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風魔 簾


今更だけど閲覧注意。




≪プロフィール≫

【コードネーム】<親殺し>
【性別】女
【年齢】19
【身長】150
【体重】?
【誕生日】10/10
【血液型】(血液が危険物)
【ブリード】クロスブリード!
【シンドローム】ブラム=ストーカー・モルフェウス
【ワークス/カヴァー】諜報員/大学生…でもねぇだろ!元諜報員です。
【ロイス】
[Dロイス] 砂使い 奥義・遮る赫河!




【ライフパス】
出自:義理の両親 私はあるときから、一族の元を離れて育ったの。
経験:偽史 私の里は、自然災害で壊滅したわけじゃない・・・!
邂逅:師匠 そういう生き方もあるのね。
覚醒:死  確かに、心臓を貫かれ、私は死んだ。
衝動:嫌悪 これじゃ、私が倒してきた化け物とおんなじじゃない!

【能力値・技能】

肉体:2 白兵   回避1Lv 運転:四輪2Lv         
感覚:7 射撃4Lv 知覚5Lv
精神:3 RC3Lv 意志5Lv 知識:怪異4Lv 
社会:2 交渉   調達5Lv 情報:軍事1Lv  情報:怪異3Lv















ではなく。

肉体:5            
感覚:10 射撃11Lv 知覚9Lv
精神:10 RC9Lv 意志5Lv  
社会:2          


【副能力値】
 基本侵食率:34
 HP:25
 行動値:15












ではなく

侵食率:300%
HP:70
行動値:20


【エフェクト】
種別 名称 Lv タイミング 技能 難易度 対象 射程 侵食値 制限   備考
- ≪リザレクト≫ - オート x HP回復。
- ≪ワーディング≫ 1 オート   0 エキストラ除外。
B1 ≪コンセントレイト:ブラム=ストーカー≫ 3 メジャー シンドローム  対決      2 CL値-Lv。下限7
B2  ≪滅びの一矢≫ 5 メジャー <射撃> 対決   武器 2 判定ダイス+(Lv+1)個 2点ロス
B3  ≪ブラッドバーン≫ 3 メジャー シンドローム 4 80% ダメージ+(Lv×4) 5点ロス
B4  ≪血の宴≫ 1 メジャー シンドローム 3 対象が範囲(選択)に。シナリオLv回
M1  ≪ペネトレイト≫ 1 メジャー <白兵><射撃> 対決 武器 3 判定ダイス-1 装甲無視
M2  ≪砂の結界≫ 1 オート なし 自身 至近 3 カバーリングに行動を使わない
C  ≪リミテッドイモータル≫ 4 マイナー なし 自身 至近 2 HPをLv×2点回復
Dロイス ≪砂塵の城壁≫ 1 オート 単体 視界 1d10 Dロイス ダメージ打消し 10-Lv点ロス シナリオ1回
B5 ≪生命吸収≫ 3 メジャー シンドローム 単体 武器 4 80% 与ダメージ時、追加でLv×3点ドレイン シナリオ3回
M2 ≪砂の加護≫ 3 オート 単体 視界 3 直後の判定にダイス+(Lv+1)個 ラウンド1回

※追加ユニークアイテム:『血に仕えし輩』
  • シーンに登場する際、かわりにツキモノを登場させる。
 そのシーンの間、<RC><知覚>に+6
 ダメージや能力値などは共有。
  • あなたが判定を行なった直後に使用する
 HPを5点消費し、判定の達成値に+5する。効果は重複し、何度でも使用できる。
 ツキモノはこの効果を使用できない。

最終話で
目潰しの砂、夜魔の領域、ギガノトランス、クリスタライズ、マリシャスブラッド、砂塵の帳、死者の肉体などが生えた模様。

【イージーエフェクト】
名称 Lv タイミング 技能 難易度 対象 射程 侵食値 備考
ブラッドリーディング 1 メジャー 対決 ? ? 0 血液(血痕)から人物像推測(知覚)
文書偽造 1 メジャー 対決 ? ? 0 公的文書などを偽造できる(RC)
(名称不明) 1 ? ? ? ? ? 0 侵食基本値+1.エキストラ妖怪をつれている
かぐわしき鮮血 1 メジャー? ? 対決? ? ? 0 臭い等で人物を同定(知覚)
瀉血 1 ? 対決? ? ? 0 若々しく保つ?


