800 :名無しさん(ザコ):2013/09/23(月) 21:10:02 ID:YAw5ayn.0
   スペースマイケル(スペースチャンネル5)
   
   セガらしさ溢れる時代を先取りし過ぎた感のあるドリキャスで出た音ゲー、
   スペースチャンネル5およびパート2の登場人物……と言うのが外形的な説明だが、
   このキャラクターが色んな意味で規格外なのは、設定上も500年の時を超えて生き続けるマイケルジャクソン本人、
   声を当てててるのもアクションの元データも本人、ゲーム中での表記もスペースマイケル(本人)、
   更に極め付きはゲームへの登場自体が現実のマイケルジャクソン本人の強い希望によるものと言う本人尽くしっぷりである。
   
   扱い的には1では(出演が決まったのがマスターアップ直前だった為)終盤のちょい役だが
   パート2では主人公の上司で師匠系相当、準主役級の位置づけである。
   
   データ的にはパイロット側は貫禄の技量200と、初期から最大のLv8に達する踊り(=分身)、
   魅惑と鼓舞の消費3割減の特殊能力スーパースターが兎に角目立つ。地味に回避162も破格であり、
   ユニット側の運動性100とあわせて回避合計は422+分身Lv8と主役級でもまずいないような圧倒的な能力を誇る。
   武装も無消費1400のムーンウォークに射程3で1400/10のシャウト消費30で1700の2Pのポゥ!と
   それぞれ使いやすい武装が揃ってはいるものの、自己強化に使用できる所持SPが微妙と評判の機先と直撃くらいで
   ダメージアップSPを一切持たないため、雑魚の攻撃でも被命中を0にすることはほぼ出来ず、
   対ボス戦も分身に期待しての削りしか出来ないのが欠点となる。
   
   ただし、見方を変えれば自己強化にSPをさかずに十分戦え、サポートSPに全部つぎ込んでも余り困らないので
   愛や安くなった鼓舞、その技量から殆どのボスにも確定で効く魅惑などを積極的に使っていきたい。
   破格の能力を持ちながら支援メインに動き、ボス戦闘等の見せ場は主人公に譲るあたり、正しく師匠系のデータであろう。
   
   SP幸運も持つため資金稼ぎをさせる事も出来るが、スーパースターらしく修理費が20000と
   どこぞの人型決戦兵器やら金ぴかには及ばぬものの、恐らく等身の味方前提データとしては最大級であり、
   万一落とされた場合のダメージが非常に痛いのであまり無理はさせない方が良いだろう。
   
   ……と、ここまで色々述べてきたが、このキャラクターのデータで一番のポイントはそんな所よりも
   pilot_message.txt であると断言して良いと思う。まだ見た事が無い人が居たら是非見て貰いたいものである。
   
   やや反則気味だが作中のセリフよりも、"本人"の現実世界での発言から取られたそれは、正に名セリフの宝庫。
   これならSPに愛や鼓舞を持つのも当然と納得できるものがあるのではないだろうか。

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最終更新:2015年06月19日 22:25