レーコ×コロナ

神無月の巫女 エロ総合投下もの

レーコ×コロナ

 

291 名前: 名無しさん@ピンキー 2005/04/27(水) 05:50:15 ID:hvvjpIU+

以前マコちゃんエロなしを投下させて頂いた者です。
また駄文を一つ書きましたので投下させて頂きたいと思います。
遅くなりましてすみません。

マコちゃんエロありを予告していましたが、なぜか出来たのはレーコ×コロナです。
なんかこっちの方が書きやすかったんで。

あらかじめ謝っておきますが、コロナとレーコがオロチ四の首、五の首という設定がど
こにもありません。ただの普通の女の子になっちゃってます。
そういうわけですので、この話はアニメ最終話でオロチが封じられた後の世界で改めて
出会った二人、という設定でお願いします。

それでもいいと言って頂ける心の広い方は、お目汚しではありますがご一読ください。
それでは17レスほどお借りします。


ピンポーン。
私がレーコの住居兼仕事場のマンションへやってきたのは二週間ぶりだ。
マンションのエントランスで編集とおぼしき人とすれ違ったのは、昼の一時過ぎだった。
ずいぶん急いでいる様子から察するに、今回も締切をぶっちぎったということか。

「・・・コロナさん、こんにちは・・・。」
ドアを開けてくれたのはチーフアシスタントの女の子だ。
「こんにちは、相変わらず半死半生ね。オタ先生は生きてる?」
「・・・先生ならたった今原稿を上げて自室でお休みです・・・。」
「そう、疲れた時には甘いものと思って、スイーツを差し入れに持ってきたんだけど、あ
んた達だけでも食べる?」
「・・・せっかくですが今は食い気よりも眠気が勝ってて・・・。それにもう三日も家に帰って
ないんで・・・。」
笑っているのか泣き出しそうなのかよく分からない顔でそう言うチーフアシに、二人のア
シの女の子も同意という目でこちらを見ている。どうやらうなずく元気もないらしい。

「若い女の子が甘いものより眠気とは嘆かわしい職場ねぇ。ま、そういうことならあまり
引き留めちゃ悪いわね。今度はもうちょっとましなタイミングで差し入れしてあげるわ。
あたしはレーコが起きるの待ってるからあんた達はもう帰んなさい。」
「・・・すみません、そうさせていただきます・・・。」
「気をつけて帰んのよ。」
こんな状態でほんとにちゃんと帰り着けるんだろうか。まあ知ったこっちゃないけどね。


ヨロヨロと出ていく三人を見送ると、コロナはレーコの部屋へ入っていく。
着のみ着のままで大きなベッドに仰向けで倒れ込んでいるレーコの傍らに座り、眼鏡を外
してやり、乱れて顔にかかった髪をそっと掻き上げると、しばらくその寝顔をのぞき込ん
でいた。
全くこいつといいあの娘達といい、何を好きこのんでこんな仕事してるのかしらね。こい
つだってもうちょっときれいにして化粧の一つもすれば、それなりに見られるようになる
のに。そう、初めて会った時のように・・・。

レーコと初めて会ったのは、コロナがアニメ「ブレーメン・ラブ」のエンディング・テー
マを歌うことが決まり、制作スタッフとの打合せの席で、原作者として紹介された時だ。
その時の第一印象は、よくしゃべりよく笑うかわいい女の子だな、こんなきれいな娘が売
れっ子漫画家なんてちょっと意外、というものだった。自分の周りにはいないタイプだっ
たのに惹かれて、その場で意気投合したのだが、今にして思えばまるで詐欺にあったよう
なものだ。

打合せの後スタッフ達と食事しに行くことになり、そのまま二次会、三次会と店をかえる
につれ人数が減っていき、気がつけばしたたかに酔っぱらったコロナとレーコの二人きり
になっていた。レーコのマンションに近かったので一晩泊めてもらうことになったのだが、
玄関を入ってからの記憶はほとんどなく、翌朝目覚めた時はひとつのベッドでなぜか二人
とも裸で寝ていた。

『な、何この状況は?ここどこ?誰よこれ?ってなんであたしが女の子とこんな・・・。も
しかして・・・何かしちゃったの?』
なんだか分からないがとにかくこの場から逃げ出そうと思い、隣で寝ている娘を起こさな
いように、そっとベッドを抜け出ようと上半身を起こした時、不意に背中を指でツーッと
なぞられて思わず「きゃんっ!」と叫んでしまった。


