視聴者の皆様、こんばんわ。毎度ご愛顧(え?)頂きまことに有難うございます。
インターネット配信・百合脳大河ドラマ「神無月の巫女:番外編」第三部・映画版
「神無月の巫女・ザ・ムービー―Return Kiss―」のお時間です。ちなみに今回は
一部過激な表現を含みますが、エロリスト視聴者様の篤きご要望にお応えして、
完全無修正のノーカット版(笑)です。
ここで巷の声を――
「奥さん(誰)、ちょっと聞きまして?」
「な、なんと宮様がとうとう、満月を眺めてスーパーレズビアン(爆)に変身!ですって」
「まぁ、なんということでしょう!(サザエさん口調で)」
「百合パワー大炸裂ですわ。もうどうにも止まりませんのよ、この人!」
「ますます、このスレから目が離せませんわね、皆さん」
…本日はその第2回「太陽に月が背いて」を投下。
都合15レスほど1時間半以上(≦∞)枠を予定しております。
合言葉は「千歌音ちゃん、>>769からの続き、受け取って!」
(投下の前後にいつも無駄に2レス消費してごめんなさいです^^; )
↓では、どーぞ。
今後の二人の巫女の行く末を左右する分岐点で、あくまで「この物語」での
千歌音の選択はこうだった。
万一キスによって姫子の記憶が覚醒したとしても、自分には「打つ手」がある。
「それ」は最後の禁じ手であるが、彼女の記憶の再生と引き換えにしても惜しくはない
くらい等価なものに思われた。
しかし、同時に「それ」は千歌音にとって危険な賭けでもあり、大きな代価を必要とする。
最大限に欲望の虜になった自分を曝け出し、姫子に蔑視されるという千歌音の心の痛手
という代償が。
それでも清濁併せ呑んで、姫子が強く望んでくれるなら…この「奥の手」を用いるべき
なのかもしれない…。
しばらく逡巡を繰り返した後に、千歌音は「それ」の覚悟を決めた。
姫子のカラダを奪う。
姫子の「記憶」の解放のために。
姫子を「前世」の呪縛から守るために。
そのためになら、強欲の翼に身を委ね、姫子に忌み嫌われ、
悪魔の化身に魂を譲り渡してもいい。
今や千歌音も自己の本能から出た情欲を満たすことを、姫子の記憶再生のためと
合理的に正当化している。
千歌音はあらためて姫子の方へ顔を向けた。
再び狙いを定めて獲物を射るような目つきで。
「姫子、私はあなたにファーストキスを捧げたの。
だから、本当の『貴女と私との初めて』貰っても良いわね?」
「…え?!…っんんっ……!」
…ぐちゅ、くちゅ、ちゅるぅ……。
はじまりの了解を姫子から得るか否かのうちに、千歌音はもう一度、
濃厚な接吻をしてきた。
千歌音は、着ていた緋色のガウンを勢いよく脱ぎ捨て、さらに胸につけていた
ブラジャーも臆面もなく取り外した。
その一連の動作で、千歌音の髪がふわりと肩越しに空を切るように、颯爽と
たなびいては後ろで翻り、毛先の束が腰周りにふわりと舞い戻る。
なんと長くて伸びのいい、艶のある、緑なす黒髪であることか。
諸肌脱いだ上半身を姫子の前に躊躇いもなく見せつけるように晒す。
蒼白い月光に照り返されて、大理石の彫刻のように透き通るような肌の滑らかさと、
雪のような白さ。
そして、すらりとした長く伸びた肢体に、姫子は思わず息を呑んだ。
――…うわっ、千歌音ちゃんの身体、やっぱりきれい……。
普段から入浴中によく見慣れた友人の半裸体が、このときばかりは一際、
冴え冴えとした、艶かしく妖しい魅力に満ちている。
千歌音は、姫子が自分の肉体にうっとりと見惚れていることに、かなり勇気づけられた。
有無を言わさず、姫子の身に着けていたキャミソールを剥ぎ取った。
