【第三章 慶次の尻ぬぐい】
前田殿!よくぞ参られた!貴殿の宣戦布告、しかと受け取り申す!
それがし、宣戦布告なんてしてないぞ?
若子殿は、なにやら誤解しておられるようですな
はて、一体何を…?(前田軍武将)
まさか…慶次が面倒を起こしたのでは?
虎の若子よ、慶次を知らぬか
先刻、散々この城で暴れ回った!
まつ…慶次 いたって
前田慶次って、あんたらの身内?
困るねー、ちゃんと教育してくれないと…
ああ…穴があったら入りとうございまする
あんたらが戦を仕掛けようってんなら…潰すよ
忍…慶次が迷惑かけた、ごめんな
つまらないものにござりまするが…どうぞ
へっ?あっいや、こりゃ ご丁寧に どうも…
それで 忍、慶次、どこにいる?
前田慶次なら、もういないよ
まあ、慶次!人様にご迷惑をかけたままで!
まつ…この忍、空飛んでるよ!
犬千代様…それが忍というものでござります
それがしも飛びたいなあ…!
あんたら見てると、ほほえましくなってくるね
まつ…それがし、忍にほめられた
前田殿、何ゆえ 戦を仕掛けられるか!
すまぬ…慶次が悪さした、まつ、菓子折り
まこと申し訳ござりませぬ…いさ久しく
おお…!これはかの老舗の銘菓!
虎の若子…慶次はどんな悪さを?
慶次殿は、まず名も名乗らず喧嘩を仕掛け…
まあ!武士の恥にござりまする
次に、有無を言わさず 佐助を一発 ぶん殴り…
なんと!そのように乱暴な振る舞いを?
そして…この城内を散々荒らし回った挙げ句…
ああ!ゆゆしきことにござりまする
最後に、そばを食して何処かに行った!
慶次~!人に迷惑かけちゃだめだ~!
慶次殿が振る舞い、まっこと許し難き!
まつは、心の底より恥ずかしゅうござります!
最終更新:2006年10月25日 00:36