糞豚たちの夜2・おんみょ~ん編

僕はタブンネA男。只今恋ポケのタブンネB子と一緒に
なみのりラプラスさんに乗せてもらってとある孤島に向かっている途中ミィ。
どうして僕たちがその孤島に行くのかと言うと、
タブンネスレの皆さんは『糞豚たちの夜』というゲームがあるのをご存知だろうミィか。
実は僕とタブンネB子がそのゲームの主人公のモデルなんだミィ。
僕たちは去年のクリスマス近くにペンション『ミィヌルプ』にスキー旅行で泊まったのだけど、
その時同じ宿泊客だったキリキザンがその日の事をモデルにサウンドノベルゲームの脚本を書いて
それが空前絶後の大ヒット、一躍お金持ちになったキリキザンが(無断でモデルにした)お礼がてら
別荘・バカンス用に買い取った孤島に遊びに来ないかと招待状を送ってくれたんだミィ。
…招いてくれたのはいいんだけれど、僕は正直行きたくなかったミィ。
だって、『糞豚たちの夜』は楽しいスキー旅行に来たタブンネたちが吹雪でペンションに閉じ込められ
そこでバラバラ殺タブンネ事件がおきるという内容で、疑心暗鬼になったタブンネたちが殺しあったり、
タブンネたちが殺タブンネ犯に残虐な方法で皆殺しにされたりするという、とにかく悪趣味な内容のゲームで
僕はゲームをプレイしている間、恐怖や吐き気で震えが止まらなかったミィ。
ゲーム内ではペンションに泊まっているのは
タブンネたち数匹のみという事になっていて(実際は他のポケモンたちも泊まっていたミィ)
タブンネたちの中にタブンネの皮を被って化けている殺タブンネ犯、キリキザンが紛れていて(無茶な設定ミィ。
身長差はどうなるんだミィ)どのタブンネに化けているかを当てたらゲームクリアなハズ、なんだけれども…
僕がやった時は見破るのが遅かったり一対一の状況で指摘してしまい逆に惨殺される、というバッドエンド
ばかりにいってしまったミィ。…ひょっとしたら、『糞豚たちの夜』にグッドエンドは無いのかもしれないミィ…。

なにせ途中で殺タブンネ犯の心境が小説で言う「一方その頃…」みたいに時どき入るんだけど
それが「タブンネコロスタブンネコロスタブンネコロスタブンネコロス」とか
「タブンネの生き血、タブンネの肉、首を刎ねたらどんな具合に血がでるだろうか、キリキリキリキリ…」とか
「これ書いたポケモン、絶対精神病んでるだろ」みたいな文章ばかりなんだミィ。
…あの時一緒に泊まったキリキザンはこんなことばかり考えていたんだろうミィか…。
そういえば、僕たちや他のタブンネの方を時どきじっと見て舌なめずりをしていたような覚えがあるミィ…。
というか納得できないのが、こんな18−Gゲームが大ヒットしていることミィ!何故?!
皆かわいいタブンネが可哀想な目にあうゲームのどこがいいのミィか?!
そんな訳で(生命に関わるレベルで)危険だからこのお誘いは断ろう、むしろ住所を知られてしまっているから
今すぐ引っ越そうとタブンネB子に提案したのだけど、スィーツ(笑)思考のB子は
「モデルミィ!孤島でバカンスミィ!」と言葉の端っこだけ聞きかじってどうしても島に行くと言って譲らなかったミィ。
僕が「どう考えても危険ミィ。『糞豚たちの夜』をプレイしたらわかるミィ」と言っても
「ホラーゲームはキライミィ!」と返すし…。でも、たとえスィーツ(笑)なタブンネでも
B子は大切な大切な僕の恋ポケミィ。命を賭しても守ってみせるミィ。そう思って僕も孤島行きに付いてきたんだミィ。
…命がけでも守れないかもしれないミィけど…。

