被害者なき犯罪とは昔よく刑法の論点として論じられました。
被害者なき犯罪について論ぜよ。
1 被害に被っていても、被害者が訴えないために
犯罪として認識されない。
2 加害者が社会的な
力を持っていたり、 組織的であったりするために訴えられない。
こうした犯罪を総括して被害者なき犯罪と言います。
被害者なき犯罪については、次の観点から論じられていました。
1 刑法の役割は民法と違い、
被害者が訴えないからといって放置してよいというものではない。
2 しかし、被害者が訴えないと客観的な被害が認定しにくいという問題があります。
これらの問題を解決する方法は、
今はなくなってしまいましたが
刑事政策という学問で論じられていました。
ではどんな犯罪が
被害者なき犯罪なのでしょうか。
1 高額不動産の購入者( 住宅ローンがらみ)
2 背信的な行為で、
融資を受けたもの
3 高い利息で借金を背負わせられなくなったもの。
そしてこれからの加害者がなかなか社会問題にされないんですね
こういうタイプの加害者に共通していると言えてることですけど、
1 犯罪の撲滅運動に携わっていたりすることがあります。
2 そればかりか。 犯罪の防止活動に携わってることもあるんですね。
最終更新:2020年02月15日 14:23