<目次>

(とある)左派革新コミュニティで面白いのをみた。
まず、その論を説明する。

要するに、左翼右翼のものの観方の違いであり、実は右翼の線対称上には左翼はおらず、また左翼の線対称上にも右翼はいない、という論である。


■1.左翼の観点



富強
--------(階級・個性の差別)
貧弱 ← 左翼=味方する


要するに、左翼はモノの強い弱いで差別し、貧弱な方の肩を持つ。

左翼から見れば、強いものの肩を持つのが右翼である、しかし


■2.右翼の観点



   |
 外 | 内 ← 右翼=味方する
   |
(内外の区別)


対して右翼は物の内外で見分ける。
内外とは、自分の家族。
自分の国を内とするなら、他人・外国を外として区別し、右翼は内である自国や家族の肩をもつ。

また右翼から見れば外である他国の肩を持つのが左翼である。

しかし、先ほど挙げたように、左翼は内外を基準とせず、物の富強をものさしにしているのである。
同じように右翼も富強をものさしとせず、内外を基準にしているため、両者が両者を誤解して認識している事になるのである。


■3.真ん中図解の解説



この図は右翼と左翼を図解したそれぞれの図を合成し、さらに思想的偏向による区分けを取り込んだ図である。
図の左右が内外の別を表し、上下が貧富強弱の差を表す。
そして身内側に与するのが右翼であり、貧弱側に与するのが左翼である。
このように左右両翼には交わる所(図左下部分)があるというのが元々の図の意図であったが、これに偏りの区分を付け加えることで、今度は外翼(図左上)以外のいわゆる「極左・極右」を含めた「反日」を表記する図に改変された。

図の詳細としては「左右を分ける線」、「上下を分ける線」の交点を中心に、それぞれの線上に垂直になるように「極端か否かの区分線」を引き、極端な思想が外側になるようにしている。

方眼になっている部分の色分けは三色でしているが灰色が反日、青色が濃いほうが真ん中に近いという事で、「図右上内側」「図左下内側」も真ん中派といってよいと思う。

最終更新:2019年11月30日 19:14