【コンボ】(100%未満/100%以上)
  • 名称:破魔の緋弾(ブラッド・バレット)

  • 組み合わせ:B1+B2+B3+M1
  • タイミング:メジャーアクション
  • 技能:<射撃>
  • 対象:単体
  • 射程:15m
  • 侵食値:11
  • ダイス:12d/13d(+侵食率ボーナス)
  • CT値:8/7
  • 攻撃力:+18/+22(ブラッドバーン抜き→6)
(大型拳銃装備時。非装備時は射撃攻撃が成立しない)


<ブラッドフュージョン・エクスプロード>
メジャー;射撃;範囲(選択):15m:???:26個+ボーナス:7:+51:シナリオ三回。装甲無視。1点でもダメージを与えた場合、相手は18点のHPを失い、自分は18点回復。メインプロセス終了時、HPを7点失う。血の宴はギガノトランスでも可。性能は300%時。


【アイテム】常備化P:14 財産P:2
名称 種別 常備化 詳細
大型拳銃 武器 8 命中ー1 攻撃力+6 射程15m 相手は妖怪だもんね
ウェポンケース:大型拳銃 一般 1 大型拳銃を隠しつつオートで準備可能 あまり目立ちたくはないし
コネ:随身省幹部 コネ 1 <情報:随身省>のダイス+2個 百地さんは顔が利くのね。
コネ:怪異研究家 コネ 1 <情報:怪異>のダイス+2個 敵を知り己を知れば!
コネ:情報屋 コネ 1 <情報:裏社会>のダイス+2個 一応、風魔でもあるの。

≪容姿・性格≫

どこにでもいそうな、普通の上京してきた大学生。だけど女性だからレアかも。
加えて、右手は掌から手首からひじに掛けて包帯でギュッと縛っている変な子。
髪は耳までで、普通に黒で、行動的で前向き、明るめなイメージ。

(8/7)
基本的にはのりが悪い訳じゃないが(PLが予想したより)冷静、若干知的な風格も漂った気がする。ある程度は空気を読んで、不用意・不適切な発言を避けようとしている為かもしれない。
他人(妖怪含む)はあまり疑わない模様。それでいいのか諜報員。
今回は最初に当人に直接切り出して、渋られたら独自調査を始めるスタイルだった。それでいいのか諜報員。
本来の血統を隠すためか、「ニンジャ」だと周囲に言われても反論しない模様。お蔭でセオリ家ではニンジャ呼ばわり。それでいいのか諜報員。

(10/8くらい)
百地と修司の微妙な関係を目の当たりにする。修司の考え方に賛同しているが、自分を現在進行形で支えているのは間違いなく百地。今のところ特に目立った対立もなさそうだが。はたして彼女は緩衝材となれるのか。なれなかった場合、その刃は、瀬織に向かうのか、それとも。

あとこれはPLの話なんですが、三話で闇武器屋を教えた際の漏くんの一言、
「お互いの道を頑張ろうね!」(意訳)
が大分グサッときた模様。そうか、君と僕とで道違えるのか。本当か。

※メモ
三話終了時点で修司。佐藤信久(PC2)、宿には出自を自前で明かした模様。

1/28
鈴蘭と信久の強行突破による急展開により即座に瀬織VS百地が発生、決断を余儀なくされる。
悲劇を悲しむ心というスタート地点は共有していたはずの百地と風魔だが、その目指す先、その歩む道の違いは、もはや決定的だった。
ツキモノを解き放ち、自らの全力を持って、風魔は百地の前に立つ。封魔として、守るべきものを守るために。

あと、「お互いの道を頑張ろうね!」の決別フラグはちゃんと折られた模様。
ダマネさんお手数かけてごめんなさい。


|     |2話時点での印象?    |3話時点での印象?|4話途中での印象?|
瀬織 葉司 ちょっと掴みにくいな。。 何やってるんだか 柔軟でやさしい人ね。
佐藤 信久 (未定) 話がわかる人ね。頭の回転もよさそう。 割と苛烈ね。驚いたわ。
 鈴蘭   頼れるんだけど、恐ろしい・・・ 暴走特急にも程があるわね 躊躇ないわね。
 漏    なんか楽しそうね。 呉葉を守ってね。 私も、がんばらないと
瀬織 呉葉 ちょっと親近感。シュウジさんの為にも護らないと 平和で何より。|?
瀬織 シュウジ 割と気が合いそう。 うまいかんじにこっそり支援できないかな… ありがとう
宿  いい人ね。憑き物憑きである事に関しては、そっとしておきたいのだけど。 これで一安心、かな

※瀬織 シュウジ とか呉葉とかについての指針。
 簡潔にいえば、代々の伝統を破って「解放」に踏み切ったシュウジを割と評価しており、その選択が誤りだったと評価されないことを願っている。そのため、「解放」しなければ起こりえなかったであろう事態の平和的解決を目指す方向に動く予定。

暴走が「嫌悪」なので、衝動判定に失敗した後にロールしたらロイスぶっ飛んじゃう位の嫌悪感を表現しちゃう気がする。
※GMへ:そんなシーンいらないよ!

