大嫌いだと言っていないと
どうにかなってしまいそう
最後の一線守るために
そう繕うそれが精一杯
まるで気が合わない真逆のきみ
くたびれるたびサイアクだって
わかってる頭に付いてこない鼓動
うるさいまんまで
最後まで変われなかったから
最後まで変わらなかった
同じ季節が一周する
ぼくを取り残して回ってる
暑い陽射しに寄り添う影ふたつ
そんなふうにぼくは
できない
言葉には 口にさえ出せないのに
この内側がヤケドする
調子外れで笑い飛ばせないなんて
どうかしてるとわかってるよ
きみが笑うと嬉しくて
なのにどこか粉々になって散っていく
ただの思い出と同じように仕舞えないでまた
ひとり冷えた汗が乾く
些細なことが引っかかってる
引っかき回されて疲れてもしもの話で見上げるその先に
ぼくが並んでいても
狭すぎる町の中で
届いてしまいそうな近くであの星は掴めないんだ
初めからそんなこと
知ってるさ
言わないよ飲み込んで閉じこめたら
このままなにも壊れない
得意なほうだうまくできるはずだから
気にもとめない振りを続けて
どうしたのってきみだけが気付いてしまう
らしくないなんてぼくを見る
誰のせいだと ああ敵わない
零れそうな痛みぎゅっと握りしめた
できない
言葉には 口にさえ出せないのに
目と目が遭うとヤケドする
わからないんだ初めてなんだ
ニガくて甘くて苦しくてただ
突然捕まったぼくの肩振り向いたら
相変わらずなきみがいる
過ぎた時間が薄れさせてくれると
懸けた期待が巻き戻ってく
待ちくたびれた勇気は頼りなくて
ほんの少しが言えなくて
立ち止まってる影ふたりきり
暑い長い陽に揺らめいて伸びていく
遠回りして置いてきたつもりの秘密は今に捨い上げられて
偶然なんかじゃないよと微笑んで
重なる手に思わず息を飲む
最終更新:2024年05月16日 02:12