江戸時代名君と言われた徳川吉宗ですが
実は大変な
独占価格主義者だったんですね
新田開発をやって米が取れ過ぎました
需要と供給の関係で米の値段が下がりました
幕府の力を強めるため大名には米以外の収入を認めていませんでした
しかし米の値段が下がると上がるように命令していました
これでは商売をしている人はたまったものではありません
それで出てきたのが裏技の先物価格です
V1= 本当の価格/ 吉宗の命令
吉宗の命令はとにかく米の値段をあげることしかありませんでしたので
このバロメーターは計算しやすいはずです
しかし問題なのはこの後
利息/ 本当の価格=V2
こちらは利息が絡んでるので簡単ではありません
そもそもこの問題は現在流で考えますと
Call 販売+Put 購入= 先物販売
これは先物が良い値段で売れて
これから
価格を下げる方に準備するという意味と
価格が下がり始めたんで慌てて行動開始した
どちらなのか判断しにくいです
それで勝手にバロメーターを組んでみました
D1= 利息/ 吉宗の命令
D2= 利息/ 本当の価格
D3=D1/D2
D4=V1
D3
この吉宗が命令することはわかりきってるので
想定がしやすいわけですよ
でも悪徳商人が出れば
利息も上がってくる可能性はあります
D5= 利息/ 買い戻しの際のオプション料
いずれにしても吉宗の命令から見れば
米の値段は下がっていく方向にあるのは明らかで
それを食い止めてくれるのは悪徳商人の利息しかなかったわけです
おかしな話利息は米の値下がりを止める手段になるわけでしょ
S*( 吉宗)-S*( 悪徳商人)
S*( 米の値段の 上昇)-S( このの値段の 値下がり)
これで最も難しいのは
利息の変動なんですね
最終更新:2020年01月06日 15:18