各キャラごとにセリフには色を付けました。
これらの内容は変更することがあります。
セミのSE等
神社でお祭りがあるというかっとを含ませる(2,3カット背景で提灯やら、看板とかを出させる)
神社の全体像を俯瞰で写す。
神社で体育座りしている。
女の子の心の中「なんで、お母さんお祭りに連れて行ってくれないの?」
夕方の神社で女の子が泣いている。
すると境内の賽銭箱の横に何かのシッポが動いているのが見える。
女の子はおそるおそるシッポのほうに体を傾けると、境内の奥に逃げ去ってしまう。
女の子は後を追ってみると、「うわっ」という声とともに、草むらから男の子が出てくる。
男の子の手には見知らぬ生き物が握られている。
男の子「なんだこの生き物?」
男の子は疑わしい顔で生き物を見る。
生き物「離せ!離せ!ボクは偉いんだぞ!」
生き物が男の子の手の下でジタバタしている。
男の子「うわっ、しゃべった!」
男の子が驚く
女の子「かわいそうでしょ、離してあげて!」
女の子が両手を胸元に寄せて叫ぶ
生き物「離せー!ボクは神様だぞー!!!!」
男の子と女の子がキョトンとした表情の後、間をおいて驚く
男の子・女の子「………………」
男の子・女の子「えええええーーーー!!!!」
↑A-part
↓B-part
男の子「お前は本当に神様なのかよ?」
神様「そうだぞ」
神様が偉そうにいばる。
女の子がしゃがんで神様と目線を合わせる。
女の子「でもなんで神様がこんなところにいるの?」
神様が落ち込んで顔を伏せる。
神様「ママと喧嘩しちゃったんだ」
女の子も神様同様に顔を伏せ、神様に控えめに笑いかける。
女の子「そうなんだ……、実はね、〇〇も親と喧嘩して家を飛び出してきたの」
「一緒だね」
両手を腰に当てて男の子が言う。
男の子「なんだ、お前ら家出してたのかよ」
女の子が男の子を見上げて言う。
女の子「じゃあ、〇〇君は何でここにいるの?」
男の子「俺か?俺は……」
少し言いよどんで、少し間が空いた後
男の子「……誰にも言うなよ」
女の子「うん、誰にも言わない」
神様「神に誓って言いません」
男の子「俺も少し嫌なことがあってよ、そんなとき俺はこの神社に来るんだ」
男の子が目線をそらし、恥ずかしそうな顔をしながら言う。
女の子「ここに来て何するの?」
女の子が疑問を男の子に疑問を投げかける。
男の子「屋根に登るんだ」
男の子が自信気に言う。
神様「屋根?」
女の子「登ってどうすんの?」
男の子「それは登ってみればわかるよ」
「でも、いつも使っていたハシゴが無くなっていて、登れそうもないんだよ」
神様「そのくらいなら、ボクの力使えば登れるかも」(呪文でも唱える?)
神様がそう言った後、目を閉じ両手を胸に持っていき手を合わせた。
女の子「力って……!!!」
手を合わせた途端、風が巻き起こり女の子は目を閉じて顔を手でかばう。
そして、女の子が目を開けたときに目に入ったものは、夕映えして朱色に染まった美しい町並み。
男の子「すげー、すげーよ、神様すげーよ!!!」
男の子が神様の力に感動してはしゃぐ。
女の子「綺麗……」
女の子が目をキラキラさせながら言う。
神様「こんな綺麗な景色が神社の屋根から見れるなんて、ボク知らなかったよ」
神様が女の子に向かって行き、景色を見ながら言う。
男の子「どうだ、お前ら悩みなんて吹き飛んだだろ」
誇らしげに女の子の横に立っている男の子が言う
女の子「神様ありがとう!」
女の子が満面の笑顔で神様を両手で抱く。
神様「だ、だって男の子が登りたいって言ったから///」
神様が慌てて、顔を赤くする。
女の子が男の子を方向を向き
女の子「男の子ありがとう!」
男の子「なっ、別にお前の為にやったんじゃねぇよ///」
神様「男の子、顔が赤いよ~」
男の子「お、お前もだろ!」
女の子「あはははは」
女の子の晴れ晴れした顔を映して、
男の子と神様が口論している風景を写しながら、空にパンして終わり。