僕はキリキザンの味方じゃないけど急に招いてもいないポケモンが来られても困るだろうと思うのミィが…。
「えー?おかねもちなんだからきっとこれぐらい大丈夫ミィ〜」
「そうミィ!孤島でバカンスしたいミィ!」
「タブンネA男くんは小心者だミィ。お金持ちの度量なら1ポケや2ポケ大丈夫と決まってるミィ」
…ちなみに僕が『糞豚たちの夜』をプレイしたのか聞くと
「文字が多くて目が疲れちゃったミィ!2分ぐらいで止めて中古屋に売っちゃったミィ!」
「ああ…あれね…。そうだ、ノヨル・クソブータとか名乗るオカマタブンネが出てきたミィ(そんなの居たミィか…?)」
「モデルなんだからなんでもいいミィ!なんたってモデルなんだからミィ!」
僕は同じタブンネだけど、タブンネがよくお花畑思考だと馬鹿にされる理由が少しだけわかった気がするミィ…。
「そういえば、その招待主のキリキザンさんはどこミィ?」とタブンネD恵さん。
そういえば、屋敷中見て回ったけどキリキザンには会わなかったミィ。
そもそも屋敷の扉に鍵が掛かっていなくてそれをいい事にタブンネB子が勝手に侵入して
走っていってしまったのだけど…。まぁ、僕もその後から入って見て回ったんだからそれに関しては僕も同罪ミィ。
僕がその事をいうと他のタブンネたちは困惑したように
「どうしたのかしらミィ」「後から来るのかもミィ」とザワザワし始めたミィ。僕としてはぶっちゃけ会いたくないミィけど。
「とりあえずB子ちゃんと合流しようミィ。その後皆でどこか客室かなにかで待つなり相談するなりしようミィ」
とタブンネC助さん。!そういえばB子はどこにいったんだろうミィ!屋敷内で見なかったミィ!
ひょっとしたら、『糞豚たちの夜』みたいに隠れていたキリキザンに既にバラバラにされていたり…!
「タブンネB子!」デドー
うっ、思わず僕は叫んでしまったミィ。皆びっくりした様子で僕を見てるミィ…。
「あはは…、恋ポケなんでつい心配で…」
と、僕は笑ってごまかそうとしたミィ。皆は僕のことを心配そうに見てるミィ…。恥ずかミィ。

孤島は一部の入り江を除いて絶壁に囲まれた見た目からしてヤバそうな気配がビンビンする場所で
島の中心に何故か六角形の高〜い塀に囲まれた馬鹿デカくて暗い雰囲気の屋敷があったミィ。
塀のおかげで妙な息苦しさがあるミィ。あのゲームを書いたキリキザンらしい趣味の悪い別荘ミィ。
なみのりラプラスさんは「二日後に迎えに来るね」と言って遥か海洋の彼方に去ってしまったミィ。超心細いミィ。
B子は「大きなお屋敷ミィ!こんな場所でオボンの実を食べて贅沢して暮らしたいミィ!」などと言って
屋敷の探索をしに走って入っていってしまったミィ。
僕はこんな辛気臭い場所はたとえ一生分のオボンを積まれても暮らしたくないミィ。
僕も屋敷に入って中を見てみると部屋の扉が何故か鉄格子だったり
窓の下に剣山(針じゃなくて本物の剣が逆さに生えてたミィ)が設置してあったり
見れば見るほど僕は嫌な予感と不安でブルーになっていったミィ。こんな屋敷で二日間すごすのミィか?
玄関の方から「着いたミィ」「なんだか怖い雰囲気ミィ」とタブンネたちの声が聴こえてきたミィ。
他に招かれたタブンネが到着したんだろうかミィ。僕はさっそく玄関に向かったミィ。
「あっ。主人公さんミィ」「こんにちは〜」「去年の冬以来ミィ」「また会えるなんて嬉しいミィ」「初めましてミィ」
『糞豚たちの夜』の登場ポケモンのモデルにされたタブンネさんたち+αだったミィ。
ジョウト産まれのタブンネC助、その妻タブンネD恵、「ミィヌルプ」のアルバイトタブンネE太、
同じくアルバイトのタブンネF代、F代の妹タブンネG美。彼ら彼女らがこの別荘に招かれたメンバーミィ。
いや、正確にはタブンネG美は招かれてないミィ。「お姉ちゃんだけズルイミィ!」と言って勝手に着いてきたらしいミィ。

「B子ちゃんならさっき中庭の方にいたミィよ」とタブンネG美ちゃん。な、なんだってーミィ。
どうやら、僕が屋敷を回っている間に塀に囲まれた中庭の方に出て散歩がてら探索していたみたいだミィ。
それをG美ちゃんが背中だけ見かけたらしいミィ。さっそく僕たちは中庭に出たミィ。
中庭の中央にB子はいたミィ。何故か僕らの足音を聴くとビクリとして、慌てて
「な、なんだミィ。タブンネA男、いたなら声をかけてミィ」としどろもどろな様子だミィ。
これは…恋ポケである僕にはわかるミィ。タブンネB子は何か隠してるっぽいミィ。
「あれ?なんだぁ、この変な像」タブンネE太さんが中庭の中央にある像を見てスットンキョーな声をあげたミィ。
確かにその像は変だったミィ。モコモコとした雲のしたに円錐形っぽいものがあって
それに手と縞模様が一部分だけついていて、その下のズボンを履いたような皮がついた足があって、
後ろには尻尾が付いていて…ぶっちゃけ、ズルズキンの首をもいだらこうなるんじゃないかなっていう形だったミィ。
「これって…なんだろうね?」「首無しズルズキンの像ミィか?」「なんでこんな物が…」
他のタブンネたちも頭の上に疑問符が浮かんでるミィ。
その様子をB子は顔を真っ青にして震えながら見ていたミィ。…う〜ん、これは…。
「あっ、雨!」そう叫んでタブンネF代さんが天を指したミィ。
雨足は急に強まり、風までビュゴービュゴーとすごい音を立ててきたミィ。小さいG美ちゃんなんか飛ばされそうだミィ。
「と、とにかく一旦屋敷に戻るミィ!」僕たちは一旦屋敷に避難したミィ。
「…ふぅ、急にひどい嵐になっちゃったミィ」「キリキザンさん、今日来れるのかミィ?」来なくていいミィ。
「クンクン…なんだかいい匂いがするミィ!」太っちょのタブンネC助さんがそう言って走り出したミィ。
僕らもその後を追ってみると…大きなテーブルの上にこれでもかという量のご馳走が乗っていたミィ。
「うわぁ!大ご馳走だミィ!」「さっそく食べるミィ!」そう言ってテーブルについて
勝手にご馳走を食べ始めるタブンネたち。「ちょ、ちょっと待つミィ!」僕は思わず叫んだミィ。