「・・・おはよう、どこ行くの?」
「ど、どこ行くって、その、パンツはどこかなって・・・。」
両手で胸と股間を隠し、背中を向けたまま返事をすると、彼女は横になったまま、
「パンツってこれのこと?」
彼女は枕の下に手を入れて小さな白いショーツを出した。真っ赤になってコロナは振り返り、
「な、何でそんなところに。」
「・・・あなたが自分で入れたんじゃない。」
「いいから返せ!」
「・・・何をそんなにあわててるの?ゆうべはあんなに激しく・・・。」
取り返したショーツをあわてて穿くコロナを見ながら薄ら笑いを浮かべる彼女。そこでよ
うやく思い出した。
「あんた、レーコ先生?」
「・・・忘れてたの?まあいいわ、とりあえずシャワーでも浴びる?お互い体にいろいろ付
いてるみたいだし。」
レーコはベッドから立ち上がり、そばにあったガウンをひっかけてコロナを浴室へ連れて
いくと、着替えのショーツとTシャツ、ショートパンツを渡して自らはリビングの方へ
行った。


シャワーを浴びて全身を洗い流した後、渡された衣類を着て、さてこれからどうしようか
と迷ったが、とりあえずリビングへ行ってみた。するとそこはコーヒーのいい香りに満た
されていた。
「・・・私もシャワー浴びてくるからそれでも飲んで待ってて。勝手に帰ったりしないで
ね。大変なことになるから。」
「何よ大変なことって?」
「それは後のお楽しみ。」
薄笑いを浮かべて浴室へ去っていったレーコが、白いバスローブを羽織って戻ってきたの
は、二十分ほどした後だった。

レーコが何か言う前にコロナは先に切り出した。
「夕べ何があったのかほんとに覚えてないのよ。何か失礼なことをしたのなら謝るわ。」
「失礼なこと?いいえ、失礼どころかとてもいいもの見せてもらったわ。・・・今からそれ
を見せてあげる。」

レーコは寝室へ行き小型ビデオカメラを持って来ると、慣れた手つきで50インチのプラ
ズマテレビに繋ぐ。
ソファに座ってその様子を見ていたコロナは胸騒ぎがしたが、これ以上相手に主導権を握
らせないために努めて平静を装った。
「・・・夕べのこと、思い出させて上げる。」
レーコは薄笑いとともにビデオの再生を始めた。


その映像が何を写しているのか、コロナは最初よく分からなかった。いや、正確には理解
することを理性が拒んでいたのだ。だがそれも十秒と続かず、映像を全身で隠すように両
手を広げて画面の前に立ちふさがった。しかしコロナのスレンダーな体で隠すには、50
インチの大画面は余りにも大きい。

「な、何よこれ!こんなのあたし知らない!」
大画面の中でカメラ目線のコロナは、ケラケラ笑いながら上衣を脱ぎ出す。続けてスカー
ト、ブラ、ストッキング、ついにはショーツも脱ぎ、あっという間に生まれたままの姿に
なっていた。そして次々といろいろなポーズを取っていく。

 両手を腰に当てて、足は肩幅に広げて仁王立ち。
 バストの下で両腕を組み、寄せ上げしてウィンク。
 お尻をカメラに向け、開いた膝に両手をついた馬飛びポーズ。
 いすの背もたれを前側にして腰掛ける開脚座り。
 レーコの仕事机の上に座り、両足も天板に乗せて膝を抱えて体操座り。
 床に降りて腰を下ろし、後ろに手をついてM字開脚。
 うつぶせに向きを変えて、大きく足を開いて四つん這い。

その体勢のまま右手の人差し指と中指で秘裂を広げると、濡れて光っている桃色の淫肉が
アナルと一緒にアップで見えている。
その後レーコに指示されるまま仰向けに寝転がると、左手で胸、右手で股間をもてあそび
始め、くちゅっ、くちゅっといやらしい音を立て、右手の濡れた人差し指が膣口やピンク
色の小さな突起を擦るのを、カメラは執拗に追っている。

あ・・・、くぅ・・・ん、ん、あぁ・・・、ん・・・んん。
あえぎ声は次第に大きくなり、ついには声にならない声とともに体を反らすと、画面の中
のコロナはぐったりと動かなくなった。大きく開かれた両足の間の秘部からは、愛液がし
たたり床にこぼれている。


