803: 名無しさん(ザコ) :2017/11/22(水) 17:13:32 ID:qczTDjs60
3作目にしてザールブルクシリーズの最後を飾る「始まりの錬金術師」
開祖たる伝説の錬金術師だけあって3部作中最強の主人公…といいたいところだが、
実はマリーの完全上位互換というわけではない。
パイロット性能とユニット基本性能で考えるとほぼマリーと互角。ただ、こっちは移動力4なのが大きい。
一方で
アイテム数3のマリーに対しアイテム数2なので、強化アイテムも含めると後れを取る可能性も。
SPの比較では、回復SPが愛というのがマリーの友情と比較してマイナス点。むしろそのSPは激励に使いたい。
武装比較ではどうかというと、初手から使える必殺や技の性能はほぼ互角。2Pのフラム(爆弾)系は移動力の
高さもあってマリーより便利。マップ兵器2つはなかなか強いが、M全(大地のラプソディー)のほうは
生存性があまり高くないリリーではちょっと活用しにくい。
また、マリーのチート技たる時の石版に相当する縛りの切り札がない。
アビリティでは、基本の常備薬が1500×4。マリーが1000×6なので互角。燃費効率では上回る。
2番目のフェニックス気化薬が2マスのM全で2500回復。これが2回使えるので要所でガッツリ回復できてすごく便利。
最後の切り札ペンデルがレベル30という制限つきだが、HP5000、EN250とほとんどのユニットを満タンにできる。
しかもこれも2回使える。やばい。マリーはどう考えても完敗。
以上をふまえて運用法を考えると、最強状態でスタメンはほぼ確定の高性能ユニットだが、
派手な立ち回りよりは、攻撃にしろ回復にしろ、要所をキッチリ押さえるような手堅い運用を求められるというのが結論。
下手な人が使うと雑魚にあっさり殺されたり、肝心な所でENやアイテム切れを起こすとか、
逆に腰が退けた運用で活用しきれなかったりする。
補足:
運用上の最大の悲劇は切り札たる回復アビリティがEN不足で使えなくなることなので、そこのところご用心。
フェニックス気化薬とベンデルを2回ずつ使用するために必要なENは120である。ターンごとに5回復する点も含めて、
そこらへんの計算はきちんとしておこう。
最終更新:2020年10月14日 10:46