「あ・・・あれ?」
乙橘学園寮内、いつも通り部屋で親友の来栖川姫子と雑談していた早乙女マコト・・・
しかし途中で意識がもうろうとなる、なんだろう?眠気かな?時刻はもう夜の9時だ
(なんだろう・・・この感じ、意識が・・・)
「あれ?どうしたのマコちゃん?」
「あ、姫子あの・・・っておい?な・・・・・・なにがおかしいの?」
意識がもうろうとし出したマコトを見て姫子は冷たく微笑んでいる
それと同時に姫子は制服を脱ぎ始めた、目の錯覚かと思ってしまう
「ひ・・・・・・姫子、どういうつもり?」
「ふふ・・・マコちゃん・・・夕飯にちょっと薬を入れておいたの・・・あ、軽い睡眠薬だから気にしないで・・・ね?」
!?私は耳を一瞬疑い驚愕した、いま・・・・・なんて・・・?
「姫子・・・・どういうこと?」
「だって私、マコちゃんより力弱いから、こうすれば・・・マコちゃん抵抗不可能でしょ・・・?私が・・・マコちゃんを抱いてあげるよ」
ああ・・・・・目がくらくらする・・・
「だってマコちゃんいつもキスを拒否してくるんだもん・・・分かるかな・・・?私、マコちゃんが好きなの・・・」
あれ・・・?姫子が近寄ってくる・・・え?下着姿・・・・・・?
「んっ!・・・・・」
気付いたときには姫子にキスされていた・・・・・・!
「な!?ちょ・・・・・やめて姫子・・・!」
一度は姫子を突き放すもの姫子に顎を掴まれ再び唇を塞がれた
「んんっ・・・・・・」
く・・・・・駄目、眠くて力が出ない・・・
なんで?姫子は力が弱くて非力な子なのに今日は強く感じる・・・
抱き付かれている姫子を押し返すことが出来ないでいた
姫子は無理矢理気味に唇を押し付けてくる
(姫子・・・あんたね・・・・も・・・・もう・・・だ、駄目・・・)
ついに・・・睡魔に襲われ我慢できなくなったマコトは眠ってしまった・・・
「マコちゃん・・・・・私ねマコちゃんが好きなの・・・はあ・・・こうでもしないと・・・」
ちゅ・・・ちゅる・・・・るる・・・
何度もマコトの唇を奪い満足した姫子は・・・マコトの・・・
乙橘学園制服を脱がし始めた
「マコちゃん・・・好きだよ」
マコトの制服を脱がしてしまった姫子は胸を揉み始める
「はあ・・・・柔らかいよマコちゃん」
うん・・・・せっかくの機会だもん、楽しまないとね
再びキスすると舌を入れる
ああ・・・・・・!女同士ってこんな感覚なんだね・・・
ちゃあ・・・ちゅる・・・・・・何度も舌を入れる
普通のキスを交互に行った
「はあ・・・・・・はあ・・・・はあ・・・・」
マコトの唇が姫子の液でべとべとになる・・・
それに満足した姫子は顔を上げるとマコトの胸に顔を埋め下着を払い乳首に唇を密集させる
「ああっ!い・・・・い・・・・・・いく・・・・・」
自然と胸から下半身に向いていく、そしてマコトの最後の下着・・・それを取ろうとしたときだった
「う・・・うーんと・・・」
マコトが静かに目を覚ます
そして自分の格好を見て驚愕した!
「ご・・・・・ごめんねマコちゃん、私どうかしてた・・・」
「いいよもう・・・・・・澄んだことだし」
涙を流しながら泣いている姫子を慰める
親友であるマコトを眠らせた上、無理矢理犯したことを悔いていた
「もう二度とあんなふざけたことはしないから」
パジャマに着替えたマコトと姫子は寝支度をする
「そっか・・・・・・そんなに私が好きか姫子」
「え・・・・・・?」
ベッドに向かっていた姫子を呼び止めマコトが発したのだった
「あ・・・・あの、私ほんとどうかしてたんだと思うの・・・・・・もうやんないから」
逃げるようにベッドに登ろうとした姫子の腕を強く掴んできた
「や・・・ま・・・マコちゃん?」
「そんなに・・・私とキスしたいのなら・・・存分にさせてやるよ姫子・・・・・・!!」
(そ・・・・・そんな、私最初はほんの冗談だったのに・・・!)
無理矢理振り向かせられた姫子はマコトにすかさず唇を強引に塞がれた
「ちょ!や、やだ!」
慌てて離れようと唇を少し離れた姫子を逃すまいと顔全体を右手で掴み強引に塞ぐ
「!?」
そのまま床に押し倒した、マコトのキスは容赦なく続く
姫子が少しの言葉も発せないほど唇を完全に塞いでいた
さらに両手両足で姫子の体全体を身動きできなくするためがっちり固めた
(あ・・・・ああ、私がマコちゃんを怒らせたから・・・)
その後姫子がマコトのキスから解放されたのは・・・なんと数十分後のことだったとさ・・・
つまり数十分の間、姫子は早乙女マコトに唇を塞がれ続けていたと・・・
早乙女マコトを怒らすと怖いということを自覚した姫子であった
その後姫子がマコトに逆らった機会はないということらしい
あと姫子がキス恐怖症に陥り千歌音ちゃんを困らせたことは言うまでもない
END