328: 名無しさん(ザコ) :2013/11/06(水) 23:22:16 ID:6cHhyp/g0

メタルヒーロー末期の名作、重甲ビーファイターの主人公。
敵のボスを倒した後、自分の分身クローンとの一騎打ちで番組を
締めたのは今でも語り草の大一番。

カブトムシ型のパワードスーツ駆るパワーファイターで、
1300という高い装甲に物を言わせて切り込む接近戦術が得意…と思ったあなた、
この人の場合、そうは問屋が卸さない。

実はこの方、ぱっと見の武器性能からは想像もつかないが、
パイロットがバリバリの射撃型なのだ。

まず基礎能力は移動力3のスーパー系。
しかし、パイロットが鉄壁を持たず、
ひらめき便りのボスキラータイプ。

命中回避も359/358(354/353)とどこぞの勇者並で、
非常に必中への依存性が高くなってしまっている。
武器命中もやたら-10から+0までの間が多いので、
そちらでのフォローは全く期待できない。

次に武装面。
まず大前提として、気力が110(105)以上なければまともな近接攻撃が不可能な
非常に気力依存の高い設計になっている。

格闘は140以上あるため、決して苦手というわけではないが、
上位武装の燃費が比較的悪いのに、
射撃は気力130で解禁されるビートイングラムのみ。
さらに原作的に解禁は中盤以降という体たらく。

必然的に通常武装は弾数のインプットマグナムとパルスラッシュに頼るが、
これがまた弾数共通の上パルスラッシュは2発分使うと弾切れが早く射程も短い。

ついでに、ブルービートの所持する武器の中ではこれが唯一の通常射撃武器かつ
気力不要で使えるパルセイバー以外の唯一の武器。
使い切ると気力130まで一切の遠距離攻撃手段を失ってしまう。

とまあ、上で散々こき下ろしたが攻撃面は非常に充実しており、
特に気力105より使用可能な「スティンガードリル」は1700/15と破格の性能。
上は一気に気力120の「ビートルブレイク」になり、
2000/50と若干重めながら威力相応の燃費になるが、決して弱くはない。
そして最強武器であるビートイングラムは、2400/90と破格の破壊力を持つ。

また、気力130から強化形態の「スーパーブルービート」に進化することが可能。
耐久力が少し上昇し、運動性が低下する反面エネルギーが大幅上昇。
追加される必殺技、「Sファイナルブロー」はまさかの3000/140というロボ基準
の間違いじゃないかと言いたくなるような武装が追加。


以上の特性から、間違いなく強いユニットであるのは間違いない。
…間違いないのだが、非常に取り回しが悪い。
まず、遠距離攻撃を得意とするパイロットの能力を活かす射程の長い武器がなく、
移動力3のためとにかく前に進まなければ戦場に追いつけない。

漸く追いついても、気力が105以上なければ主力となる近接武器が使えないため、
開幕気合の使用がほぼ前提となってしまう事もザラ。
前述の必中依存度の高さと合わせ、SP配分には常に頭を悩ませるハメになる。

じゃあその近距離武器を振りかざして切り込めば、と思っても
中途半端な防御力と絶望的な回避力で、相手の火力が高くなってくると
踏み込みすぎるとサンドバッグにしかならない事も多々。

そして漸く気力が溜まっても、エネルギーか射程が足りない…!
なんてことは本当によくあり得る現象。
それを避けるため、まずは移動力強化アイテム
次いで命中強化アイテムがあれば大分安定する。

余裕があったらエネルギー、耐久力を強化してやると使い勝手は跳ね上がる。
本当に「強いのに色んな所が抜けてて使いづらい」というユニットなので、
採用する場合は最初からマップでの動き方を見定めて使おう。
そうじゃないと、戦場で右往左往するまま撃破される情けない格好を晒しかねない。

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最終更新:2020年10月12日 10:31