星になった日
僕は何を望んでいる その綺麗な両手で
瞼の裏の世界 鮮やかな夜の匂い
降り止まない雨が 僕に投げかけてる
その道には何が 広がってるのかと
朝は誰を待ってる 優しい風が吹く
涙は枯れ果ててて 夜空を想ってた
焼き焦がれる街に もし戻ったときに
僕に何が出来る 僕は何も出来ない
傷は誰を癒している 作られたと知りながら
遠くの叫び声は どこかで聞いた声で
もしも神がいるなら 何故に僕らは生きている
この世界にまだ神は 希望を持っているのだ
降り止まない雨が 僕に投げかけてる
僕は雨に答える 「未来があるのさ」と
焼き焦がれる街を 二度と見ないように
祈り続けるのさ 歩き続けるのさ
星になったことは もう戻らないけど
いつか世界と 星が手を繋ぎ笑えたら
誰の目にも見えている 七色の未来が
最終更新:2012年08月06日 22:16