Justsystm の ATOK のカスタマイズ体験
ATOK2006 の設定
あなたが自分の人生があまりに順風満帆すぎてつまらない、もっと辛くてイライラするような体験をしてみたい、鬱積したやり場のない怒りの感情を存分に堪能してみたい…こういう希望をお持ちの場合、是非 ATOK のカスタマイズを薦めたい。
たとえばカタカナへの変換を CTRL-U というキー入力で行う、というようなごく単純なカスタマイズを試みるだけでご希望の体験を心ゆくまで味わうことができる。まずあなたはカスタマイズの方法を知るために ATOK2006 に付属のマニュアルを開くだろう。
だがこの実に薄い冊子のマニュアルはカスタマイズには無益だ。「ヘルプを見てみよう、ヘルプには情報が満載」と書いてあり紙のマニュアルで知ろうというユーザを突き放す。やむなくユーザはモニタ画面で ATOK のヘルプを開いてみる。が、待っているのは絶望だ。このヘルプはユーザが読むことを頑なに拒否しているとしか思えない。わずか3分も ATOK のヘルプと格闘しただけであなたはこのヘルプを読むくらいなら死んだ方がましだ、という気分を味わえる。
Justsystem も妙なところで素直だ。日頃、MS-Word でマイクロソフトに散々虐められて一太郎は瀕死状態、Windows Update の度に IME の切り替えを ATOK からマイクロソフトご謹製のものに強制リセットされるという仕打ちに堪えつづけて反抗する気力も失せたようだ。悪名高いヘルプファイル方式を未だにユーザに押しつけつづけている。マイクロソフトでさえもう見づらいヘルプファイル方式はやめたというのに、なんという従順さ。
最終更新:2006年10月14日 04:49