「・・・どう、とってもきれいに撮れてるでしょ?」
「もういやぁ!止めて、お願い止めてっ!」
「そう?ここからがおもしろいのに・・・。でもこれじゃいじめてるみたいだから、止めて
あげる。」
「そのテープ返しなさいよ!」
「・・・返せって、これ元々私のものなんだけど。そんなに欲しいならあげるわ。」
余りにもあっさり手渡されたので拍子抜けしたが、とりあえず当面の危機は去ったと安堵
すると、レーコは言った。
「・・・もうハードディスクにダビングしてあるしね。フフフッ。」
「くっ・・・。」


「一体あたしに何をしたのよ。」
ともかく気持ちを落ち着かせようとして、コロナはレーコの向かい側のソファに座り直す
と言った。
「・・・何って?」
「どうせ変な薬を一服盛ったりとかしたんでしょ。でなきゃあんなことするもんです
か。」
「・・・ほんとに覚えてないのね。夕べあなたが私の仕事場にあったポーズ写真集を見てる
時、私が『でも本当に欲しいポーズってなかなか載ってないのよね』って言ったら、
『じゃああたしがやってあげる』って言って自分からノリノリでやったんじゃない・・・。」

話を聞いて言い返せなかった。実は以前から自分には露出癖があることを自覚していたか
ら。でもタレントなんて多かれ少なかれ誰でもそんなものだ。そうでなくては人前で歌と
かお芝居とか、ましてや水着になったりなんて出来やしない。だから、きっと酔った勢い
でやってしまったに違いない。

「・・・それとさっきのビデオの続きだけど、ぐったりしてるあなたをベッドに寝かせてあ
げようと抱えたら、いきなり抱きついてきて私の唇を奪い、服を脱がされて、後はあなた
にされるがまま。かくして私の純潔はあなたに散らされたというわけ・・・。」
「うそよっ!」
「・・・うそかどうか、後でビデオを見てみればわかるわ。固定で撮ってるから多少写りは
悪いけど。フフッ。」
あああああ、このあたしが女の子とエッチ?そりゃ確かに今までも事務所の親しい女の子
と、ふざけてキスしたりしたことはあるけど、マジで女の子としちゃうなんて・・・。


「あたしをどうするつもり?」
虚勢を張ってコロナは言った。
「・・・どういうこと?」
「これであたしを脅そうとか企んでるんでしょ。」
「・・・フフフッ、別に何もする気なかったけど、ご要望とあらば、してあげる。」
「ご要望なんかするわけないでしょっ!」
「人は自分の願望に基づいて発想するものよ。あなたの潜在意識は私に束縛されたがって
いるの。・・・いいわ、望みを叶えてあげる。」
「ふざけんなっ!誰がそんなこと望むか!」
「・・・ウフフッ、これからオフの日は必ずうちにいらっしゃい。さもないとこのビデオを
ネットでばらまいてあげる。それとも、本当はみんなに恥ずかしい姿を見てもらいたいと
か?」
「うっ、それは・・・。」
「・・・じゃあ決まりね。あなたはこれから私のペットよ。その証としてご主人様のここに
誓いのキスをなさい。」
そう言うとレーコはコロナの前に立ちバスローブの前を開いた。

レーコをキッとにらみつけてから、コロナはソファから床に降りて、レーコの足下にゆっ
くりとひざまづくと、淡い草むらにそっとキスをする。
その刹那、屈辱と快感がないまぜになった電流がコロナの全身を貫いた。そしてぼんやり
と悟ったのだった。
『ああ、あたしはこいつの言う通り、本当に束縛されたがっているのかもしれない。あた
しって、レズでマゾだったんだ・・・。』
そんな感慨とともに自分の秘部がにわかに濡れてくるのが分かる。


自分でも気づかないうちに、右手はいつの間にか自分の股間をまさぐり、左手はレーコの
お尻から右足全体を撫でまわしていた。そして目を閉じてレーコの敏感な部分を舌、唇そ
して歯を駆使して丁寧に愛撫し、味わった。淫靡な音を立てて吸うほどにあふれ出る蜜と
匂いが、コロナをますます興奮させる。
「・・・いいわ、とっても上手よ、コロナ。ご褒美をあげる。」
レーコは右手をコロナのあごに当て、愛液と唾液に濡れた顔をクイッと上向かせると、上
から優しく、やがて深くキスをした。