胸元が露わになった姫子を、細くとも鍛え上げられた両の腕で、がっちりと組み敷く。
千歌音と同じく下一枚で着ぐるみ剥がされた時点になって、姫子はようやく、
これから始まる儀式の意味に気づいたようだ。
姫子の防御本能が、その両腕で胸を隠すように交差させようとする。
四つん這いになった千歌音が、間髪いれずに姫子の両手首を掴んで、それを阻む。
真上からみれば、千歌音の背中にある三日月形の巫女の証が、姫子の太陽の刻印と
ちょうど重なり合うような位置にある。
背に月光を浴びて、その弦月の紋章が蒼白く煌いた。
が、千歌音の身体で月明かりが遮光されて、その陰に隠れた姫子はそれを知る由もない。
いまや、太陽の少女の胸の証は、月の少女の人影のために影も形もない。
真上にある千歌音の顔は、一層暗い影を落として、氷のように凍てつくような瞳だけが
浮き彫りにされている。
それが姫子の眼には、身の毛がよだつほど脅威を駆り立てるものに映る。
「千歌音ちゃ…ん、これ、キスじゃなくて…飛躍しすぎ…って、…っ、あっ!」
「姫子、本当の…もっと貪欲な私を今から見せてあげる……!」
暗闇の顔の中で際立つギラギラと妖しく輝くコバルトブルーの瞳と冷たい微笑みとが、
目と鼻の先にまで近づいてきた。
「貴女の唇だけじゃ物足りない…可愛らしい耳も鼻も、その春の銀河のように
煌めく澄み切った瞳も、細くて白い手も足も、華奢な腰も、
柔らかくて温かな肌も…この薄くても形の良い胸も、
よく手入れされた、シルクのようにしなやかで光り輝く髪の毛も…
貴女のカラダが丸ごと欲しいの…貴女の美しく清らかな心が欲しいの…
貴女という存在全てが、私は愛しくて、欲しくてたまらないの…!
貴女が好き。貴女が大好きよ、姫子!」
真上に覆いかぶさった千歌音が、姫子の眼をじっと見つめて、これまで溜め込んできた
「想い」を洗いざらい告白する。
そして手をとったり、髪の毛を一掴み掬ったりしては、やさしく紳士的な口づけをしてゆく。
その優雅な仕草と睦言めいた語り口に、姫子の身体の緊張が少しだけ緩む。
「……千歌音ちゃん…」
――私も大好きだよ……だけど…まだ……。
姫子の声を耳に入れたか、いないかのうちに、千歌音の唇が姫子の唇を塞いでいた。
千歌音からの愛の囁きに酔いそうな姫子の心の隙をついて、千歌音は巧みに
姫子の身体の自由を奪ってゆく。
さきほどの影の差した冷たい印象の面差しとは裏腹に。
千歌音が本格的に、ゆったりと姫子のしなやかな体躯を愛し始める。
最初はやはり頭部からだ。
姫子のうなじを優しく労わるように、右手で撫でさすりながら、千歌音の唇は
口元から頬をなぞって、額や瞼の上や顎といった顔全体に、
心持ち軽く撫でるような感じで接してゆく。
決して顔に傷をつけないように、優しく、たおやかに、細心の注意を払いながら。
さらに口の動きは顎の下へと移って、首筋に沿って上下に唇を這わせてゆく。
耳の付け根に到着して舌先でしゃぶると、姫子が、きゃんっ!と仔犬のように吼える。
千歌音は、嬉しさで身がぞくぞくと震えてくる。
「うふふっ…姫子は、意外とここが弱いのね………」
姫子は耳が敏感なことが分かって、そこを集中的に攻め立てることにした。
耳たぶに噛み付かれたり、窪みを舐め尽されたり、耳穴に熱い息を吹きかけられたり。
その度毎に、ぅひゃっ、あぁんっ!という小さな声を発しつつ、
姫子が駄々を捏ねるように目をつぶって頭を左右に横振りする様が、
千歌音にはますます愛しくてたまらない。
千歌音は、存分に両耳の反応を楽しみ終わると、再び首筋を伝って今度は鎖骨のラインに
沿うように口づけをする。
