『ヘンゼルとグレーテル -A wakening of the Trailblazer-』(ヘンゼルとグレーテル ア ウェイクニング オブ ザ トレイルブレイザー)は、日本のアニメーション映画。副題「-A wakening of the Trailblazer-」は、エキサイト翻訳すると「Trailblazerを起こすこと」となる。テーマは「出会い」で、ジャンルは「生まれた意味を知るOVA」。「
ヘンゼルとグレーテル」シリーズの完結編。
スタッフ一覧
ストーリー概要
セカンドシーズンから2年後の世界。
西暦1702年。特務義勇部隊「ヘイズ」による虐殺等のスキャンダルが明るみに出たことで、旧統一政府は解体され、新統一政府が発足された。その後、「パンヨーロッパ構想」による欧州統一は果たされ、ヨーロッパはEU(欧州連合)となった。
それにより軍も再編成され、ヘイズはその存在を消した。
まだ各所で小さな紛争はあるものの、世界は確実に平和へと進んで行く。
長い争いの歴史に、人々は平穏という歴史を書き込もうとしていた。
ヘイズによって故郷と家族を失ったヘンゼルは、再編成が終わると軍に復帰。二度と同じ様なことが起こらないよう、皆を守れる騎士になると死んだグレーテルの墓前に誓う。
戦争の抑止力として魔女を続けることにした沙織はヘルガと共に、新統合軍に設立された魔女だけの精鋭部隊「フェンリル」に入隊する。
他のメンバーも戦争の痛みから立ち直ろうとしていた。
誰もが再び争いが起こらぬよう心に決め。
しかし、紛争の火種は思いもよらぬところから出ようとしていた。
マナの集合体である精霊が人間に牙を剥き始め、「星の意思」という存在が現れる。
「星の意思」は、マナを過剰消費する人類を害悪だと判断し、滅ぼそうとする。
圧倒的な数を誇る精霊の大群を前に、人類は未曾有の危機に陥る。
新統一政府は新統合軍の全戦力による「星の意思」破壊を決定。ヘンゼルたちは最後の戦いに向かう。
この先にあるのは未来か、それとも――――――。
これは、出会いと別れのおとぎ話である。
登場キャラクター一覧
ヘンゼル・マイヤー
- 統合軍の兵士で、本作の主人公。
- 機械化騎士装甲のパイロットをしており、ナイトの称号を持つ。
- 困っている人がいると見過ごせない性格で、よく損をする。沙織には「甘い男」と評価された。
- 妹のグレーテルを失った悲しみから一時は自暴自棄になった時もあったが、まだ自分には守るべきものがあると気付き、それを二度と失わないよう強くなると誓う。
伊吹 沙織(いぶき さおり)
- 統合軍の魔女。
- 精鋭部隊「フェンリル」に所属し、隊長を務める。
- 本業はお菓子屋だったが、グレーテルの死を受けて、真の平和が訪れるまでは休業することを決意する。
- 甘いものが好きで、何でも砂糖をかける。最近は、かけるのも面倒なのか氷砂糖を舐めている。
- 最終決戦で「星の意思」が存在する中枢まで単独で突入。そこで、かつての恩師にして義母の唯と再会する。
- 「星の意思」は人類に最後の判断を下すため、過去の模擬戦を再現して沙織と唯を戦わせる。
- 主翼を切り裂こうとしてきた唯を、また箒を破壊して倒そうとした沙織だったが、唯がそれで死んだことを思い、攻撃を止める。
- 沙織の、この行動に「星の意思」は、人は過ちを正せると判断し、人類滅亡を撤回する。
- より良い未来を実現するため、「星の意思」との対話を選んだ沙織は肉体を捨て、意思だけの存在「精神体」になる。
- その課程で記憶を取り戻した沙織は、自分がグレーテルであることを思い出す。
- ミストの爆発でマナに還ったグレーテルは、一度は精神体となったが、爆発の衝撃により時空を越え、過去に復元されたのだ。
- 時空を越える課程で記憶情報を無くしたが、再び精神体になることで記憶を呼び戻すことができた。
- 全てを思い出した沙織は「星の意思」に最後の頼みをする。
- ヘンゼルを中枢まで呼び、沙織の中にある記憶からグレーテルを復元。彼に渡す。
- 最後の別れをヘンゼルに告げると、同じく死んで精神体となったヘルガ達と共に光の中へ消える。
ヘルガ・ハルトヴィック
- 沙織と同じフェンリル所属の魔女。副隊長を務める。
- 沙織をライバル視しており、隊長の座を狙っている。
- 沙織とは対象的にしょっぱいものが好きで、何でも塩をかける。
- 最終決戦で沙織の活路を開くため特攻。死亡している。
- 沙織が「星の意思」と対話する際に、精神体として表れ、一緒に消えている。
村井 司(むらい つかさ)
- フェンリルの整備班長。
- メカニックとしての腕は一流だが、異性への関心も同様で、整備と称してはフェンリル隊員の体を触ろうとする。
- ヘルガとは喧嘩するほど仲が良い関係。
- サブキャラとしては唯一の生存者。
道明寺 直人(どうみょうじ なおひと)
