付くと乗客全員が痴漢男に注目していた。
「チッ…この長髪野郎…今度会ったらただじゃすまさねえからな…」
痴漢男は次の停留所で降りていった。
「あの…」
姫子が話しかける
「………」
長髪は何も言わずに姫子を見ていた
「あのお名前は?私は来栖川姫子っていいます。」
「…ツバサ…」
長髪はただそれだけ言った
「ツバサさん、ありがとうございました」
「…………」
学校の停留所に着くまで何も話さなかったが姫子はツバサを悪い奴だとは思わなかった。
きっとただ不器用なだけで。
ツバサも同じ停留所で降りた。
「ツバサさんも同じなんですね」
「ああ…」
ツバサは煙草を吸いながらどこかへ歩いていった。姫子は去ってゆくツバサに深々と頭を下げた。
(良い人だったな…どこかソウマ君に似てる気がしたなぁ・・)
教室に着くと早乙女真琴が姫子の席にやってきた。
「姫子、おはよう!あれ?宮様は一緒じゃないの?」
「おはよう。千歌音ちゃんはお休み。風邪ひいちゃったんだって」
「えー!?宮様が…珍しい!」
姫子はソウマの方をちらちら見て頭の中でツバサと比べていた
(似てるような似てないような……)
「神サマを見てるの?」
ソウマを見ていることに気付かれてしまったようだ
「あ、うん」
真琴は大袈裟にため息をついた
「まーーったく!宮様がいないとなれば神サマか~!」
「ち、ちがうよ!あのね…実は…」
姫子は今日痴漢にあったこと、ツバサという男が助けてくれたということを真琴に話した。
「宮様がいないときに限って、そんな大変なことが!?それにしても、良い人もいたもんだね。」
「う、うん」(千歌音ちゃんが聞いたら心配するかな…)
そこにソウマがやってくる
「おはよう、来栖川と早乙女。なんかさっき俺の方を見てなかったか?」
姫子の視線に気付いていたらしい
「そうそう!神サマ!大変なんですよ!姫子が今朝、痴漢にあったらしくて…」
真琴はさっき姫子が話したことを簡潔にしてソウマに話した
「何ッ!?姫子が!?痴漢め…許せないな!今度から俺が守るよ!」
ソウマは本気で怒っていた。
「ありがとう、大神君。気持ちだけで嬉しいよ。」
(あの時もし一緒に居たら、大神君もツバサさんのように私を助けてくれてたんだね…)
姫子は帰宅すると、真っ先に千歌音の部屋に向かった。
「ただいま、千歌音ちゃん。」
「おかえりなさい、姫子!」
千歌音はベットから飛び起きて姫子の頬にキスをした。
「ち、千歌音ちゃん~・・そういうのは夜だけ・・んっ・・」
姫子の言葉を遮って、今度は唇にキスをした。
「姫子に会えなくて・・寂しかったの。」
「私もだよ。いつもと学校が全然違ったよ。」
「そう・・・。じゃあ、その学校での話を聞かせてちょうだい。」
姫子は今日学校であったことを全て千歌音に話した。
「それでね・・・真琴ちゃんがイズミさんとご飯食べてて・・」
「他にもね・・・」
千歌音は嬉しそうに姫子の話を黙って聞いていた。
「今日はこんな感じだったかな。」
「・・・そうだったの。」
「うん。あ・・・」
痴漢の話をするのをすっかり忘れていた。
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姫子から痴漢の話を聞かされて、千歌音は痴漢に、そして自分に対する怒りで震えていた
「姫子が痴漢にあっている間、私は部屋でのんびり寝ていたなんて・・・。ごめんなさい、姫子」
「千歌音ちゃんは何も悪くないよ。」
「いいえ。私は姫子を守らなくちゃいけないの。だから……」
姫子は手で千歌音の口を塞いだ
「それ以上言わないで」
姫子が痴漢にあったからといって千歌音が責任を感じる必要はないのだ。
(でもそんな優しい千歌音ちゃんが大好きだよ…)
姫子がそう思った時千歌音の口から意外な言葉が出た
「で、でも!……姫子のお尻は、腰は、胸は、、全て私の物なのよ」
(ち、千歌音ちゃん……………)
どうやら千歌音の風邪は”全く”心配ないようだと姫子は思った。
終わり