薬品の作り方

薬品の作り方

誤解されている方が多いのですが、暗管の仕事は薬品を買ってくることまでです。
基本的に薬品づくりは各自ですることになっております。
そこで、暗室で皆さんが薬品を作れるように簡単に作り方を書いておきました。
なお、こちらのページにある情報はあくまで一般的なものです。
各薬品ごとの作成方法はパッケージに作り方が書いてありますので必ず参考にしてください。
2013年より液体の薬品を導入しました、使用方法についてはパッケージを参照してください


現像液

  作るためにはまずお湯が必要となります。
  現像液は水道水で作ると傷んでしまうので、必ず一度沸騰させて中の成分を飛ばしてください。
  現像と書いてあるプラスチックのでかいビーカーのような入れ物(メスカップというそうです)があるので、その中に生協のお湯を汲んで来るのが簡単だと思います。
  生協があいてないときは、ポッドでお湯を沸かしてください。
  お湯の準備が終わりましたら「パピトール」と書いてある白い袋を用意してください。
  詳しい説明は裏面を見れば何とかなると思うので割愛させていただきます。
  生協のカップめん用のお湯は温度が高いので冷まさなくてはいけませんが、水道水を入れると沸騰させた意味がなくなるので注意してください。
  あとはパッケージの説明に従って原液を作ります。
  作り終わったら、「原液」と書いてある茶色い入れ物に入れて保存しておきましょう。
  酸素に反応するのでなみなみとそそぐのが長持ちさせるコツです。
  実際に使用するときは二倍希釈してください。このときは水道水でオーケーです。
  もし床にこぼれてもモップできちんと拭いておけば問題ないでしょう。

停止液

  富士酢酸と書いてある白いボトルがあるので、それを使ってください。
  分量は、水2リットルに対してキャップ4、5杯くらいがいいでしょう。

定着液

  コダック・フィクサーと書いてある黄色い袋を用意してください。
  まず、「英語で書いてあってわけわかんねーよ」というツッコミを我慢してください。
  あと、フィルム現像用の薬品と間違えないように注意してください。
  現像液とは違って用意するのは水でオッケーです。(服に付くとしみになって取れないので注意)
   定着液の成分は35度以上でダメになってしまうので、現像液のお湯は使わないでください
  作るときは、1ガロン用なので単位が中途半端かもしれませんが、裏面に書いてある絵と数字を頼りに粉を水に溶かしてください。

注意事項(重要)

  現像液と定着液はそれぞれ強アルカリ強酸なので、取扱いには十分注意してください。
  特に、水道に垂れ流すようなことはせず、きちんと分別してポリタンクの中にいれましょう。
  ちなみに混ざると毒性のあるガスが発生します。


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最終更新:2013年11月12日 14:16
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