- ヘンゼルと同じ部隊に所属する機械化騎士。
- ヘンゼルとは同期で、正義感が強い。
- 元へイズの隊員で、ヘンゼルの説得により自分がしてきたことが間違いだと知る。新統合軍発足後は罪を償おうとヘンゼルと共に軍へ。
- 最終決戦で民間人を庇って死んでいる。
- 沙織が「星の意思」と対話する際に、精神体として表れ、一緒に消えている。
カタリナ・エアハルト
- 統合軍の魔女。薬物実験によって戦闘能力を高めた強化人間。
- 巨大箒NF-Xのテストパイロットを務める。
- 被験体として扱われ、人間らしい生活をしてこなかったため、感受性に乏しい。
- 最終決戦で「星の意思」に精神を乗っ取られ、ヘルガの特攻で撃墜される。
- 沙織が「星の意思」と対話する際に、精神体として表れ、一緒に消えている。
伊吹 唯(いぶき ゆい)
- 沙織の死んだ義母。
- 最終決戦で沙織の前に立ちふさがる。
- 「星の意思」が沙織の判断材料として彼女を選んだが、唯自身は沙織の成長を試そうとしていた。
- 沙織が最後攻撃を止めたのが以外だったらしく、少し驚いている。
- これまで教官として沙織と接してきたが、戦闘終了後に母親としての優しさを見せた。
- 沙織が「星の意思」と対話する際に、一緒に消えている。
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登場メカニック一覧
NF-22制空戦闘箒
- 沙織が使用していた箒。
- 最新鋭の装備で、フェンリルに優先配備されている。
VF-14可変戦闘服
- 沙織が使用していた上着。
- 最新鋭の装備で、フェンリルに優先配備されている。
Sr-08機械化騎士装甲
―ヘンゼルが使用していたもの。
Sr-07機械化騎士装甲
- 統合軍の主力機。
- ヘイズの専用機的なイメージがあったため、スキャンダル後に生産が中止されたが、性能が高かったため再生産された。
Sr-06機械化騎士装甲
- 統合軍の機械化騎士装甲。
- 旧式化しており、Sr-07に主力機の座を譲っている。
NF-X制空戦闘箒
- 全長300m以上の超巨大箒。箒というより戦艦に近い。
- 文字通り「乗る」タイプの箒で、内部にコクピットが存在する。
- 各種兵装が多数搭載されており、圧倒的火力を有する。
- 空気中のマナだけでなく、本体内部にもマナを搭載しており、魔力ジェット推進システムによる高速戦闘が可能。
- 「ビット」と呼ばれる小型の無人戦闘箒を多数搭載している。
YNF-17制空戦闘箒
- 次期主力飛行魔法コンペディションで唯が使用していた箒。
- 従来の箒と違い、翼をつけることで高い空力特性を持たせることに成功している。
- 過去の模擬戦で可変服に負けているが、最終決戦では「星の意思」から無制限にマナを供給できるため、最新鋭の可変服相手に善戦した。
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制作進行表
月 |
[7/上旬] |
[7/中旬] |
[7/下旬] |
[8/上旬] |
[8/中旬] |
[8/下旬] |
[9/上旬] |
[9/中旬] |
[9/下旬] |
脚本 |
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絵コンテ |
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原画 |
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動画 |
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背景 |
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着色 |
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撮影 |
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アフレコ |
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編集 |
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お仕事
コメント
- Test -- kだc (2008-07-01 21:07:39)
この要領で項目を追加していってください。
すでにテキストファイルなどに起こしている場合は、ファイルをアップロードしてください。
アップロードするファイルのファイル名は半角英数で記述してください(編集時の見た目を考慮)。
↓悪い例
最終更新:2011年01月26日 00:47