概要

稚内から日露国境に至る路線。
樺太を縦断する線形である、稚内から落合の間が電化されている。
非電化区間では旧京東電気鉄道公社時代に本線を走っていた、気動車がたくさん在籍している。

路線データ

路線名 樺太本線
ラインカラー
運営事業者名 樺太高速鉄道
区間 稚内-半田国境
路線距離 592.2km
軌間 1,067mm
駅数
複線区間 宗谷-七江 留多加-落合
電化区間 稚内-落合
電気方式 直流1500V(架空線式)
閉塞方式 車内閉塞方式(移動閉塞方式)
営業係数(2012年度下半期)
保安装置 ATS-GX
運転指令所
営業最高速度 160km/h(稚内-敷香)
130km/h(敷香-半田国境)

運用車両

  • KFR1000系
自社製造の通勤型車両。主に樺太高速鉄道管内の電化区間で運用されている。
  • KFR4100系
自社製造の特急型車両。京東鉄道から貸与していた683系を置き換えた。
  • キハ81系
  • キハ35形
  • キハ20系

駅一覧

駅名 読み キロ程 乗換 備考
稚内駅 わっかない 0.0 みちのく鉄道稚内本線
南稚内駅 みなみわっかない 2.7 みちのく鉄道稚内本線
こまどり(信) こまどり みちのく鉄道稚内本線との分岐点
宇遠内駅 うえんない 4.8
声問駅 こえとい 9.8
稚内空港駅 わっかないくうこう 14.8
川尻駅 かわじり
富磯駅 とみいそ
宗谷駅 そうや
宗谷岬駅 そうやみさき
宗谷岬トンネル
西能登呂駅 にしのとっぷ
七江駅 しちえ
知志谷駅 ちしたに
内砂駅 うちすな
泥川駅 どろかわ
古江駅 ふるえ
池月浜駅 いけつきはま
留多加駅 るたか 新豊原空港線
小里駅 こさと
中沢駅 なかさわ
並川駅 なみかわ
豊原駅 とよはら 202.3 大泊線
北豊原駅 きたとよはら
豊北駅 とよきた
小沼駅 こぬま 豊真線川上線
樺太富岡駅 からふととみおか
深雪駅 ふかゆき
大谷駅 おおたに 234.5
小谷駅 こたに
落合駅 おちあい 栄浜支線
新栄浜駅 しんさかえはま
樺太白浜駅 からふとしらはま
小田寒駅 おださむ
真苫駅 まとま
保呂駅 ほろ
白浦駅 しろうら
真縫駅 まぬい
近幌駅 ちかほろ
白石沢駅 しらいしさわ
馬群潭駅 まぐんたん
元泊駅 もとどまり
樫保駅 かしほ
東禮文駅 ひがしれぶん
遠古丹駅 えんこたん
知取駅 ちとり
柵丹駅 さくたん
大鵜取駅 おおうとり
茂受駅 もうけ
新問駅 にいとい
泊岸駅 とまりきし
床佐駅 とこさ
敷香駅 しくか 491.0
中敷香駅 なかしくか
江須駅 えす
上敷香駅 かみしくか
大木駅 おおき
初問駅 はつとい
保恵駅 ほえ
千輪駅 ちわ
亜屯駅 あとん
気屯駅 けとん
古屯駅 ことん 575.1
亜男駅 あなん
樺太半田駅 からふとはんだ 590.4
半田国境駅 はんだこっきょう 592.2
日露国境 一部列車はアレクサンドロフスク=サハリンスキー・ノグリキ方面に乗り入れ

栄浜支線

駅名 読み 乗換 備考
落合駅 おちあい 本線
栄浜駅 さかえはま

運行形態

稚内-留多加間

普通が1時間に2本(内1本は豊原行き)、快速が1時間に1本で運行する。

留多加-落合間

普通が1時間に6本(ラッシュ時は1時間に10本)、快速(大泊線乗り入れ)が1時間に2本(ラッシュ時は1時間に4本)で運行する。

落合-敷香間

1時間に1本の間隔で運行する。内、3時間に1本は豊原に乗り入れる。

敷香-樺太半田間

1日に6本運行する。

特急列車

特急「からふと」

使用車両はキハ81系
停車駅は豊原・小沼・落合・白浦・元泊・敷香・古屯(・樺太半田)

寝台特急「えぞ」

使用車両はEF510(豊原まで)・DD51(豊原から)+24・25形
青森~古屯・樺太半田を結ぶ寝台特急。

寝台特急「まみや(Мамия)/ タタール(Татарский)」

使用車両はDD51(半田国境まで)・ТГ16形(露)(半田国境から)+KFR27系5000番台
ロシア領サハリン(北樺太)に向かう国際列車。
運行区間は豊原-アレクサンドロフスク=サハリンスキー・ノグリキ
運行開始当初は週3日で1往復での運行だった。2014年3月のダイヤ改正にて1往復は維持するものの、毎日運行するようになった。
列車名はアレクサンドロフスク=サハリンスキー・ノグリキ方面が「タタール(Татарский)」、豊原方面が「まみや(Мамия)」である。
最終更新:2014年06月30日 18:43