レーコの唾液をたっぷり飲まされて唇を離すと、コロナはそのままぺたっと床に座り込み、
上半身は傍らのソファにバフッと倒れ込んだ。そして上気した顔で、
「ねえ、一つだけ教えて。今朝のあんたは昨日と随分人が違うんだけど、どっちがほんと
のあんたなの?」
「・・・昨日の私?ああ、昨日は徹夜明けでどうしようもなく眠かったから、ちょっと薬を
キメてたのよ。合法的なヤツだけどね。・・・そのせいかな。」

・・・だまされた。だまされた!だまされた!!
明朗快活な美少女の正体は悪辣無比なエロ女王様だったとは。いつか仕返ししてやらなきゃ
収まらない。でもまあこっちのレーコもそんなに悪くはないし、しばらくはこいつの女王
様ごっこにつきあってやるか。そう思うコロナであった。


出会った時の悔しいとも、恥ずかしいともつかない不思議な気持ちから我に返ると、相変
わらずレーコは泥のように眠っている。微かに開いた唇の端からわずかにこぼれている唾
液を、顔を寄せて舌でペロッとすくい取ると、
「くさっ。一体何日お風呂に入ってないのよ。」
思わずそう呟いた。すると目を閉じたままかすれ声でレーコが答える。
「・・・みっか・・・。」
「なんだ起きてたの。三日もお風呂に入らなくてよく生きてるわね。あんたほんとに女の
子?」
「・・・うるさい・・・。」
「しょうがない、あたしが入れてあげるから。はい、立って立って。」
「・・・今は寝かせて・・・。」
「だーめ。きれいにしないならあたし帰るからね。」
「・・・。」
返事がないのは承諾の意味と受け取って、起きあがらないレーコを背負って浴室へ向かう。

脱衣室でレーコの衣類を全部はぎ取ると、ついでに自分も衣類を脱いだ。
広くて採光のいい明るい浴室に入ると、まずバスタブに湯を入れ、その間に動こうとしな
いレーコをビーチマットに寝かせて、頭からつま先までくまなく洗ってやる。今日のよう
なことは今までに何度もあったので、いつの間にかビーチマットが浴室の常備品になって
いた。


洗い終わると、横たわったレーコを抱き上げてバスタブに入り、後ろから抱きかかえるよ
うに湯船に体を沈める。
「ふーっ、やれやれ。これじゃ腕に筋肉ついちゃうじゃない、どうしてくれんのよ全く。」
二人で入ってもゆったりと広いバスタブで独り言をつぶやくと、レーコがやっとしゃべっ
た。
「・・・その時はアイドルやめてプロレスラーにでもなれば?」
「何よ起きてたの?だったら少しは自分で動きなさい。あたしは介護士じゃないっつの。」
それには答えず、代わりに上半身をひねって後ろを向き、目を閉じてキスをせがんできた。
仕事明けで疲れている時のレーコは、いつもの女王様然とした態度から一変して、よくこ
うして甘えてた仕草をする。そんな風にされると悪い気がしなくて、つい甘やかしてしま
う。

左手をレーコの顔に添えて自分の方に向けさせ、求められるままに、最初は軽く唇が触れ
る程度に、それから唇で唇を挟んだり舌でなめたりしながら、次第に舌を口の中に差し込
んでいき口内をくまなくゆっくり、ねっとりと愛撫してやる。その間も右手は乳房を優し
く揉んだり、桃色の乳首を指の腹で撫でたり摘んだりしている。やがてその手は胸から腹
へとゆっくり移動して、下腹の茂みに到達した。


唇からほお、耳、首筋とキスの場所を移動しつつ、右手はすぐには敏感な部分には触れず、
まず太股の内側をゆっくり撫で、少しずつ足の付け根へ近づいていく。そして次第に息づ
かいの荒くなるレーコの反応をうかがいながら、焦らすように秘裂の外側を手のひら全体
で覆ってさすると、レーコはさらなる刺激を求めて、小さな声とともにもどかしげに腰を
くねらせてくる。

人差し指で包皮をめくるようにして、中指で小さな肉芽少し強めに擦ってやると、次第に
あえぎ声が高まってくる。
「あぁ・・・コロナ・・・、ああ・・・ん。」
そううめいたと思うと、体をのけぞらせ硬直させた。どうやら軽くいったようだ。ぐった
りと力を抜くと体をコロナに預けてきた。

