神座万象シリーズに登場する存在。
星霊の1つ。
義者の主力
聖王領の守護星霊。
大陸サイズの白い鷲。
戦士に回数制限付きの加護を与える。
またウォフ・マナフを始めとした白の星霊が根付いた星には
黒側は生まれなくなる。
存在についての詳細
形容
星霊とは読んで字のごとく、星の魂たる特殊な生命体のことを指す。いわば天体の擬人
化や擬獣化なので、その力は凄まじい。ウォフ・マナフの正体は、大陸ほどの大きさを誇
る純白の鷲だという。
聖王領の主
- 善教を広め善の総本山たる聖王領の星霊
- 親和性の高い有翼種への加護
- 聖王領内の有翼種はウォフ・マナフの影響を受けて眠りながらも飛行を続けることが可能となる。
スィリオスの初手により意識を奪われたためではなかった。事実として彼らは皆、地
面に激突する前から絶命している。ある種の鳥は眠りながらも飛行を続けることが可能で、
ウォフ・マナフと親和性が強い有翼種は例外なくその特性を持っていたのに──
戦闘能力
霊視力
星霊ウォフ・マナフが持つ千里どころか那由他を見通す神眼によって、今現在における
宇宙情勢を観測できる装置だった。さすがに完全な天象とまではいかないものの、我々に
とって絶対の敵を見逃すことだけはない。
義者同士の連関
「私とウォフ・マナフが同種の力を持っているのは前にも話したと思いますが、ご存知の
通り、守護星霊は休眠状態です。よって任務中の戦士とスィリオス様の連絡は一方通行とな
り、こちらからのコンタクトは取れません」
放逐
白銀の羽撃きが起こす霊風は、星の義者に一切の影響を与えぬまま異物だけを打ちの
めす。それはもちろん二体の特級魔将であり、極限の先頭に没頭していた彼らは完全な形
で不意を衝かれた。
星霊加護について
戦士に与える加護
- 権能の一部を戦士に与える
- 加護の力は羽として与えられた者の肉体のどこかに表れ、羽の枚数だけ加護を使用できる。
- 使えば一日中は持続するが派手に動いたり被弾すれば効果時間を削られるため一度の戦闘で消耗が激しい。
- 消耗した分は聖王領に戻ることで時間経過と共に自動的に補充される。
- 実力や武功に合わせて与えられる羽の枚数が決まり、五枚が平均値となっている。
我々聖王領の戦士たちは、個々の実力や武功にあわせてウォフ・マナフの羽を授けられ
ていた。身体の何処かに翼の印が刻まれており、羽の枚数ぶんほど星霊の力を行使できる。
- 霊的な繋がりを通じて生死や消耗を把握できる
- 把握した情報から戦士たちに次の指示を出す。
- 個々の能力次第で霊的な繋がりを利用した念話や加護の効果範囲拡大も可能。
「聖王領が把握できるのは戦士の生死と羽の消費量くらいとなり、生きているなら状況次
第で追加の指示を下されます。具体的には帰還命令、転戦命令──」
使用者との関連性
スィリオスの場合
- 弱体化した星霊を喰らい、その座を奪った
- ウォフ・マナフの与えた星霊加護を自在に打ち消せる。
元ネタ
ウォフ・マナフ(アヴェスター語:Vohu Manah)、
ワフマン(パフラヴィー語:Vahman)、
バフマン(現代ペルシア語:Bahman)
ゾロアスター教に登場する神性。善神アムシャ・スプンタの一柱。地位は最高神アフラ・マズダーについで高い。
名前は「善思」を意味し、善悪の分別を司る。天国は「ウォフ・マナフの住居」とも称されるときがある。
人間の善行と悪行を記録し、裁きを下す裁きの神でありチンワト橋を渡ってきた人間を天国で最初に出迎える存在とされる。
対となる悪神はアカ・マナフ。
伝説では教えを象徴する枝を手にしてダーイテー河の畔でザラスシュトラの前に現れ、アフラ・マズダーのもとへ連れて行った。
中世以降の神学では、動物、特に家畜の守護神とされた。
関連項目
善思なる白翼の種族分類。
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最終更新:2023年02月04日 03:59