「んみゃらむむんまにゃぷふむんめぇぬぅん?」口中に食べ物を含んでいるので意味不明な言語を喋るC助さん。
っていうか口の中の咀嚼物が見えて気持ち悪いミィ!「なんだい?タブンネA男くん」って言ったんだろうけど…タブンネー。
「招待主も来てないのに勝手に食べちゃっていいのミィか?怒られるかもしれないミィよ?」
「そうミィ」僕の言葉に賛同してくれたタブンネがいた…タブンネB子だミィ!
「それにさっき屋敷中を見て回って、この部屋にも入ったミィけど、こんなご馳走無かったミィ。
 一瞬でこんな大ご馳走が出てくるなんて不気味だミィ」
そう言いながらクッチャクッチャと音を立ててオレンサラダを貪るB子。言葉と行動が乖離してるミィ…。
「むぷふふ…ゲフゥイー。ハッハッハ。タブンネA男くんは心配性だミィ。お金持ちがこんな料理ごときで
 怒るはずが無いミィ。お金持ちなら一瞬で大ご馳走を用意するのもお茶の子サイサイだろうミィ。
 それに、これはそんなに金かかって無いミィね。食通のワシに言わせれば
 食材もイマイチだしスープはダシにちょっと生臭さが入っちゃってるミィ」
さんざん食っておいて、大きなゲップをして太鼓腹を叩きながら口を楊枝でシーシーしながら
そんな事を言うタブンネC助さん。コイツ普通に最悪ミィ。
「そうそう、なんたってお金持ちだし…」そう言ってテーブル中央の大きなお肉の塊に
タブンネF代さんが手を伸ばした、その時。
ビュンビシュバッ!鋭い、空を切る音がしてタブンネF代さんの首に何かが巻きついたミィ!

あれは…矯正ギプスだミィ!「ウググググッ…ぐっ…くる…し…」
矯正ギプスが肉からいきなり飛び出してきてF代さんの首を絞めているんだミィ!
「タブンネF代っ!」「ミィヌルプ」のアルバイト仲間、タブンネE太さんが慌てて矯正ギプスを外そうとしたミィ。
「うう…ダメだミィ。実は俺、「ぶきよう」なんだミィ。誰か、誰かギプスを外してくれミィ!」
E太さん「ぶきよう」だったのミィか…。
どおりでE太さんに用意してもらったスキー道具、いろいろガタがきてると思ったミィ。アルバイト辞めろミィ。
いや、今はそんな事言ってる場合じゃないミィ!女の子タブンネたちは怯えて立ち竦んでしまっているし、
C助さんはびっくりして引っくり返って起き上がれなくなってるミィ。
僕が、僕が助けないとタブンネF代さんが死んでしまうミィ!
幸い僕は「さいせいりょく」ミィ。道具を扱うことができるミィ。急いで矯正ギプスを外そうと僕が触った瞬間、
「ウッ…グゥェエエエエエ!」矯正ギプスが…勝手に動いたミィ?!
ギリギリギリとF代さんの首を締め上げていくギプス。今やF代さんの首は僕の手首ぐらいの細さになってるミィ。
そして…「ミゴァッ」ひと声上げて…そのあとは吹き出る血の音にかき消されたミィ…。
タブンネF代さんの首はギプスによって千切られてしまったミィ…。胴体から離れてゴロリと転がるF代さんの首。
その表情には「何故?!どうして?!」という驚き、悲しみ…そして断末魔の苦しみがあったミィ…。