ぴくっ、と身をひと振るいさせる姫子。
唇を寸分も姫子の体から離さないようにして、千歌音の頭は姫子の首の付け根から
胸元まで、すでに移動していた。
千歌音はふと気になって、姫子の胸元の太陽のタトゥーに口づけをし、手をかざしてみた。
けれど、なにも起こらない。
奇跡の待ちぼうけを喰らったその手が、再び快楽の谷間を求めて、日輪をかたどった
痣の持ち主の肉体を蹂躙しはじめる。
姫子のピンク色の二つの乳房にある突起物は、数度にわたるキスや首から上への執拗で
巧みな刺激によって、ぴんと立っていた。
それゆえ、姫子の胸は一層丸みと張りがあって形よくなったように思われる。
千歌音に愛される度に、姫子の体躯は内部からより美しく、
より艶めかしく感じることのできる、「女」になってゆく。
千歌音は姫子の両胸を交互に鷲掴みして、激しく揉みしだく。
むっちりと柔らかく、それでいて手応えのある弾力だ。
突起した乳首を指先で摘まんでみたり、捏ね回したり、前歯の先で甘噛み、
赤子のように吸いついてみたり、舌先でなめずり回してゆく。
「ち、ちかね、ちゃ…っんっ、そこ…はぁ、…ぅああっ、あっ、ぁああん!…ああアッ…」
耳のとき以上の刺激に、姫子の身体が激しく痙攣し、身悶えする。
それにあわせて胸も大きく揺れている。
誰にも渡したくない、こんなに愛しく狂おしい姫子のカラダ。
この白い柔肌と膨らみ、熱気、喘ぎ声、艶っぽい吐息。
切なそうな顔、乱れた髪。その姿と私に与えてくれるこの感覚全て…
今だけ、いいえ、これからもずっと私だけのものよ……!
千歌音は、姫子が自分の指先と舌と唇の動きで身体を操られ、猛り狂ったように乱れて
いるのが愉快でならない。
もっともっと姫子の身体を苛めてみたい、激しく踊るように狂わせてみたい、
あんっ、あんっと喚かせてみたい。
理性のたかが外れて、小悪魔のような微笑を浮かべ、ますます手と口の使い方を
多様に高度に洗練させてゆく。
外側からの刺激によって内側から芽生えた淫らな欲望が、徐々に初心な姫子の
身体を蝕んでゆく。
だが、忌むべき苦痛が不思議と快楽への歓喜へと取って代わっていることを、
姫子は意識していないけれど、身体の反応が正直に肯定している。
散々に胸への攻撃で、姫子を弄び尽くした後、甘美な刺激の峠を越えて、
千歌音の欲望の矛先は、最終目的地へ到達する前の小休止を求めていたようだ。
姫子のへそ周りや、胴体全体、腕や太腿といった無難な部位に軽くキスを点在させていく。
当座の刺激の山場を通り越していたので、姫子の身体はさほど過剰に反応しない。
けれど、単純に面映いような、くすぐったいようなのとは異なる、この感覚。
心地いいけれど、それでいてやはり、卑猥な誘いを拒めない自分への罪の意識を
感じずにもいられない。
胸のときのような喘ぎ声こそ出はしないが、敏感になっている姫子は、
小刻みにふるふると身を震わせる。
千歌音は、身体の凹凸を舌や指先で感知してゆくかのように、万遍なく
緩急をつけてときには優しく、ときには激しく愛撫してゆく。
身体の隅々まで姫子の快楽のつぼを探り当ててくれるので、
姫子は次第に気持ち良くなって、千歌音の動きに自然に身を委ねてゆく。
身体のぎこちなさが抜け、背を仰け反らせ、腰をくねらせている様も、
今や妖しく優雅で魅力的に感じられる。
姫子は、耽美な刺激に飼い慣らされて、快楽の底なし沼に身も心も溺れゆく
自分を感じはじめている。
千歌音の唇に惹かれて、体内の血潮が皮膚表面へと吸い寄せられていくかのように、
姫子の肌に浮かび上がってゆく花弁模様。