自分のなかでの「正義」としては、虐殺×、断罪を除く殺し×、防衛〇。


3/4

「すべては、あってはならぬのだ、か…」




≪設定≫


経歴


 苗字の通り、元々はフウマ、つまり封魔の一族の出身である。この一族は比較的古くから人にあだなす妖怪やそれに準ずるものを滅する力をもち、宗教勢力に属さない退魔師として活躍してきた。政府はその力の源が血にあることを発見。妖魔に通用する装備を作るために、あるいはその力を得たいがために、あるときは政府に、あるときはならず者に、あるときはその力を恐れる妖怪たちに、一族は次々と狩られ、根絶した。

 のだが、その風潮を察知した彼女の両親は、風魔の里に住んでいる信頼のおける友人に彼女を預けていたため、彼女は一時的に難を逃れた。その後彼女は特になんの問題もなく育った。しかし家系図も戸籍もないため、職にもつけず学校にも行けずお嫁にすらいけない自分を、そのままでは迷惑にしかならないと思った彼女は、里親のもとを離脱し、放浪した。
 そして放浪して2週間目のこと。夜中の街道にて凶悪な妖怪:泥田坊と出くわし、通りがかった初老の男性:百地丹波を庇ってその攻撃を受け、死亡。

 したかと思いきや、体内に眠る封魔の血が覚醒。尋常ならざる治癒力を発揮し、立ち上がる。そして同じく尋常ならざる力を持っていた百地と協力し、泥田坊を倒した。
 その後、その力の源を見抜いた百地丹波は、自身が身分を保証することで匿い、同時に風魔に一般の身分を保証することで、かわりに風魔を直属の部下として雇った。

 百地丹波は政府関係者の一人であり、自身もおぼろげな予見の能力と退魔が可能なだけの能力と妖怪による犯罪を防ぎたいという「正義感」を持ってはいたが、予見がおぼろげであったため随身省を動かすことが出来ず、手駒を必要としていたのだ。(百地自身の説明によれば。)

現在


 こうして風魔は、怪異などの超常的なものが絡む事件や、その予兆が見られる地域や組織に潜入し、情報を集め、必要ならば応援を募って(出来れば事前に)事件を解決する、というある種の工作員的役割を行なうことになった。ただし、超常的な事件は常に突発的に起こるため、いまのところ応援が間に合ったためしはなく、もはや簾は当てにしてない。

→1/28
 様々な状況が重なり、百地の指針との違いが明確になり対立が避けられなくなったために反逆。自分の意志を押し通す代わりに、様々な面におけるバックボーンを失い、孤高の血族に逆戻り。これで随身省に捕らえられたらソレッキリダネ!

内面とかの細部


大型拳銃はきっと父親あたりの形見なんだろうな。
実は父親は、ひっそりと帝都のどこかで私立探偵の助手(お使い)をしているのだが、このキャラはそれを知らない方向で。

自身の血をモルフェウスの能力で砂に変換し銃弾に籠める。それを炸裂させることで<ペネトレイト>とか。そして砂が血に戻ることで封魔の力をもった血が、触れたところから酸のように相手を溶かす(→<ブラッドバーン>)。<砂塵の城壁>は右手の包帯を外して大量出血し、その血を砂に変える。
とにかく、血がすごい。モルフェウスの能力も、基本は「自分の血を砂に変える」「砂を自分の血に戻す」「砂(血)を操る(→ブラムの能力)」しかできないイメージ。(Dロイス:砂使いのため、造形が苦手)
ついでに砂は金色ということにしたい。

使い魔的に見えるが別に支配してないコウモリらしきモノが近くにいる。
見た目的には、リアルコウモリよりは、DQのドラキーにちかい。
みえるかみえないかはまぁ自由。ただ、簾には見えてる。百地丹波にも見えてる。
多分そのうちしゃべる。

