3、探険家/Exporer
まだ見ぬ土地と失われた場所の探求者である探険家は、道なき荒野の達人である。
この世界においては正規の探険というのはあまり一般的ではない。
少数の裕福な王国や商業都市が遠方の地へ発掘隊を派遣したり、
遠く離れた地の情報を故郷へ持ち帰った旅行者に報奨を出す程度である。
一方、探険家は他の人々が滅多に足を踏み入れることのない地へと冒険することに心惹かれたり、
あるいはそれを自らの責務としている者たちである。
彼らは狩人であり、斥候であり、開拓者であり、商人であり、あるいは遠方の地への使者である。
その個人的な興味関心からや、あるいは重要な使命の遂行などのために、
この旅人たちは世界の中でも未開の地へと歩を進めるのである。
探険家の多くはプロの宝探しとしてその冒険を開始する。
失われた宝物庫や画されたアーティファクト、知らざれる墓所にまつわる伝説を捜し求め、
彼らは誰も見つけていない成功の種を求めてその才能を発揮する。
または、誰も以前に訪れたことのない場所を探す各々の探求、使命、任務に従事するのである。
例えば、騎士団や魔法使いギルドは何らかの脅威と戦うために、
その一員に世界を旅することを命ずるかも知れない。
真に放浪者である探険家は決して多くはない。
彼らは次の山のうねを越えた先には何があるかを見るため、
もしくは伝説的な挑戦を捜し求めて衝動に駆り立てられる旅人である。
財産や名声などはこういった放浪者には大した意味はない。
自身の好奇心を満たすため、あるいは危険に対した時の己自身の力量を測るために
彼らは生きているのである。
個人的な動機についてはともかく、
探険家として成功しようと思うのならば、数々の技能に精通していなくてはならない。
彼らはタフで辛抱強く、険しい土地を越えてはるか遠くへと旅をすることが出来なくてはならず、
最悪の天候の中をも生き延びるだけの技量を備えていなくてはならない。
たとえどこにいたとしても食いつないでいくために、獣狩りや食糧探しの達人でなくてはならない。
ひとたび文明圏を離れれば、親切な宿も交易ポストも見当たることはないのだ。
方向探知の技巧は必要不可欠である。
荒野においては道などなく、重要な陸標を見失ったり、
目立たない道を間違って曲がってしまったりといったことは
致命的なミスになり得る。
最後に、探険家は冷酷な襲撃者や腹を空かせたモンスターから
自分自身を守ることが出来なくてはならない。
○探険家を作成する
探険家のテーマはどのキャラクタークラスにも適合する。
ローグは"財宝探し"としてこのテーマに惹かれることだろう。
失われた都市の巨大な宝物庫や洞窟深くに隠されたすばらしいお宝の伝説は
多くの大胆で向こう見ずなローグにとっては水と食糧同様だ。
ウィザードもより唯物主義的ではない理由…すなわち新たな知識と発見に惹かれて探険家の道を選ぶ。
レンジャーもおそらく最も類型的な探険家だろう。
荒野の奥深くを住処とし、狩りのわざに優れ、技能を備え、辛抱強い彼らレンジャーは
未開の地の探険者であり、類まれな技を備えた追跡者である。
彼らは他の探険家が生き延びることもできないような荒野を通り抜けて冒険することが可能だろう。
○開始時の特徴
ひび割れた大地の上を疾走し、折れた丸太の上でバランスを取り、
目的地への方角を見極め、沼地や川床の最も確かな足場を定めて進む。
これらは君の第二の素質である。
君は自分が向いている方角を知ることができる並外れた技巧を備えている。
君には自分が行きたい場所の方角へ進むにはどの道を辿ればいいかがわかるし、
周囲の地形を見れば方位を知ることができる。
さまざまな環境を冒険する際に、
周囲の不慣れな者たちがバランスを取ったり足を取られたりで悪戦苦闘している時、