無駄に長くてすみません…ようやく虐シーン

「F代っ、F代〜!!」「お姉ちゃん!!」悲しみに泣き叫ぶタブンネE太さんとG美ちゃん。
僕はタブンネF代さんの血を浴びて呆然としていたミィ。今、確かに矯正ギプスが勝手に動いて締まったミィ。
これは一体…どういう事だミィ?!立ったままの僕をタブンネE太さんがキッと睨みつけてきたミィ。
?!何だミィ?!「お前がっ…」血を吐くような声で唸るE太さん。
「お前が、矯正ギプスを締めたんだろう!お前がF代を殺したんだミィ!」そう言ってE太さんが掴みかかってきたミィ!
「ミギャッ…ご、誤解だミィ!僕はちゃんと緩めようとしたミィ!」
「じゃあなんでF代は死んだんだミィ!お前が締めたんじゃなければどうやってギプスが締まったんだミィ!」
うっ…それは…。「ぼ、僕にもわからないんだミィ。勝手にギプスが動いて…それでタブンネF代さんは…」
「そんな話、信じられるかミィ!お前が殺したに決まってるミィ!」そう言って僕の首を絞めるE太さん。
だ、ダメだミィ。完全に頭に血が上っていて話を聞いてくれそうにないミィ。
確かに僕にもギプスが勝手に動いたなんて急には信じられないだろうし…く、苦しい、もうダメ、ミィ…。
「やめてミィ!」高いタブンネの声…タブンネB子だミィ!やっぱり、B子は僕の味方ミィ!
B子はタブンネE太さんに近づき、言ったミィ。
「タブンネA男にF代さんを殺せたハズが無いミィ。だってA男は♂タブンネのくせに私よりひ弱なんだミィ。
 首を千切れるほどギプスを締め付ける力がA男にあるはず無いミィ」
…。ちょっと♂の沽券を傷つける言い方だったけど、E太さんを納得させることができたみたいで、
タブンネE太さんは僕を放してくれたミィ。ふぅ、死ぬかと思ったミィ。
「…それに」と青ざめた顔でタブンネD恵さんが続けたミィ。
「私も見ましたミィ。A男さんが指を触れるか触れないかのところで、ギプスが急に締まったのを見ましたミィ。
 まるで、生き物みたいに…」言いながらブルリと震えるD恵さん。とんでもなく恐ろしいモノを見たという風に。

部屋の中にイヤな空気が立ち込めたミィ。恐ろしいものがこの屋敷中に充満しているような気配がするミィ。
僕はすごく怖くなってきたミィ。来るんじゃなかったミィ。何としてでもB子を止めるべきだったミィ。
「ともかく」ようやく体勢を持ち直したタブンネC助さんが言ったミィ。
「これは事件だミィ。一旦屋敷から離れるミィ」
「屋敷から離れてどうするミィ?」タブンネE太さんが言った。
「外は大嵐。なみのりラプラスさんが来るのは二日後。大体、ラプラスさんもこの嵐じゃ泳げないだろうミィ」
「じゃあ…じゃあ、どうするのミィ?!」泣きながら言ったのはタブンネG美ちゃん。
「お姉ちゃんが死んじゃったのに…このままこの屋敷にいるのかミィ?!
 いつの間にか現れたご馳走に、勝手に締まるギプス…もういや!帰りたいミィ!」
そう言うなり、激しく嗚咽し始めたミィ。でもご馳走はお前もウマーウマーと食ってただろミィ。
「どのみち屋敷からは出られそうにないミィ…」奇妙に冷静な様子でタブンネB子が窓の外を見ながら言ったミィ。
イヤな予感がした僕たちが窓の外を見ると…外は大嵐。それは変わらないミィが…
いつの間にかあの六角形の高〜い塀の門が閉じていて、塀の内側には水が溜まっていたミィ。
屋敷の1階まるごとの高さまで水が溜まっているように見えるミィ。
1階に窓は無かったし、玄関はしっかり閉めたのでこのまま屋敷ごと水没することは無いだろうけど…。
「そんな…どうして…いつの間に門が閉まったミィ…」
「それにこの水かさ…食事の間に溜まったにしては急すぎるミィ…」
信じられない光景に僕たちは呆然と立ち竦んだミィ。僕たちはこの不気味な屋敷に閉じ込められちゃったのだミィ。

「大丈夫だミィ!」とその時、太鼓腹を叩いてタブンネC助さんが言ったミィ。
「ワシは「なみのり」を使えるんだミィ!この位の距離深さなら余裕で門まで行って開けてこられるミィ。
 いっちょ行ってくるミィ!」そういって窓から出ようと身体を乗り出したミィ。
このデブタブンネが「なみのり」を使えるとは…脂肪で浮いてるだけなんじゃないのかミィ?
「やめて!あなた!」タブンネD恵さんが涙ながらに叫んだミィ。
「危険ミィ!なんだかこの屋敷はおかしいミィ!危ない事をしたら…」
「危ない事をしたらどうなるんだミィ?」イラついた様子で言い返すC助さん。
「お前は黙ってろミィ!ワシのする事に間違いは無いんだミィ!」そう言うなりD恵さんを突き飛ばしたミィ!
「ミヒャン!」突き飛ばされた拍子にテーブルにぶつかり激しく後頭部を打ってしまうタブンネD恵さん。
そんな彼女を見て嬉しそうに腹を揺らすC助さん。「亭主に逆らうのが悪いんだミィ!」
コイツ本当に最悪ミィ。D恵さんはC助さんを心配して言ってくれたのに。
「んじゃ行ってくるミィ〜♪」そう言いながらタブンネC助さんは窓から身を乗り出した
…がすぐに挟まって動けなくなったミィ。太りすぎだミィ。
「ご、誤算だミィ。誰か引っ張ってくれミィ」皆溜息を吐いてタブンネC助さんの両脚を掴んだ…その時。

