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簡易背景素材制作法【ドット】 - (2009/11/03 (火) 00:03:52) の1つ前との変更点
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#right(){&b(){著者:06期生 辻井 剛 ――――}}
*&b(){はじめに}
これら簡易背景素材制作法は、あくまでも「手抜き制作法」の一種であり、
画力の向上に繋がるものではない。
純粋な画力向上を求める者は、この項に頼ってはならない。
あくまで、応用の一部として、または、どうしても背景作成に
時間を取れない時などに利用する事を心掛けてほしい。
なお、ここでの説明は、フォトショップの
基本操作がわかっている事を前提に話を進めている。
*&b(){1.ドット背景制作}
この項では基本、フォトショップを使用して話を進める。
まずはレイヤーを用意し、画面を黒で塗りつぶす。
&color(red){(別に何色でも構わないが、この後の作業の事を考えて、黒にさせてもらう)}
その後、&b(){「フィルタ」→「ノイズ」→「ノイズを加える」}
にて、まずはノイズ背景を作る。
量は50~100%前後。分布方法は自由。
グレースケールノイズのチェックは外すこと。
#image(noize01.jpg)
続いて、&b(){「フィルタ」→「ピクセレート」→「点描」}で、ばらついたドット背景を作る。
&color(red){(ドットの大きさは随時調整)}
&color(red){(この時、背景色として選択した色で、ドットの間が塗りつぶされる)}
#image(noize02.jpg)
これで、ドット背景の完成である。
色合いの調整や、&b(){スクリーン合成}などで使用するのもよいだろう。
>&b(){スクリーン合成:}
>レイヤーの欄の上部にある&b(){「通常」}と書かれているバー
>のメニューより選択。明るい色のみを合成させることができる。
>逆に、暗い色のみを合成させたい場合は&b(){「乗算」}を使う
また、ドット背景に&b(){「フィルタ」→「ピクセレート」→「モザイク」}
をかける事で、デジタルちっくな背景も作れる。
&color(red){(基本的に色合いが悪くなってしまうので、色調補正で調整)}
#image(noizu09.jpg)
*&b(){2.応用(星空)}
上記の素材を応用して星空を作る。
まずは、1を行い、ドット背景を作る。(ドットの大きさは小さめに)
&color(red){(点猫処理をする際に、背景は黒にする事)}
#image(noize03.jpg)
その後、&b(){「イメージ」→「色調補正」→「2階調化」}
で、245~255くらいの値を設定し、少量の白ドット素材を作る。
#image(noize04.jpg)
続いて、&b(){「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」}
で、小さめ設定し、軽めにぼかす。(点が消えない程度に)
#image(noize05.jpg)
あとは、レイヤーを手前に置き、合成方法で&b(){「スクリーン」}を選び、完成。
ドットの大きさの違う星空を何種類か作り、重ねてみると、もっとそれらしくなる。
#image(noize06.jpg)
さらに、レイヤーにマスクを作り、&color(red){(赤矢印 参照)}
&b(){「フィルタ」→「描画」→「雲模様1」}でもや状にマスクをかければ&color(red){(赤丸参照)}
透明度にばらつきを持たせる事ができる。
|&image(noizu07.jpg)|&image(noizu08.jpg)|
もやマスクの調整は&b(){「イメージ」→「色調補正」→「明るさ・コントラスト」} にて。
自信があれば、手塗りでマスクを塗っても構わない。
>&b(){レイヤーマスク:}
>画像に部分的に透明度調整を行う。
>黒いほど不透明度が0%に近付き、白いほど不透明度が100%に近付く
*&b(){3.応用(キラキラ星)}
上記の素材を応用してキラキラ星を作る。
まずは、2を途中まで行い、星背景を作る。(ドットの大きさは小さめに)
そして、このレイヤーをコピーして、同じ絵を3枚作る。
>&b(){レイヤーをコピー:}
>レイヤーを「レイヤー新規作成」ボタンにドラッグ&ドロップでコピーできる
#image(noizu10.jpg)
1枚目のレイヤーには、&b(){「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(移動)」}
で、&b(){縦方向}にぼかし。
#image(noizu11.jpg)
2枚目のレイヤーには、&b(){「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(移動)」}
で、&b(){横方向}にぼかし。
(横より縦の方の長さを長くした方が、なお良い。)
#image(noizu12.jpg)
3枚目のレイヤーには、&b(){「フィルタ」→「ぼかし」→ぼかし(ガウス)}
で、軽めにぼかし。
#image(noizu13.jpg)
この3つを&b(){スクリーン合成}すれば、完成。
&color(red){(縦線横線は、可能な限り細くする事。太くすると不格好になる)}
#image(noizu14.jpg)
真ん中ののドットを大きくしたい場合は、
周りの黒部分を自動選択し、&b(){「選択範囲」→「選択範囲を反転」}
で白ドット全部選んだ後、&b(){「選択範囲」→「選択範囲を変更」→「拡張」}
で範囲を広くし、白く塗りつぶせばOK。
#image(noizu15.jpg)
真ん中の点はこの処理をした方が使いやすい。
&color(red){(最初からドットを大きくすると、細い縦横線を作るのが難しくなる)}
&b(){あとはとにかく自分でいじる事。}