その淡い桜吹雪のようなキスマークの嵐が、姫子の全身を埋め尽くすように覆いはじめ、
乙女の白い柔肌はほんのりと薄紅に色づいてゆく。
体内から湧き上がる情念がほとばしった雫となって、全身がしっとりと汗ばんでくる。
二人の肌の重なりで、周囲には蒸気さえ漂いそうな湿った空気が満ち、
身体が溶け合いそうな熱気が、むらむらと立ちはじめている。
二人だけの秘密の遊戯の時間は、まだまだ続く……。
じりじりと理性が麻痺して、感覚が思考を支配してゆく。
二人はもはや前世の記憶の再生のことなど念頭にない。
今、二人の乙女は、神に仕える穢れなき清純な巫女としてではなく、
互いが互いを求め合う色欲にまみれた肉塊にすぎない。
けれど、その交わりは美しい。
一目散に局地を目指さないのが、千歌音流の夜の美学らしい。
千歌音は唇へのキスと同様に、前戯にもたっぷりと時間をかけていく。
それは姫子の局部をじっとりと濡れさせるまでには充分な時間であった。
「姫子、そろそろこちらも感じてくれたかしら?」
突然、姫子の内股の間の窪みに手をあてる千歌音。
パンティーの上から姫子の割れ目に沿って、最初のうちは壊れ物を扱うかのように慎重に、
しかし次第に執拗で綿密に、人差し指と中指を動かす。
「ああぁっ…ぅはっ…はぁん…んぁ、ああ、アアッッ!」
その動きに応じて姫子が敏感に、ぴくん、ぴくん、と身悶えしている。
一番感じやすい部分への、前触れもなくやってきた刺激の高まりに、全身の筋肉と
神経が再びざわめき出す。
シルクのような滑らかな髪が、ベッドの一面上に扇子をぱらり、
ぱさりと広げたような音を立て、大きく振り乱れてゆく。
千歌音は、自分の指の動きに即座に反応する姫子の素直さが、いかにも初々しく
可愛くてたまらない。
姫子の脇腹から下腹部にかけて、いまだかつてない、疼くような痛みが走った。
自分の敏感な「女」の部分から、どろどろとした液体がどくどくと
流れでくるのを感じられる。
この痛みと下腹の湿っぽい気持ち悪さ、なんだろう?
…もしかして…さっきの……?!
それは、通常考えられるミルク色の淫靡な粘りのある液体ではなかった。
姫子がおもむろに両足の付け根に目をみやると、案の定、白いパンティーには
赤い染みがべったり浮き出ている。
しかも赤い液体は太腿を伝って、もはやシーツにまで滲みかけていた。
その様子を千歌音が、少し驚いた顔で、しかし、じっと見つめている。
「姫子、もしかして『それ』、初めてだったの……?」
姫子は自分のしでかした醜態への申し訳なさと、それを凝視する友人の眼差しに対する
気恥ずかしさとで、すっかり気が動転していた。
おねしょした幼児が無駄におこなう隠蔽工作のように、ベッド脇にのけてあった
上掛け布団で自分の下半身を隠そうとする。
「うわわぁあ――っ、ご、ごめんなさいっ!許して!生理の血でベッド汚しちゃって
…千歌音ちゃん、私、どうしたらいいのかな……?」
「いいのよ、姫子。気にしないで。シーツの替えなんていくらでもあるの。
女の子の日にはよくあることだわ、それに……」
…と言い置いて千歌音は、くすりと笑みを浮かべた。
自分の粗相が見つかってバツの悪そうな表情を浮かべて、婆やに叱られた
幼年時代の記憶を思い出して、ちょっぴり苦笑い。
そして自分と比べて素直に謝る姫子をみて、一段とほほえましく
かわいいと思って満面の笑み。
気を落ち着かせるために、姫子の頭を抱き寄せて額にやさしく口づけをしてみる。
彼女の腕から布団を引き剥がして、改めてまじまじとその光景を見詰めていた。
千歌音ちゃんお嬢様育ちだし、
他人の経血見るのがそんなに珍しいのかしら?