「ミギョボッ?!」タブンネC助さんが潰れたガマゲロゲみたいな声をあげたミィ。
何なんだ、このデブタブンネは…と皆がタブンネC助さんの方を見ると、そこには信じられないものが見えたミィ。
C助さんが挟まっている窓は上下に引き戸みたいに開くタイプの窓なんだミィ。
その重い窓が勝手に降りてきてC助さんの胴を挟み込んでいるではないかミィ!
まるでギロチンのように窓が胴を切断しようと動いている…ありえない光景に僕は吐き気さえ覚えたミィ。
「ミッグァァアアアア!いぎがあああ…たす、たすけ、て…」
タブンネC助さんが窓ギロチンから逃れようと短い手足を振り回すが
しっかりと背中に食い込み背骨さえ切断しそうな勢いで降りてきている窓から逃れられるはずが無いミィ。
そうこうしているウチにも窓枠はどんどん下がってるミィ。こ、このままでは…!
「キャ〜!あなた!」タブンネD恵さんの悲鳴で僕たちは我に返り、必死でC助さんの脚をひっぱり始めたミィ。
だけど凄まじい強力の窓からタブンネC助さんの身体が抜ける気配は無く
段々とC助さんの悲鳴が切羽つまったものになっていったミィ。
「ミギュウウウ!ミグィイイイイ!し、死ぬう!た、た、た、たすけ…!」苦しみのあまりだろうかタブンネC助さんが首を捻って
窓の上、僕たちからは死角になって見えない屋敷の壁があるはずの所を見た、その瞬間。
「ミッヒャアアアアアア!!ミビャァアアアアアア!!!」タブンネC助さんがすごい顔になって壮絶な叫びをあげたミィ!
僕たちがビックリして、一瞬、ほんの一瞬だけ力を弱めた時…
ズダーーーン!!というすごい音がして…窓が完全に閉まりきって…タブンネC助さんの身体が、真っ二つに…
…ついさっき食べていた食事がタブンネC助さんの身体の断面から零れてきて…。
「…ッオゥェエエエエッ…」僕たちは思わず戻しちゃったミィ。

これから数レス虐場面が無いので夜中にコッソリ進めておく
タブンネちゃんのモツが出ないなんて…とい方は申し訳ないけどスルーして下さい

「………」タブンネC助さんの壮絶な死から少し後。
僕たちはテーブルのある部屋から離れて大きなクッションが置いてある休めそうな部屋にやってきたミィ。
正直、ここまで来るのもビクビクものだったミィ。飛び出る首締めギプス、勝手に動く窓。
今やもうこの「屋敷」自体が僕らの「敵」みたいなモンだミィ。
いつ何がやってくるか…どんな形でくるか…全くわからない恐怖に震えながら
僕たち4匹は黙ってクッション部屋で時間をつぶし始めたミィ。
…4匹。そう、タブンネG美ちゃんは「もういやミィ!帰るっ!私帰るミィィィ!」と泣き叫びながら
僕たちから離れて屋敷のどこかにいっちゃったミィ。ぶっちゃけ露骨な死亡フラグミィ。
「やっぱり、俺G美ちゃんが心配だミィ」そう言ってタブンネE太さんが立ち上がったミィ。
「俺が「ぶきよう」なせいでタブンネF代を助けられなかったミィ。せめて彼女の妹は絶対に守らないと
 彼女に申し訳が立たないミィ」
E太さんはタブンネF代さんの死に責任を感じてるみたいだミィ。僕にあんなに食ってかかったのも、ひょっとして…。
「…恋ポケ同士だったのかミィ?」僕がそう尋ねるとE太さんは少しだけ顔を赤くして言った。
「ちがうけど、俺はその、いいなって思っていたんだミィ」
タブンネスレじゃなきゃほのぼのに発展しそうなエピソードミィ。がっ・・現実は無情っ・・。
「でもやっぱり危険ミィ。皆で集まってここからなるべく動かない方がいいミィ」とタブンネB子。
「私もそう思いますミィ。これ以上タブンネが死ぬのを見るのはもう嫌ミィ…」D恵さんも加勢する。
正直僕もそう思うのだけど、でもこれはタブンネE太さんの問題ミィ。僕らが口を出す事じゃない気がするミィ。
それに実は「僕ももう一度この屋敷を見て回りたいんだミィ」
「タブンネA男?!」「そんな、無茶だミィ!」悲鳴をあげる女性陣。気持ちはわかるミィ。僕だって怖いミィ。