レーコの息づかいが収まってきたころ、
「どう、気持ちよかった?」
と聞いてみたが返事がない。見ればまた眠ってしまったようだ。自分の名を呼び全てを預
けてくる、その無防備な様子に、クスッと忍び笑いを漏らすとともに、背中から優しく抱
きしめ、頭にそっとほおずりした。

はめられるようにして始まった関係だったはずなのに、いつの間にこんな気持ちになって
しまったんだろう。ふとそんな自分をいぶかしんだが、すぐに考えるのをやめた。ことの
経緯はどうでもいい。今はただこの暖かい湯船の中で、いつまでもこうして肌を合わせて
いたい。だが一方で疲れたレーコをベッドで休ませてやりたい。だから自分の気持ちにケ
リを付けて、仕方なく上がることにした。


お風呂から上がって三時間ほどたっただろうか。大振りのTシャツを着たレーコが寝室か
らリビングへやってきた。
「・・・お腹へった。」
「起き抜けの第一声がお腹へったって、色気ないわね。『糖潮』のマンゴープリン買って
きたんだけど食べる?」
「・・・それしかないの?」
「はぁ?いいのよ、いやなら別に食べなくても。」
「・・・食べる。」
「だったら最初から素直にそう言いなさい。」

コロナはキッチンへ行き、冷蔵庫からハート形の透明な器に入ったマンゴープリンを二つ
出して戻ってきた。その一つをスプーンといっしょに差し出すが、レーコは受け取ろうと
せずに一言。
「・・・食べさせて。」
「世話が焼けるわね。はい、あーん。」
プリンをすくったスプーンを口元に持っていっても、レーコは口を開かない。
「・・・口移しで。」
「な、何馬鹿なこと言ってんのよ。自分で食べなさい。」
赤面して抗うコロナを無視してレーコはねだる。
「・・・早く。」
どうやらレーコはいつもの調子が戻ってきたようだ。しかたない、ご主人様の仰せのまま
にしてやるか。


すくったまま宙に浮いているプリンを自分の口に入れると、レーコに近寄り口づけをする。
そして舌の上に載せたプリンを、唾液とともにレーコの口の中にそっと滑り込ませた。レ
ーコは舌を絡めてそれをつぶすと半分を飲み込み、半分をコロナの口中に押し戻す。上気
して桜色に染まったコロナの顔を見ながら、次を催促する。

先ほどと同じようにプリンを口に含んだコロナは、今度は自分の口の中で押しつぶしてか
らレーコの口へ運ぶ。レーコはそれを全部舌でからめ取り、口中で自分の唾液と混ぜ合わ
せた上で、半分をコロナの方へ返す。
そんな風に一つ目を食べ終わり、コロナが二つ目の容器を取ろうとすると、レーコはそれ
を取り上げて言った。
「・・・着てるもの全部脱いでソファに横になって。」
「何考えてんのよ。」
「いいから。」
何をされるのか何となく想像はついたが、口移しで気持ちが高ぶっていたので、言われる
ままに着ていたTシャツとショーツを脱ぎ、ソファに仰向けに横たわった。

レーコはプリンを容器からすくい取り、コロナの両胸の間に落とす。その冷たさにコロナ
は「あっ。」と小さく声を出した。
容器の中の半分くらいを胸の間に落とすと、レーコは両手でコロナの胸を揉みしだき、プ
リンをぐちゅぐちゅにすりつぶした。
「あ・・・、いや、気持ち悪い。」
「フフフッ。」


すりつぶされたプリンを、トーストにバターを塗る要領で、スプーンでコロナの両胸に塗
り広げていく。そして胸全体に塗り終わると、レーコは乳房の端の方からねっとりと舌を
はわせてきた。
ああ、あたしは今食べられているんだ。そう思うといつにも増して快感が押し寄せる。コ
ロナは耐えきれなくなり、目を閉じて右手を自分の秘所に伸ばし、既に充分潤っている裂
け目に人差し指と中指を滑り込ませた。

レーコはその様子を横目で見ながら、コロナの乳房をふもとから頂点に向かって丁寧にな
め、軽く歯を立てて食べるように噛み、味わい尽くすように吸った。
あぁ・・・ん・・・、くふ・・・ぅん、・・・んん・・・。
レーコに胸を攻められ、さらに自分の指による行為で、コロナは達しようとしていた。