私ははマコちゃんとかと寮でそういう話ふつうにしたりするけど…。
と姫子が怪訝そうに思い巡らせていると、突然千歌音が姫子のパンティーに手をかけて、
一気に膝あたりまでずり下ろした。
「姫子の、この『初めて』をよく知りたいの。ちゃんとお見せなさい」
「ちょっと、千歌音ちゃんたら…そ、そんな恥ずかしいよ!」
嫌がる姫子の手を軽く叩いて、千歌音は姫子の最後の一枚を、強引に足首から抜き取った。
姫子の恥部が眼前にありありと現れている。
姫子はあられもない秘所を間近に見られて、恥ずかしさで胸が張り裂けそうになる。
千歌音は数秒間、秘部とにらめっこしていた後、そっと掌を当ててみた。
途端に姫子が、あぁんっ!と少し甲高い声を上げる。
その反応が面白くて、千歌音はしたり顔をした笑みで口元を結ぶ。
姫子の感度を試すかのように、どんどん接触をエスカレートさせる。
割れ目に沿って、指を上下になぞらせる。
その動きに呼応して、姫子は腰を大きく振らせた。
ぴりっとした痺れが頭の芯に走って、全身の神経に波紋のように広がってゆく。
「……っああぁん、ぅあっ…んんっ、アッ…!」
姫子の大事な部分からの出血は、極度の緊張で一時的に止まっていた。
じわりと濡れている、そこから甘酸っぱい匂いがふんわりと鼻につく。
ピンク色の柔らかい花弁を一枚ずつ、ピンセットで扱うかのように、指で剥いでいく。
その中央に、薄桃から少し紫色に変色したような色合いで、突起になった部分が見える。
その突起を狡猾な手並みで、千歌音は指先でつまんだり、左右に寄せたり、
中央に擦り合わせてゆく。
「はぁっ!…ひいぃっ…んふぅっ……ぃやあっ!…んんっ…アアァ、あん!!」
その度毎に姫子の息遣いが激しさを増し、喘ぎ声の切なさといやらしさに磨きがかかってゆく。
シーツが姫子の乱れ髪とサラサラと絡み合ったり、カサカサと背中で衣擦れさせる音が、
かすかに呼吸の合間に聞こえてくる。
悶絶しそうなほど弓なりに動く姫子の身体の衝撃を吸収してたわんでは、ギシギシと軋むベッドの音も。
じっとりと湿った薄紅色の薔薇の花弁を掻き分けてゆくと、そこはまだ誰も侵したことのない領域への入口がある。
その未知なる聖域へ、千歌音の食指が動き出す。
「…っ…はあ…、はぁっ……」
「姫子、私を受け入れて」
「…っ、えっ?…千歌音ちゃ…ん?……ぅああっ、ナニ?…やめて…いやっ、ああっ!」
千歌音は躊躇することなく、その禁断の門に人差し指を挿入し始める。
人差し指の第一関節まで隠れた時点で、さらに中指も加えてみた。
二本の指とも余裕で入ってゆく。
ぬぷっ、ぬぷっとした、なにか粘ついてまとわりつくような音と、指先に流れる淫蕩な汁気の感触。
さらに何かの膜に押し戻されそうな力。それを物ともせずぐいぐい進むと、ぱんっ!と破裂したような音がする。
二本の指はずぶずぶと淫らな音をたてて、ますます壺の奥へ入り込む。
千歌音の指と姫子の秘肉との隙間から、ちゅぷ、ちゅぷ、と血と愛液とのまじりあった卑猥な液体が流れ出る。
初めての侵入を受け入れる姫子は、今だかつてなく激痛に見舞われた。
「痛っ! …ああっ…イヤっ、いやァ――ッ
ぅあ゛あ゛あ゛――っ、あああああッああああっ―――――――ッ!!」
姫子は今にも失神しそうなくらい、喉が張り裂けんばかりの悲鳴を上げる……。
【嘘次回予告】
――タタタタタ…―ドン!ドン!ドン! ――バンッ!
血相変えて寝室の扉を蹴破り、飛び込んできたソウマ。
それを妖艶な微笑みと凍てつくような瞳で迎える千歌音。
ソウマ「ひ、姫宮ぁ~!貴様、来栖川にナニをしたァ―――!!」ワナワナ…
千歌音「あら、大神君。遅かったわね、姫子はとっくに私が最後までちゃちゃっと頂いちゃったわ。
うふふ、ごちそうさま… ニヤリ」
姫子 「千歌音ちゃん~っ…(*゚∀゚*)キャイ~ン」(うっとりした瞳で千歌音に身を寄せる)
ソウマ「ぬぅあに~ぃ?!おい、来栖川!しっかりしろ!」
千歌音「ついでだから、貴方のロボットも頂戴しちゃおうかしらね♪ フン、フーン」(下手な鼻歌で)
ソウマ「なんだと?…あ?…うわぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ―――っ」
――そして、ソウマは愛機にズタボロにされましたとさ……。
数週間後―――。
乙羽「あら……こんなところに制服着た腐乱死体が…?」
(「それ、(一部脚色含む)アニメまんまだろっ!」と視聴者からのマジツッコミはいる)