だけど…。「タブンネC助さんが死ぬ前にすごい大声で叫んだのを覚えているかミィ?」
「覚えてるミィ…。あれが、断末魔ってやつミィ…」タブンネB子が恐ろしげに身体を震わせた。
「違うミィ。タブンネC助さんは屋敷の壁を見て悲鳴をあげたんだミィ。きっと何かを見たんだミィ」
「何かって、ナニを?」E太さんが不審げに言うミィ。僕はさっきから考えていた事を思い切って言ったミィ。
「C助さんが挟まった窓の窓枠は外にあるミィ。それが急に降りてきて、亡くなられてしまったんだミィ」
タブンネD恵さんの前なので言葉を自重しないとミィ…。
「C助さんは最後に屋敷の壁を見てそこに何かがいるのを見たんだミィ。屋敷の壁に取り付いて
 窓枠を降ろしている何かを」ハッと皆が顔を上げたミィ。
「じゃあ、じゃあひょっとしてコレは…」
「殺タブ事件ミィ。考えてみれば最初のタブンネF代さんの事件も特殊な細工をしたギプスを使ったのかもしれないミィ。
 門や水だって、こんな仰々しい屋敷だし何か「名探偵ドーブル」ばりの仕掛けがあるかもしれないミィ」
「でも、私確かにギプスが勝手に締まるのを見ましたミィ!それはA男さんだってそうでしょうミィ?!」
とタブンネD恵さん。確かにそうなのだけど、最近の「科学の力ってスゲー!」事を考えると…ミィ。それに…。
「屋敷内に僕たちの他に誰かが潜んでいるとなると、それは単独犯では無いかもしれないですミィ。
 エスパーポケモン数匹が協力して行っているのかもしれないですしミィ」
「…エスパーポケモンだのゴーストポケモンだの言い出したらこのパロディss自体、元ネタ的に
 成り立たなくなるからあんまり言わない方がいいミィ…」ある意味すごく痛いことを言いだしたタブンネB子。
「それに、私たちに何の恨みがあってそんな事をするんですかミィ?!動機が無いですミィ!」
タブンネD恵さんがほとんど悲鳴に近い声で訴えたミィ。

う〜ん。「タブンネスレだから仕様が無いね」じゃああんまりにもメタすぎるし…動機かあ。
地味に痛い所をつかれたミィ。ぶっちゃけ僕は殺タブ犯はキリキザンだと思っているんだミィ。
奴なら屋敷の持ち主だから屋敷を利用したトリックを駆使できるし「次のゲームのネタにする」で
僕らをさんざんいたぶったあげくに皆殺しにしてもおかしくないミィ。
今も屋敷の隠し部屋で恐怖に怯える僕らを見ながらゲーム脚本執筆に勤しんでいるかもしれないミィ。
…でもそれらを証明する方法が無いミィ。
皆が『糞豚たちの夜』をプレイしていさえすればまだ説得できたかも知れないのだけど…。
「つまりはタブンネA男くんは屋敷を探索して殺タブ犯を捕まえようと思っているわけだミィ?」
タブンネE太さんが俄然はりきった様子で言ったミィ。E太さんは「ぶきよう」だけど
タブンネにしては力が強いみたいミィ。少しは戦力として期待できるかもしれないミィ。
「捕まえようというか、殺タブ犯の事を少しでも把握していればまだ対応できるかもしれない、
 そう思ったんですミィ」
「ようし!タブンネF代のかたきうちミィ!」そう言ってシャドウ往復ビンタを始めるE太さん。
…こいつの特性、本当は「たんじゅん」なんじゃないのかミィ…?
「待ってミィ、A男が行くなら私も行くミィ!」B子が立ち上がったミィ。やっぱり恋ポケ同士、一緒がいいので嬉しいミィ。
「わ、私も行きますミィ。ここで一匹で待つのは耐えられないミィ」そう言ってD恵さんも立ち上がったミィ。
なるべく団体行動した方が安全なのでその方がいいミィ。…そういえばタブンネG美ちゃんは無事だろうかミィ…。
僕たちはゾロゾロ、おっかなびっくり屋敷内を歩き始めたミィ。玄関、ホール、鉄格子の部屋、…悪夢のテーブル部屋。
皆で四方を警戒しながらゆっくり探索していったミィ。…だけど何も見つけられなかったミィ。

ていくのがわかったミィ。
「大丈夫だミィ。きっとどこかに隠れているんだミィ」と声をかけても
「ミィィ…」とうわごとのように返すだけですっごく心配しているのがわかったミィ。
死亡フラグ的にもうダメな気もするけど…G美ちゃん、君を心配しているポケモンがいるんだミィ。
どうか無事でいてくれミィ。
「ミミミッ?」と急にタブンネD恵さんが不思議そうに声を上げたミィ。
「?どうしたミィ?」と聞くと、D恵さんは困惑したように言ったミィ。
「部屋の数が合わないんだミィ。昼間外から見た時この屋敷は確か左右が同じでシンメトリーみたいだったミィ。
 でも玄関から見て左にある部屋の数と右の部屋の数が違うんだミィ。右のが一つ少ないミィ」
「…って事は?」タブンネB子が声を潜めるようにして言う。
「隠し部屋があるんだミィ!きっとそこに殺タブ犯がいるんだミィ!」僕は思わず興奮して叫んじゃったミィ。
「でもどこに?」タブンネE太さんが据わった声で言ったミィ。…何かしそうで怖いミィ。
「今まで見てきた部屋同士はビッチリ隣接していたミィ。
 ってことは屋敷の端っこしかないミィ!」僕らはさっそく屋敷の右端に向かったミィ!

