簡易背景素材制作法【ドット】

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#right(){&b(){著者:06期生 辻井 剛 ――――}} *&b(){はじめに} これら簡易背景素材制作法は、あくまでも「手抜き制作法」の一種であり、 画力の向上に繋がるものではない。 純粋な画力向上を求める者は、この項に頼ってはならない。 あくまで、応用の一部として、または、どうしても背景作成に 時間を取れない時などに利用する事を心掛けてほしい。  なお、ここでの説明は、フォトショップの 基本操作がわかっている事を前提に話を進めている。 *&b(){1.ドット背景制作}  この項では基本、フォトショップを使用して話を進める。 まずはレイヤーを用意し、画面を黒で塗りつぶす。 &color(red){(別に何色でも構わないが、この後の作業の事を考えて、黒にさせてもらう)} その後、&b(){「フィルタ」→「ノイズ」→「ノイズを加える」} にて、まずはノイズ背景を作る。 量は50~100%前後。分布方法は自由。 グレースケールノイズのチェックは外すこと。 #image(noize01.jpg) 続いて、&b(){「フィルタ」→「ピクセレート」→「点描」}で、ばらついたドット背景を作る。 &color(red){(ドットの大きさは随時調整)} &color(red){(この時、背景色として選択した色で、ドットの間が塗りつぶされる)} #image(noize02.jpg) これで、ドット背景の完成である。 色合いの調整や、&b(){スクリーン合成}などで使用するのもよいだろう。 >&b(){スクリーン合成:} >レイヤーの欄の上部にある&b(){「通常」}と書かれているバー >のメニューより選択。明るい色のみを合成させることができる。 >逆に、暗い色のみを合成させたい場合は&b(){「乗算」}を使う また、ドット背景に&b(){「フィルタ」→「ピクセレート」→「モザイク」} をかける事で、デジタルちっくな背景も作れる。 &color(red){(基本的に色合いが悪くなってしまうので、色調補正で調整)} #image(noizu09.jpg) *&b(){2.応用(星空)}  上記の素材を応用して星空を作る。 まずは、1を行い、ドット背景を作る。(ドットの大きさは小さめに) &color(red){(点猫処理をする際に、背景は黒にする事)} #image(noize03.jpg) その後、&b(){「イメージ」→「色調補正」→「2階調化」} で、245~255くらいの値を設定し、少量の白ドット素材を作る。 #image(noize04.jpg) 続いて、&b(){「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」} で、小さめ設定し、軽めにぼかす。(点が消えない程度に) #image(noize05.jpg) あとは、レイヤーを手前に置き、合成方法で&b(){「スクリーン」}を選び、完成。 ドットの大きさの違う星空を何種類か作り、重ねてみると、もっとそれらしくなる。 #image(noize06.jpg)  さらに、レイヤーにマスクを作り、&color(red){(赤矢印 参照)} &b(){「フィルタ」→「描画」→「雲模様1」}でもや状にマスクをかければ&color(red){(赤丸参照)} 透明度にばらつきを持たせる事ができる。 |&image(noizu07.jpg)|&image(noizu08.jpg)| もやマスクの調整は&b(){「イメージ」→「色調補正」→「明るさ・コントラスト」} にて。 自信があれば、手塗りでマスクを塗っても構わない。 >&b(){レイヤーマスク:} >画像に部分的に透明度調整を行う。 >黒いほど不透明度が0%に近付き、白いほど不透明度が100%に近付く *&b(){3.応用(キラキラ星)}  上記の素材を応用してキラキラ星を作る。 まずは、2を途中まで行い、星背景を作る。(ドットの大きさは小さめに) そして、このレイヤーをコピーして、同じ絵を3枚作る。 >&b(){レイヤーをコピー:} >レイヤーを「レイヤー新規作成」ボタンにドラッグ&ドロップでコピーできる #image(noizu10.jpg) 1枚目のレイヤーには、&b(){「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(移動)」} で、&b(){縦方向}にぼかし。 #image(noizu11.jpg) 2枚目のレイヤーには、&b(){「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(移動)」} で、&b(){横方向}にぼかし。 (横より縦の方の長さを長くした方が、なお良い。) #image(noizu12.jpg) 3枚目のレイヤーには、&b(){「フィルタ」→「ぼかし」→ぼかし(ガウス)} で、軽めにぼかし。 #image(noizu13.jpg) この3つを&b(){スクリーン合成}すれば、完成。 &color(red){(縦線横線は、可能な限り細くする事。太くすると不格好になる)} #image(noizu14.jpg) 真ん中ののドットを大きくしたい場合は、 周りの黒部分を自動選択し、&b(){「選択範囲」→「選択範囲を反転」}  で白ドット全部選んだ後、&b(){「選択範囲」→「選択範囲を変更」→「拡張」} で範囲を広くし、白く塗りつぶせばOK。 #image(noizu15.jpg) 真ん中の点はこの処理をした方が使いやすい。 &color(red){(最初からドットを大きくすると、細い縦横線を作るのが難しくなる)} &b(){あとはとにかく自分でいじる事。} &b(){いじってみれば、思いもよらないエフェクト効果が、得られるかもしれない。} #comment
