小さい音をノイズ減らしつつ音量上げる方法

著者:06期生 辻井 剛 ――――

はじめに

 基本的に、音声は部室で録る事が多く、
環境はかなり悪い。加えて、性能もよくない。
そのため、録音した音が、ノイズだらけであったり、
音が小さかったりする事がある。
この項では、そのように小さくなってしまった音を、
ノイズを減らしつつ音量を上げる方法を記載する。


1.サウンドエンジン フリー

 この項では、SoundEngine Free
というソフトを使って、話を進める。
上記のリンクから SoundEngine Free をダウンロードし、
インストールする。(スポンサーのプラグインは特に必要なし)
部室のパソコンでも、個人のパソコンでも扱えるので、
必要に合わせてインストールする事。


2.音量の調整・ノイズ除去

 まずはソフトを起動し、音声WAVファイルを開く。
(基本的に、このソフトではWAVファイルを使用する。
 WAVファイルになっていない場合は、フリーソフトなどでWAVファイルに変換する事。)

手始めに、音を(割れない程度に)大きくさせる。
「音量」→ノーマライズ(正規化)
で、音が割れないレベルにまで音を大きくしてくれる。

これだけでは、バックのノイズまで大きくしてしまうので、
今度はノイズ音を軽減させる。
まず、
「音質」→ノイズサプレッサー
で、「ライブラリー」項目の「軽めに全帯域ノイズ低減」を選択し、OKを押す。

次に、
「音量」→ノイズゲート
で、「ライブラリー」項目の「ノイズゲート」を選択し、OKを押す。

 これで、大分ノイズが除去され、音も大きくなったはずである。

パラメータを調整すれば、さらに綺麗にノイズが取れるだろう。
各自調整を行ってもらいたい。

あとは、「ファイル」→名前を付けて保存で完了である。
保存前に周波数やビットレートを設定する事も忘れずに。
(画像中央少し右上参照(「24」となっている所))
(編集で使う場合は、ビットレートを 16にする事。(必須)


このソフトを使えば、
音量の調整、エフェクト、ビットレート変換、逆再生、
加工、音程調整など、
いろいろな事ができる。フリーとは思えないほどのクオリティである。
各自試しにいじってみる事をお勧めする。


名前:
コメント:
最終更新:2009年12月13日 04:34
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。