屋敷の右端の壁に着いたミィ。僕らの推理(?)が当たっているなら、ここに隠し部屋があるはずだミィ。
「ここにいるのかミィ…?」タブンネB子が声を潜めて言ったミィ。当然ミィ。中に誰かいたら聴こえるかもしれないんだミィ。
でも「中に誰もいませんよ」でもそれはそれで困るんだミィ。推理が振り出しに戻っちゃうミィ。
「どうしましょう、このままここで見張るんですかミィ…?」タブンネD恵さんが震えながら言ったミィ。
う~ん。実は何も考えてなかったミィ。でもこのままこの前で待機していれば何かが起こっても対処できるかも…
とか思っていたら、タブンネE太さんがツカツカと壁に近づいたミィ。な、何をする気ミィ?!
E太さんはスウと息を吸い込んで少し距離をとったかと思うと、壁に思い切り捨て身タックルしたミィ!
ガラガラガシャーーン…派手な音をたてて壁がぶっ壊れたミィ。な、なんて事を!
「ミヒィィッ!!」僕らは悲鳴を上げて飛びのいたミィ。そんな僕らに構わずタブンネE太さんは壁の中の空洞に向かって
「出て来いミィ!タブンネF代の仇だミィ!」と叫んだミィ。…コイツの特性は「ぶきよう」でも「たんじゅん」でもない、
「すてみ」だミィ!でも「すてみ」タブンネって案外いけるかもしれないミィ(そんなのいないけどミィ)。
「聞いてるのかミィ!出て来いったら出て来いミィ!」
…土煙の中に、ポケモンの影が見えたミィ。それはゆっくりとこっちに近づいてきて
「なんだ?壁が崩れたのか?やっぱボロはだめだな…」などと言って出てきたソイツは…!
げえっ!関羽!いやキリキザン!
も、もうダメだミィ!これからキリキザンのパーフェクト辻斬り教室が始まるんだミィ!
怯える僕を無視してタブンネB子、E太さん、D恵さんは
「キリキザンさん!いたんですかミィ!」とか言いながら近づいたミィ。
そういえば皆にキリキザンが殺タブ犯だってことを言ってなかったミィ!ああっ、ダメだミィ、B子!
ソイツに近づいちゃダメミィィ!とか思っている僕をスルーしてタブンネB子、E太さん、D恵さんは
「助けてミィ!この屋敷変なんですミィ!」「G美が見つからないんだミィ!」
「屋敷が水没して、二匹もタブンネが死んで…」などとミッミッミッミッと訴えているミィ。
キリキザンはすごくウザそうに先生が生徒をなだめるみたいにしながら
「まぁまぁ、皆さん落ち着いて。俺はずっとこの隠し部屋で
 執筆に夢中になっていたから状況がわからないんだ…屋敷が水没?」
そう言って廊下の窓を見るなり
「あ゙あ゙あ゙ーーー?!な、なんで買ったばかりの屋敷が水没してんの?!高かったのに…」などと雄叫び
orzみたいな体勢になったミィ。コイツはこの状況を知らなかったのかミィ?
「どういう事ミィ?キリキザンさんはこの屋敷で起こった事件を知らないのかミィ?」と聞いてみると
「っていうか、なんでお前らここにいるの?招待した日時は来週だろう?」とか言ってきたミィ。
「そんな事ないですミィ!ここに、確かに1日って書いてあるミィ」と、タブンネD恵さんが招待状を見せると
キリキザンは招待状をピラピラさせながら
「ああ、コレ、7だよ。七。手書きで書いたのが裏目にでたかな」と言ったミィ…。
字汚いっていうレベルじゃねーミィ!それでよく物書きやってられるミィ!
仕方が無いので屋敷に着いてからの事を一から説明すると、キリキザンはフンフンと興味深そうに肯いて
「あー、そりゃアレだな。この屋敷の元々の持ち主の霊のしわざだよ」と言ったミィ。
「元々の持ち主って…どんなポケモンさんだったんだミィ?」と僕が聞くと、待ってましたとばかりに
キリキザンは嬉しそうに刃を擦り合わせながら話し始めたミィ。

