解剖
声帯を左右から支えている筋肉。甲状披裂筋。交錯筋、内筋、特に内側を声帯筋とも呼ばれる。
甲状軟骨に起始し後方の披裂軟骨に付着する。
迷走神経からの下喉頭神経に支配される。
筋繊維が交差するように走っていることからこのように呼ばれている。
収縮することにより雑巾をしぼったように硬く、内側にも弾力を増す。
側筋、横筋によって声帯を閉じ、この筋をさらに働かせることで完全に空気を遮断できる。
カラオケ板において
カラオケ板においてはさまざまな解釈をされてきた。
現在も天下統一はされていない。
以下に紹介するので読み手側で判断されたし。
場合によっては新説の提唱を高らかに宣言するのも面白いだろう(?)
a.鍛えるべき説
最後の閉鎖を担うのだから、歌においても閉鎖が足りない人は
この筋肉が足りないと考えられるので鍛えるべき。側筋や横筋は
普段の会話で閉鎖できていることからもすでに十分と考えられる、という説。
b.むしろ鍛えるべきでない説
この筋に力を入れようと意識することは喉の力みを生むので鍛えるべきでない。
息を止めるときや発声普段から使っているのだから、わざわざ鍛える意味がない。
閉鎖が足りない人は側筋や横筋が足りないからである、という説。
当該項目に関するノート
最終更新:2013年02月28日 03:55