君はすでにその障害を通り抜けて向こう側にたどりついている。
ひび割れた地面や背の高いやぶは荒野に不慣れな者たちの足を遅らせるが、
「シュアフッテド・ストライド」を使うことによって、
君は難なくそれらの悪地形を通り抜け、戦闘において自分の有利にすることができる。
何をすべきかをわかっていれば、そして敵の自分のいる地形への注意をそらすことができれば、
ほぼ全ての地形は君に何らかの遮蔽をもたらしてくれる。
- 君はどちらの方角が北かがわかり、「迷うのを避ける」「特定の場所への道を探す」「遠方の目印を見つける」ために行うあらゆる技能判定において+5のボーナスを得る。
- 加えて、君は「シュアフッテド・ストライド」のパワーを得る。
シュアフッテド・ストライド/Surefooted Stride (着実な踏破)
~野外知識への精通により、君は移動が困難な地形の中で易々と動き回り、それを戦いにおける優位にすることができる。
遭遇毎、[原始]
移動アクション、自分自身
効果:君は移動困難地形を無視して自分の速度までの移動を行う。
君の次のターン終了まで、君は移動困難地形にいる間はACと反応に+2のボーナスを得、
移動困難地形にいる敵に対して戦術的優位を得る。
○追加の特徴
君は遠距離を移動する際に、他の者よりも速度を出すことが出来る。
踏破しやすい道を選び、過酷な環境に対応する最適な方法を皆に示すことによって、
君は小さなグループが最高に性質の悪い類の荒野をきわめて短時間で抜けるのを助け、
考え得る最良の状態でその状況を突破することを保証することができる。
利益:君は持久力判定に+2のパワー・ボーナスを得る。
加えて、君と10人までの仲間が1時間もしくは1日にどれくらい旅を出来るかを決定する際に
そのグループで最も足の遅いメンバーの移動速度に+1して算出をする。
グループが君と一緒に旅をしている間、そのメンバーも同様に持久力判定に+2のパワー・ボーナスを得る。
※後で追加
○追加の汎用パワー
荒野の原始の精霊に君が敬意を払うかどうかに関わらず、
君は自分の周囲の野生生物を観察することにより、多くを学んだ。
滑りやすい枝や背の高い岩棚、深い峡谷や急流は
純粋な運動能力やバランス感覚のわざで越えるのが一番だ。
野生の雄鹿が捕食者から逃げる時のように、君は行く手にあるものが何であれ高く飛び越え、
歩みを止めることなく不安定な足場を走り抜ける。
スタッグス・バウンド/Stag's Bound (雄鹿の跳躍)
~野生の鹿のように素早く走り、君は飛ぶように不安定な地面を駆けたり、大胆な跳躍を行う。
遭遇毎、[原始]
移動アクション、自分自身
効果:君は移動速度+2までの移動を行う。
この移動の間、君は自身の次のターン終了まで、跳躍のための運動判定と
バランスを取る/落下ダメージを軽減するための軽業判定に+5パワーボーナスを得る。
君が行う跳躍は常に助走をつけたものとみなされ、君はバランスを取りながらも速度を落とすことなく移動できる。
鷹がはるか彼方の獲物を見通すというその能力は伝説的だ。
短時間の集中によって、君は自分の視界を研ぎ澄まし、
遠隔攻撃で遠くの獲物を狙ったり、敵に発見される前に敵を発見する能力を得ることができる。
イーグルズ・アイ/Eagle's Eye (鷹の眼)
~君は遠くの目標を凝視し、きわめてはっきりとその姿を捉える。
遭遇毎、[原始]
マイナー・アクション、自分自身
効果:次の君のターン終了まで、君は自身の遠隔攻撃パワーと遠隔範囲攻撃パワーを使用する際に戦術的優位を得、君の武器攻撃は遠距離によるペナルティを受けない。
また、君は隠された物やクリーチャーを発見するための知覚判定に+4のパワー・ボーナスを得る。
※後で追加
最終更新:2016年06月07日 23:15