「この屋敷はなぁ、元々はズルズルイエズキンモンとかいう名前のランドロスだかなんだか、
 イッシュの神様にに仕える神官でな、偉~いズルズキンが持っていたんだよ。
 ソイツはなぁ、タブンネを苛めるのが三度の飯より好きで、
 屋敷に一杯のタブンネを奉公ポケモンとして従わせていてな、
 扱いは奉公っつうか奴隷以下だったみたいだけどな。
 屋敷中に鉄格子があったり、窓の下に剣山があったりしたろ?
 アレはここに連れて来られたタブンネが逃げないようにしたモンなんだよ。
 それでだ。ズルズル…ああ、長いからズルイエモンでいいや。ズルイエモンはな、
 老いや病気で死が近づくにつれ気がおかしくなっていって、自分が死んでも奴隷のタブンネが
 生き続けるのが許せないと思い始めて、遠い地方からミカルゲっていう名前のポケモンを呼び寄せたんだ」
「みかるげ?初めて聞く名前のポケモンミィ」「私も知らないミィ」
いつの間にやら僕らは正座してキリキザンの話を生徒みたいに聞いてたミィ。
しっかしコイツはこんな怪しい話をよくここまで嬉しそうに話せるミィ。
やはりマトモなパーソナリティの持ち主ではないミィ。
「ミカルゲは要石に捕らわれたゴーストタイプのポケモンだ。ズルイエモンはソイツに頼んで自分を
 ゴーストにして未来永劫タブンネを苛められるようにしてもらう…つもりだった」
「つもりだった、ということは…?」僕が聞くと、キリキザンは肯いて
「ミカルゲはそんな悪行に手を貸すのはイヤだ、と思ってズルイエモンを騙したんだな。
 ズルイエモンをゴーストにしたはいいが、そのまま中庭の石像に閉じ込めちまったのさ。
 この屋敷の塀ってイッシュ地方みたいに六角形してんだろ?ちょうど石像のあるあたりがハイリンクになる。
 イッシュ地方全体に流れる六角形とハイリンクのエネルギーで封印したんだ」
「なんだかすごく大掛かりミィ。そこまでする必要あったのかミィ?」とタブンネB子が言うと、キリキザンは
「さっきも言った通り生きている間ヤツは神官だった。霊的な力が強いんだな。
 おまけにこの屋敷の下には苛め抜かれて殺されたタブンネの死体がゴロゴロしている…」
げげげっ、ここはそんな恐ろしい土地なのかミィ。ズルイエモンの話といい、さっきから背筋がキュンキュンするミィ。
「それに加えズルイエモンには死んでもタブンネを苛めてやるという執念と
 騙されたという恨みがある。それら全てが合わさって並のゴーストタイプじゃあ対抗できない
 とんでもない怨霊になっちまったんだ。だからそんな封印をしたわけ。以上。…喋りすぎて疲れた」
ふーむ。でもそのミカルゲさんのお蔭でタブンネを苛める悪い怨霊は封印された訳ミィ。
メデタシメデタシ。と言いたいミィが、その怨霊が絶賛大暴れ中みたいミィ。これはいったいどういう事なんだミィ。
そういえば中庭の石像に閉じ込めたとキリキザンは言ったミィ。
「その石像の首、思いっきりモゲてたミィ。アレは元からミィ?」僕も気になっていた事をタブンネE太さんが聞いたミィ。
「元からの訳ねーだろ。お前らのうち誰かが壊したんだな。
 原因が判明したな。お前らが石像をぶっ壊したから怨霊が解放されてさっそくタブンネ虐待を
 始めたんだ。ある意味自業自得だ」人事みたいにキリキザンは言った。
確かにズルイエモンはタブンネ専門の怨霊みたいミィ。キリキザンにとっては人事、それどころか
せっかく買った屋敷がおそらく怨霊のせいで水没しているんだからある意味被害者なのかもしれないミィ。だけど…。
「大体、こんな危ない屋敷をどうして買ったんだミィ?趣味が悪すぎるミィ」
思わず僕は言っちゃったミィ。そもそもこんなデンジャーゾーンに招待されなければタブンネC助さんと
F代さんは死なずにすんだんだミィ。ここは石像が壊れたうんぬん以前にタブンネにとって不吉すぎる屋敷ミィ。
こんな場所にタブンネを招待するなんてマトモな神経してたらできないミィ。
「そりゃー『糞豚たちの夜2』の参考になるかと思って。
 モデルの皆さんにももう一度会ってお礼がてらネタの収集をしたかったしな。
 しかしこんな事になるとはなぁ。先を越されたというか、一週間後に俺が…
 いや、今のは何でもないから。安心してね」
ヘラヘラと笑いながらそんな事を言うキリキザン。一週間後に…何ミィ?!やっぱりコイツも危険ポケモンミィ。
まさに前門のズルズキン(の霊)、後門のキリキザンミィ。タブンネに安息の地は無いのかミィ?!
ちなみにこれに加えて西門にルカリオ、東門にカイリキーを配置したらタブンネ四殺陣が完成するミィ。
タブンネ必殺の構えだミィ。…我ながら何を言っているのかわからなくなってきたミィ。

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最終更新:2011年05月14日 03:23
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