1/28
→しゃべった。(CV大塚明夫)
 元々から大事な相棒だったが、封魔の一族であることを証明しているようなモノであるため、今まではあまり派手に使っていなかったようだ。

仇なす化け物を成敗する意味で、自分の仕事を正義だと思っているが、時たま自分の異常性に気がつき、自らが封魔一族という「化け物」だということに改めてショックをうけることもある。それでも、百地を正義と信じ、彼女は動く。

1/28
→最優先事項の違いより、百地と決別。とりあえず当座の指針としては「悲劇を防ぐ」方向の予定。複雑な思いもあるが、諜報員としてのキャリアのため目立って泣いたりはしなかった模様。

  • 申し訳ないですが、大正編第一回には予定が合わず出れません!関連設定つけてくれたPLには申し訳ないですが、出番まで今しばらくお待ちください。 -- kowata (2012-06-05 08:25:58)
  • 更新。PC2に対する印象に関しては、「自キャラが忘れてた」ことにして設定を復活させるか、関連設定自体を白紙にするか検討中。 -- kowata (2012-08-07 12:31:29)
  • メモ:HP14、生命吸収のこり1、砂塵の城壁未使用、浸食率125、ロイス4(5)(瀬織、漏、呉葉、宿、未定)、未使用タイタス1(百地)。にしても百地ぇ。 -- kowata (2013-01-28 13:05:06)
  • あとあれだ、血の宴が残り1回。 -- kowata (2013-01-28 13:38:31)

「       道は絶たれた、退路は絶った。

        進むも地獄、戻るも地獄。

        ならば、せめて、復讐を。

            静かで激しい復讐を。」






今更だが一応、現代編組の閲覧をお勧めしない。

























三人が見守る中、彼女は消えた。
いや、正確に言おう。
二人と2匹が見守る中、彼女は消えた。






※「遥かな時空」、つまりパラレルです。


はるかな時空、どこかの帝都、いつかの夜。
闇に舞う翼が、薄明かりの窓に吸い込まれていく。
そこに一人の中年の男。瞳は赤く、手には銃。


黒き翼は、男に語る。風魔。いや、封魔 簾の生き様を。


「…そうか。長い間ご苦労だったな」
『孝太郎』
「なんだ?」
『これでよかったのか?』
「よく考えてもみろ、実に人間らしく生きてるじゃないか。あいつが自身で選んだ「道」だ。」
『もし、あの子が最後に帝都にいたときに声をかけていれば、違ったんじゃないのか』
…しばしの沈黙
「おまえ、知ってていってるんだよな?
 封魔一族は退魔師だったかもしれないが、その血は明らかに怪異。人の形を取っているのが不思議なくらいの血統だ。
 この一族でマトモに人間らしい死に方をした奴はいない。敢えて言えば、せいぜい戦争くらいだ。」
『それでニンジャの里に出したのだろう?』
「動じない心と生存技術、生活の糧を全てあわせた忍びの技くらい持たなければ、この血を継ぐ以上は未来はない。」
『満たさないから見捨てたのか?』
「どうせ守りきれんのだ。本人の納得いく形で迎える死の方が良かろう」
『わからんな。』
「瀬織や門と一緒だ。ただ生きながらえさせるのが『守り』ではない。」
『生き延びることで見えるものや、死ぬことで失われるものもあるだろう』
「大事なのは『意志』。もしくは誇りだ。あいつは『命をかけて』『死んでもいい』と言っている。それに…」


「あの時の簾を止めるには、俺はあまりにも遠すぎた。」


「顔も覚えてない、世話もしてない、手紙も送ってない、じゃただの父親詐欺だ。
 出てってもなにもできないし、復讐に高まった心をなだめるなんてできねーさ。」
『・…こういうところは親子だな』
「ん?」
『頑固と言うか、欠落しているというか…。
 あの子の『死んでもいい』は、100%決死の覚悟で出来たわけではない。疎外感と孤独感
 行動を起こす前に、誰かが、『死なないで』と強いメッセージを送れば思い止まる類のものなのだ。』
「とはいってもなぁ」
『最後までレンは貴様の銃を放さなかったし、間違ったものを撃つ事もなかったぞ。』

・・・しばしの沈黙

「それに耐えるための忍びの里だったんだが、まぁ、それもそう、だな。」


『レンもそうだ。『道』とか『魂』とかいう言葉をつかうのではなく、もっと素直でもよかったのだ。
 呉葉が死んだときに素直に泣いても良かったし、行動を起こす前に瀬織に行けば信久あたりが気付いたかもしれぬ』
「あの信久が…?随分成熟したんだな、あいつも。」