#right(){&b(){著者:06期生 辻井 剛 ――――}} *&b(){はじめに} これら簡易背景素材制作法は、あくまでも「手抜き制作法」の一種であり、 画力の向上に繋がるものではない。 純粋な画力向上を求める者は、この項に頼ってはならない。 あくまで、応用の一部として、または、どうしても背景作成に 時間を取れない時などに利用する事を心掛けてほしい。  なお、ここでの説明は、フォトショップの 基本操作がわかっている事を前提に話を進めている。 *&b(){1.ドット背景制作}  この項では基本、フォトショップを使用して話を進める。 まずはレイヤーを用意し、画面を黒で塗りつぶす。 &color(red){(別に何色でも構わないが、この後の作業の事を考えて、黒にさせてもらう)} その後、&b(){「フィルタ」→「ノイズ」→「ノイズを加える」} にて、まずはノイズ背景を作る。 量は50~100%前後。分布方法は自由。 グレースケールノイズのチェックは外すこと。 #image(noize01.jpg) 続いて、&b(){「フィルタ」→「ピクセレート」→「点描」}で、ばらついたドット背景を作る。 &color(red){(ドットの大きさは随時調整)} &color(red){(この時、背景色として選択した色で、ドットの間が塗りつぶされる)} #image(noize02.jpg) これで、ドット背景の完成である。 色合いの調整や、&b(){スクリーン合成}などで使用するのもよいだろう。 >&b(){スクリーン合成:} >レイヤーの欄の上部にある&b(){「通常」}と書かれているバー >のメニューより選択。明るい色のみを合成させることができる。 >逆に、暗い色のみを合成させたい場合は&b(){「乗算」}を使う また、ドット背景に&b(){「フィルタ」→「ピクセレート」→「モザイク」} をかける事で、デジタルちっくな背景も作れる。 &color(red){(基本的に色合いが悪くなってしまうので、色調補正で調整)} #image(noizu09.jpg) *&b(){2.応用(星空)}  上記の素材を応用して星空を作る。 まずは、1を行い、ドット背景を作る。(ドットの大きさは小さめに) &color(red){(点猫処理をする際に、背景は黒にする事)} #image(noize03.jpg) その後、&b(){「イメージ」→「色調補正」→「2階調化」} で、245~255くらいの値を設定し、少量の白ドット素材を作る。 #image(noize04.jpg) 続いて、&b(){「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」} で、小さめ設定し、軽めにぼかす。(点が消えない程度に) #image(noize05.jpg) あとは、レイヤーを手前に置き、合成方法で&b(){「スクリーン」}を選び、完成。 ドットの大きさの違う星空を何種類か作り、重ねてみると、もっとそれらしくなる。 #image(noize06.jpg)  さらに、レイヤーにマスクを作り、&color(red){(赤矢印 参照)} &b(){「フィルタ」→「描画」→「雲模様1」}でもや状にマスクをかければ&color(red){(赤丸参照)} 透明度にばらつきを持たせる事ができる。 |&image(noizu07.jpg)|&image(noizu08.jpg)| もやマスクの調整は&b(){「イメージ」→「色調補正」→「明るさ・コントラスト」} にて。 自信があれば、手塗りでマスクを塗っても構わない。 >&b(){レイヤーマスク:} >画像に部分的に透明度調整を行う。 >黒いほど不透明度が0%に近付き、白いほど不透明度が100%に近付く *&b(){3.応用(キラキラ星)}  上記の素材を応用してキラキラ星を作る。 まずは、2を途中まで行い、星背景を作る。(ドットの大きさは小さめに) そして、このレイヤーをコピーして、同じ絵を3枚作る。 >&b(){レイヤーをコピー:} >レイヤーを「レイヤー新規作成」ボタンにドラッグ&ドロップでコピーできる #image(noizu10.jpg) 1枚目のレイヤーには、&b(){「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(移動)」} で、&b(){縦方向}にぼかし。 #image(noizu11.jpg) 2枚目のレイヤーには、&b(){「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(移動)」} で、&b(){横方向}にぼかし。 (横より縦の方の長さを長くした方が、なお良い。) #image(noizu12.jpg) 3枚目のレイヤーには、&b(){「フィルタ」→「ぼかし」→ぼかし(ガウス)} で、軽めにぼかし。 #image(noizu13.jpg) この3つを&b(){スクリーン合成}すれば、完成。 &color(red){(縦線横線は、可能な限り細くする事。太くすると不格好になる)} #image(noizu14.jpg) 真ん中のドットを大きくしたい場合は、 周りの黒部分を自動選択し、&b(){「選択範囲」→「選択範囲を反転」}  で白ドット全部選んだ後、&b(){「選択範囲」→「選択範囲を変更」→「拡張」} で範囲を広くし、白く塗りつぶし、再びぼかしをかければOK。 #image(noizu15.jpg) 真ん中の点はこの処理をした方が使いやすい。 &color(red){(最初からドットを大きくすると、細い縦横線を作るのが難しくなる)} &b(){あとはとにかく自分でいじる事。} &b(){いじってみれば、思いもよらないエフェクト効果が、得られるかもしれない。} #comment

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