「・・・いやらしいコね。」
胸のプリンを全て食べ尽くすと、レーコはいつもの薄笑いを浮かべて、右手を無心に動か
すコロナを見て言った。そしてもう少しでいくところで、コロナの右手を取り上げた。
「あ、・・・もう少しなのに。」
「だめよ、勝手にいっちゃ。」

一人遊びを中断させると足を閉じさせ、容器に半分残っていたプリンをコロナの足の付け
根の三角地帯に全て落とした。レーコのペットになって以来、コロナのそこはレーコの命
令によりツルツルに剃られている。
レーコはコロナのむき出しの股間に落としたマンゴープリンの固まりを指ですりつぶすと、
恥丘、陰唇、肉芽、さらには裂け目の中の柔肉に、まんべんなく塗り込んでいき、ついに
は中指と人差し指を膣口に差し込み、内部をプリンとあふれ出る愛液でぐちゃぐちゃにし
た。
「いや、やめてお願い。」
「・・・おとなしくなさい。」

両手で顔を覆って泣いて懇願するコロナを無視して、レーコの二本の指は容赦なくコロナ
の中をかき混ぜる。
内壁に充分に塗りつけたあと指を引き出すと、泣きじゃくるコロナの口へそれを差し込ん
でしゃぶらせた。そして下の口にしたのと同じように、口の中をもてあそんだ。


「どう、美味しい?」
レーコの問いかけに、涙を浮かべてコロナがうなずくと、
「・・・フフ、じゃあ私もいただこうかしら。」
レーコはコロナの腰の下にクッションを置いて、無毛の恥丘を突き出させ、両足を持ち上
げて大きく開き、オレンジ色にまみれた秘部に顔をうずめた。そしてピチャピチャと音を
立てて外側からなめ取っていく。舌が核心に近づくに連れて、コロナのあえぎ声も次第に
高まっていく。

やがてアナルの方に舌を伸ばすと、コロナは腰をくねらせてあらがった。
「や、やめて、そこは・・・汚い・・・。」
「汚い?ならきれいにしなくちゃね。」
「いやぁ、やめてよ、やめてったら・・・。」
コロナが泣いて拒否するのもかまわず、アナルを執拗になめ回す。レーコはコロナがいや
がるさまを楽しんでいるのだった。
その様子に満足したのか、レーコの舌はアナルから上方へと移動する。外側の柔らかい肉
を両手で押し広げると、レーコの口はチュウチュウと音を立てて、マンゴーと愛液のミッ
クスジュースを吸い始めた。
桃色の秘肉を全てなめつくしてコロナの味だけになってくると、最後に残ったマンゴーの
フレイバーを求めるように、膣口に舌を差し込んで内側をなめる。そして中指と人差し指
を差し込んでかぎ型に曲げ、さっきとは逆に中のプリンを愛液とともにクチュクチュとか
き出した。
「あぁ、あああ、・・・くぅ、い、く・・・ぅ・・・。」
まるで内臓をかき出すような強烈な刺激に耐えきれず、嗚咽を漏らしてコロナは達したの
だった。


レーコはその様子を満足げに眺め、引き抜いた指をペロッと一なめすると、涙でぐちゃぐ
ちゃになったコロナに言った。
「気持ちよかった?」
「馬鹿。・・・変態、意地悪。・・・大っ嫌い。」
本当はもっと気の利いた文句を言いたかったが、頭の中に霞がかかったようで、思考がま
とまらない。珍しく優しい微笑みをたたえるレーコには、悪びれる様子は全くなかった。
「ウフフッ。ごめんね。じゃあこれはお詫び・・・。」
そう言ってレーコは慈しむような優しいキスをした。
ああ、またこれでだまされるのか。頭ではそうわかっていても、ことが終わったの優しい
キスが好きなコロナは、いつもこれで許してしまう。そんな自分がおかしくて、唇を離す
とクスッと笑いを漏らしていた。


「落ち着いた?」
ソファに横たわるコロナの胸を優しく愛撫しながらレーコが尋ねると、コロナは小さくう
なずく。
「・・・なら今度は私を気持ちよくして。」
「・・・うん。」
「ベッドでね。」
レーコは立ち上がり、コロナの腕を引いて上体を起こさせた。
「さっ、立って。」
「だっこしてくれないの?」
「・・・腕に筋肉ついちゃうじゃない。」
レーコの勝手な言いぐさに苦笑しながら立ち上がり、コロナはレーコと手を繋いで寝室へ
向かった。


