ソフト指しに関する規定


  1. ソフト指しとは将棋ソフトを使用し、その候補手を参照しながら対局することである。
  2. 本規定は、関西学生将棋連盟主催の個人戦、一軍戦、及びその他の棋戦がオンラインで行われた場合においてこれを適用する。
  3. ソフト指しの判定は、対局者からの調査依頼があった場合にのみ、あらかじめ全日本学生将棋連盟によって定められた基準に基づき理事会の合議によって行われる。なお、不正防止のため基準は非公開とする。
  4. ソフト指しの調査依頼可能期間は、当該対局が行われてから7日後までとする。ただし、ソフト指しの認定がなされた場合の救済措置の有無は、大会の進行状況に依存するものとする。原則として、調査対象者の次の対局が終了した時点より以降の依頼については救済をおこなわない(例:予選1回戦で疑義が生じた場合、予選2回戦終了時以降の依頼については救済をおこなわない)。救済措置の内容は、理事会がこれを判断する。
  5. ソフト指しの疑義を掛けられた者は、対局風景映像などの証拠提出がある場合、疑義に抗議をすることを認められる。
  6. ソフト指しの疑義を掛けられた者は、本連盟に対し、全日本学生将棋連盟への再調査の要請をおこなわせる権利を有する(地区理事による濫用の防止)。この場合、全日本学生将棋連盟による判断をもってソフト指しを認定する。
  7. ソフト指しが認定された場合、違反者は当該対局を失格処分となるだけでなく、本連盟が主催する大会への参加資格を永久的に失う。また、違反者の所属大学は本連盟主催大会への参加資格を一年間失う。
最終更新:2022年03月31日 17:10