&b(){いじってみれば、思いもよらないエフェクト効果が、得られるかもしれない。}
#comment
#right(){&b(){著者:06期生 辻井 剛 ――――}}
*&b(){はじめに}
これら簡易背景素材制作法は、あくまでも「手抜き制作法」の一種であり、
画力の向上に繋がるものではない。
純粋な画力向上を求める者は、この項に頼ってはならない。
あくまで、応用の一部として、または、どうしても背景作成に
時間を取れない時などに利用する事を心掛けてほしい。
なお、ここでの説明は、フォトショップの
基本操作がわかっている事を前提に話を進めている。
*&b(){1.ドット背景制作}
この項では基本、フォトショップを使用して話を進める。
まずはレイヤーを用意し、画面を黒で塗りつぶす。
&color(red){(別に何色でも構わないが、この後の作業の事を考えて、黒にさせてもらう)}
その後、&b(){「フィルタ」→「ノイズ」→「ノイズを加える」}
にて、まずはノイズ背景を作る。
量は50~100%前後。分布方法は自由。
グレースケールノイズのチェックは外すこと。
#image(noize01.jpg)
続いて、&b(){「フィルタ」→「ピクセレート」→「点描」}で、ばらついたドット背景を作る。
&color(red){(ドットの大きさは随時調整)}
&color(red){(この時、背景色として選択した色で、ドットの間が塗りつぶされる)}
#image(noize02.jpg)
これで、ドット背景の完成である。
色合いの調整や、&b(){スクリーン合成}などで使用するのもよいだろう。
>&b(){スクリーン合成:}
>レイヤーの欄の上部にある&b(){「通常」}と書かれているバー
>のメニューより選択。明るい色のみを合成させることができる。
>逆に、暗い色のみを合成させたい場合は&b(){「乗算」}を使う
また、ドット背景に&b(){「フィルタ」→「ピクセレート」→「モザイク」}
をかける事で、デジタルちっくな背景も作れる。
&color(red){(基本的に色合いが悪くなってしまうので、色調補正で調整)}
#image(noizu09.jpg)
*&b(){2.応用(星空)}
上記の素材を応用して星空を作る。
まずは、1を行い、ドット背景を作る。(ドットの大きさは小さめに)
&color(red){(点猫処理をする際に、背景は黒にする事)}
#image(noize03.jpg)
その後、&b(){「イメージ」→「色調補正」→「2階調化」}
で、245~255くらいの値を設定し、少量の白ドット素材を作る。
#image(noize04.jpg)
続いて、&b(){「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」}
で、小さめ設定し、軽めにぼかす。(点が消えない程度に)
#image(noize05.jpg)
あとは、レイヤーを手前に置き、合成方法で&b(){「スクリーン」}を選び、完成。
ドットの大きさの違う星空を何種類か作り、重ねてみると、もっとそれらしくなる。
#image(noize06.jpg)
さらに、レイヤーにマスクを作り、&color(red){(赤矢印 参照)}
&b(){「フィルタ」→「描画」→「雲模様1」}でもや状にマスクをかければ&color(red){(赤丸参照)}
透明度にばらつきを持たせる事ができる。
|&image(noizu07.jpg)|&image(noizu08.jpg)|
もやマスクの調整は&b(){「イメージ」→「色調補正」→「明るさ・コントラスト」} にて。
自信があれば、手塗りでマスクを塗っても構わない。
>&b(){レイヤーマスク:}
>画像に部分的に透明度調整を行う。
>黒いほど不透明度が0%に近付き、白いほど不透明度が100%に近付く
*&b(){3.応用(キラキラ星)}
上記の素材を応用してキラキラ星を作る。
まずは、2を途中まで行い、星背景を作る。(ドットの大きさは小さめに)
そして、このレイヤーをコピーして、同じ絵を3枚作る。
>&b(){レイヤーをコピー:}
>レイヤーを「レイヤー新規作成」ボタンにドラッグ&ドロップでコピーできる
#image(noizu10.jpg)
1枚目のレイヤーには、&b(){「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(移動)」}
で、&b(){縦方向}にぼかし。
#image(noizu11.jpg)
2枚目のレイヤーには、&b(){「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(移動)」}
で、&b(){横方向}にぼかし。
(横より縦の方の長さを長くした方が、なお良い。)
#image(noizu12.jpg)
3枚目のレイヤーには、&b(){「フィルタ」→「ぼかし」→ぼかし(ガウス)}
で、軽めにぼかし。
#image(noizu13.jpg)
この3つを&b(){スクリーン合成}すれば、完成。
&color(red){(縦線横線は、可能な限り細くする事。太くすると不格好になる)}
#image(noizu14.jpg)
真ん中のドットを大きくしたい場合は、
周りの黒部分を自動選択し、&b(){「選択範囲」→「選択範囲を反転」}
で白ドット全部選んだ後、&b(){「選択範囲」→「選択範囲を変更」→「拡張」}
で範囲を広くし、白く塗りつぶし、再びぼかしをかければOK。
#image(noizu15.jpg)
真ん中の点はこの処理をした方が使いやすい。
&color(red){(最初からドットを大きくすると、細い縦横線を作るのが難しくなる)}
&b(){あとはとにかく自分でいじる事。}
&b(){いじってみれば、思いもよらないエフェクト効果が、得られるかもしれない。}
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