「ともあれ、これで帝都に留まる理由もなくなったな。おまえは神楽のもとへ戻って、報告しておいてくれ」
『俺に面倒事を投げるな。孝太郎はどうする?』
「ちょっと東北の方に呼ばれてるんでね…また同族の尻拭いさ。」
『ミイラ取りがミイラになるなよ』
「今回の依頼主は共闘してくれるからな。やばかったら一緒に逃げるさ」
『神楽もおまえを待っているぞ』
「なんとまぁ物好きなことで。」

「・・・そうだ。ちょくちょく、銃がどうなったかとか門の前に異変がないかとかも
 たまに調べておいてくれないか?」
『どうした?』
「なんかの間違いで銃が動き出したり門から簾が戻ってきたりしたら大変だろ。」
『・・・それもそうだな。承知した。』
「じゃ、またしばしの別れだ。次は何十年後かな?」
『しらん。では、さらばだ。』



はるかな時空、どこかの帝都、いつかの夜。

二人の男。ハーモニカが鳴っていた。

「待たせたな、いこうぜ。えーと、“カラス”さん?」




遥かな時空、どこかの里、いつかの夜。

黒き翼は、女に語る

「そう・・・」
女は涙を流していた。
「やはり羅ゴウ星の定めからは逃れられないのね。」
『私がついていながら、申し訳ありません。』
「いいえ、あなたはよくやってくれました。それに、あなたの盟友は私ではなく簾。あの子の意志が定まってしまえば、逆らえないのですから」
『いえ、孤立と破滅が待つ道に私が後押しした、というのも紛れもない事実です。』
「これは私の直感だけどね、多分あの子はいずれにせよその道を選んだと思うわ。それに、最後の最後に道を間違えなかったのは、あなたのお蔭。」
『ありがたい言葉です』
「そうね。あなたが契約したのは簾なんだから、しばらくは簾の傍にいてもらおうかしら。」


「孝太郎はどうしたの?」
『東北に向かったようです』
「相変わらず戻ってこないのね」
『あいつも存在意義を探したがる人間です。客観的な自分の価値を証明したいのでしょう』
「そんなもの、別にいいのに」
『私も同感です』
「私がいる、孝太郎がいる。それだけでいいのに。」

「こんかいは別のコウモリをお目付け役に付けることにしようかしら」
『私もそれがいいかと思います』

「じゃ、お行きなさい」
『失礼致します、【クイーン・オブ・ハート】様。』
「その名はなし。」
『では、神楽様。またいつか。』

黒き翼は、闇に消える。
光に消えた、主の為に。



二週目の話
「・・・封魔の血で一時的にでも稀の目を抑えたのは、封魔の血と稀の目が相容れないから。そして封魔の血は持ち主の精神に反応する。つまり、影が散逸した今、おまえが蓄えてきた血で従者を作り、呼び掛けることで」
1人の男、2つの影。
「・・・散逸した風魔の情報を集めることができるだろう。封魔が狙われたほんとう理由のひとつ、『不死の秘法』だ。」
それと、1人の伏した人影。
「ヤレヤレ。契約で得た血を手放すとは、誰に似たのやら。ヨウジかな?」
『主との契約が、まだ終わってはおらぬのだ』
「これで簾も真の『同族』か。」
『大事なのは姿や種族などではない』
「ま、確かにな」

「いくぞ」
男は黒い翼をつかみ、門だったモノへと押し付ける
の
黒い翼は地に落ち、辺りは静寂に包まれた。


気がつくと、広い洞窟内で仰向けになっていた。
意識はある。
「ここは?」
そういって、傍にいる輩に目を向けると、輩は眠っているようだった。深く傷つき、消耗している様に見えた。
「だ、大丈夫?」
とそこで、正面に男が立っているのがみえた。もしかして、私はこの男と戦ってたのだろうか。
飛び起きて、袖のウェボンケースから銃を、あ、あれ?
「銃なら壊れてたから、直しておいたぜ。」
そういって男は銃を投げた。慌てて受けとる。
奇妙なことに、最後に見たときより年期が入ってはいるが、確かに同じ銃だ。この銃がふたつあるとも思えない。

「風は斬れぬ、風は止まぬ、願わくは、恵みの風にならんことを」
そういって男は立ち去った。





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最終更新:2013年04月16日 14:11