ベッドに腰掛けてキスをし、レーコのTシャツを脱がせると、コロナとレーコはそのまま
もつれるように倒れ込んだ。
まるで全身をすき間無く合わせるように、二人は両の腕と足を絡めて、互いの体を激しく
すりつけ合う。
汗ばんで匂い立つ少女達の香気は、二人の気持ちをさらなる高みへと導いてゆく。
「あぁ・・・ん、レーコ・・・。」
「・・・コロナ、んん・・・。」
唇を離す度に、荒い息とともにお互いの名を呼びあい、相手の存在を確かめ合った。
そうしているうち、コロナは自分の足にすりつけられるレーコの股間が、ショーツ越しに
も分かるほど濡れていることに気づいた。

「レーコ、あんた・・・。」
「・・・あなたをいかせた時、私も軽くいっちゃったの。」
驚くコロナの目の前には、照れ隠しにそっぽを向くレーコの横顔があった。
何があっても余裕の姿勢を崩さないレーコが初めて見せる、羞恥の表情。

『かわいい・・・。』
不意に愛おしさがこみ上げてきて、その情動のままにコロナは深い口づけをして、舌を絡
ませる。
レーコの上に位置を変え馬乗りになったコロナは、唇を離すとそのままほおから首筋、肩、
胸とくまなくキスの雨を降らせ、やがてそれは下腹部にたどり着いた。ショーツのサイド
に両手を滑り込ませて脱がせると、そこは愛液があふれて、アナルの方まで濡らしている。
「いや、恥ずかしい。・・・見ないで。」
そんなレーコにかまわず、自分がさっきされたように両足を開かせて、顔を寄せる。そし
てさっきされた事をそっくりそのまましてやった。


時間をかけてたっぷりと味わった後、はい上がってレーコに軽いキスをして、
「どう、お尻をなめられるのってどんな感じ?」
「・・・恥ずかしかった。」
「あたしの気持ちが分かった?」
「うん、ごめんね。」
「何よ、なんか調子狂うわね。・・・最後までいきたい?」
「コロナと一緒にいきたい。」
「うん、あたしも。」
今度は深くキスをすると、レーコの片足を持ち上げて自らの体をレーコの足の間に入れ、
二人の秘部をこすり合わせるように腰を動かし始めた。動く度に聞こえる、粘度を含んだ
クチュッ、クチュッという音は次第に大きくなっていき、それに合わせて二人の高ぶりも
終局へ向かっていく。
「ああ、レーコ・・・、レーコ!」
「コロナ、コロナァ!」
「「あ、ぅぅ・・・・んん。」」
少女達は淫靡なハーモニーをかなで、同時に達したのだった。

翌朝、カーテンのすき間から差し込む朝日と、スズメのさえずりに起こされたコロナは、
隣で小さな寝息を立てているレーコを見た。そしてこれまでのことをぼんやりと思い出し
ていた。

 初対面の時の、今時の女の子。
 普段の意地悪な女王様。
 無邪気に甘える無垢な少女。
 そして夕べのように恥じらう、素直なレーコ・・・。

「・・・どれがほんとのあんたなの?あたしのことどう思ってる?あたしはこんなにあんた
のこと・・・。」
そっとつぶやいてみるが、眠っているレーコには届かない。
気がつくとほおを一筋の涙がつたっていた。
やだ、何泣いてんだ、あたしったら。レーコの気持ちがどうだろうと、あたしはあたし。
それでいいじゃない。
そう思い直し、心を少し上向かせた。妙な気分はシャワーできれいに流してしまおうと、
静かにベッドを出ようとした。その時、背後から聞こえるか聞こえないかの小さな声がし
た。
「・・・コロナ、・・・好き・・・。」
驚いて振り返ると、レーコはかわらず眠ったままだった。
「寝言か・・・。」
それでも初めて聞くその言葉がうれしくて、レーコのほおにチュッとキスすると耳元で
そっとささやいた。
「あたしも好き、大好きよ。」
そしてコロナは浴室へ静かに歩いていった。

レーコが寝たふりをしていて、実はこの告白をしっかり聞いていたことをコロナが知らさ
れたのは、ずっと後のことだった。


END

 

最終更新:2007年04月21日 20:10
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。