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10、無法者(Outlaw)

10、無法者/Outlaw


世界は無情なものであり、生き延びるために不運を強いられる者は少なくない。
誤って告発される者がいれば、
弱者を抑圧から守るはずの法と組織が実際には圧制者を守るものであったことを思い知る者たちもいる。
無法者の英雄は故郷で権力者からお尋ね者となった者たちである。
彼らが姿を現す時は常に逮捕される危険があり、
そのために処刑人の斧を逃れようと思うならば
彼らは変装の技に熟達しておらねばならず、荒野の暮らしを選ばねばならず、
素早い逃走の技を身に付けておらねばならない。

無法者が無法者となったことにはさまざまな理由がある。
移り気な暴君の命によってその領土に脅威となり得る貴族の一家が滅ぼされば、
生き残った者は貧窮し、当局から追われる身となる。
不幸な誤解や偶然によって、殺害されたアーチメイジの遺体の傍で
血染めの短剣を手に立っていたところを発見された個人が非難されることもある。
魔法使いはすでに死んでいたのだと彼女が主張したところで、誰も信じはしないだろう。
強者が弱者を自由に抑圧する国々では、
他者を傷つけ、虐待する冷酷な君主や公権力に対して立ち上がる英雄は、無法者となる。
しかし、自らの行いについて常に正しくある無法者というのは一般的にはずっと数少ないものである。
彼女は当局を無視した常習的な法律違反者であるかも知れないし、
あるいはやけっぱちや怒りによって悲劇的な過ちをひとつ犯したのかも知れない。
自らの首に賞金をかけることになる道を辿る者は数多く、その全てが不当なものということもないのだ。

無法者の英雄はしばしば近隣の貧しい者たちから感謝と敬意を得ることがある。
特に彼らが圧制者に対して立ち上がった者ならばなおさらだ。
法的機関が弱く、腐敗している地方では
無法者の英雄は危険なモンスターから地域を守り、悪党の企みを止める唯一の存在なのである。
加えて、公の立場にある者や貴族が腕利きの無法者と慎重に繋ぎをつけることもある。
善の(あるいは利己的な)目的のために非合法なことを行うための執行人を雇っておくのは
時として有効なことなのだ。
野心家の貴族や官僚はしばしば有能な犯罪者を、
彼らを逮捕から守ってやったり、あるいは逃がしてやる代償として雇うこともある。
無法者の英雄にとっては、王宮の中に味方を持つことは人生をずっと楽にしてくれるものなのである。


○無法者を作成する

明らかに、ローグは無法者の道に惹かれる。
たとえ彼らがその人生の時間の大半をモンスターでいっぱいのダンジョンの中で財宝漁りをして過ごすのだとしても、
法に祝福されたローグというのはほとんどいないものなのだ。
ファイターとレンジャーもまた、その頑健さと独立独行性により
無法者としての人生の過酷さによく適合するだろう。
クレリックとウィザードはあまり無法者であることは少ないが、
そのような組み合わせがないわけではない。
権力が腐敗していると考えたクレリックは良心に駆り立てられて、
不正と戦う無法者たちに力を貸すだろう。
ウォーロックはしばしば権力者から好まれないような(あるいは完全に禁じられた)技の実践家であるため、
結果として彼らはその地の法律に関係なく自らの道を突き進むことになるのである。


○開始時の特徴

無法者として、君は正々堂々の戦いなどという贅沢はできないことを学んだ。
最も良い戦いとは最初の一撃で勝利する戦いであり、
それが出来なければ、追撃をさせないことが有効となる。
「サプライズ・ストライク」により君は遭遇の最初に敵に傷を負わせ、
そのままそいつと戦うか、あるいは離れるかを選択することができる。
戦いが始まる前にこの技を使う機会がなかったとしても、
戦闘の最初にまずこれを使って敵を少しの間幻惑させるのは、有効な戦術だと言える。

  • 君は「サプライズ・ストライク」のパワーを得る。

サプライズ・ストライク/Surprise Strike (奇襲攻撃)
~君は奇襲や混乱に乗じて、敵の動きを制限する一撃を叩き込む。

遭遇毎、[武勇]
アクション不要、特殊
トリガー:基礎攻撃、もしくは無限回の武器攻撃パワーを使い、君が戦術的優位を得ている敵に対して攻撃を命中させる
効果:その敵は君の次のターン終了まで幻惑状態となる。


追加の特徴

  • 5レベル
人目につかないようにするということは、屋外での暮らしを意味することでもある。
生い茂った藪の中や人気のない荒野に隠れ潜む。
君はずっと前に自分の足取りを隠し、不安定な地面でも速度を落とすことなく進み、
地形を使って追跡をまく方法を覚えた。
君の後についてこられる敵は──あるいは君から逃れられる敵は──ほとんどいない。
君が自身のホーム・グラウンドにいる間は。

利益:以下の中から地形の種類をひとつ選ぶ:
 [砂漠、森、丘、山、湿地、沼、雪、氷原]
選択した地形においては、君は追跡をされることはなく、移動困難地形を無視する。


  • 10レベル
(Coming Soon)



○追加の汎用パワー

無法者として成功するための第一のルールは「捕まるな」だ。
無法者は足において素早くなければならず、知恵においてはもっと素早くなくてはならない。
自分の才能のおかげで、君は静かな待ち伏せを仕掛け、その後、敵が君に気付く前に
樹木の陰や路地の奥へと姿を消す。
敵が君を隠れ場所から見つけ出したとしても、君は二本足で歩くものなら
ほとんど何でも追いつけないほどのスピードで逃げ出すことができる。

  • 2レベル汎用
捕まらないようにするために最も有効なことは、
君を捕まえようとしている敵よりも速く動くことである。
君が歩幅を広げて、追いすがる鈍い警備兵や町の衛兵たちを撒こうと決めた時には、
彼らはただ君が立ち去った後の埃の中で息を切らして喘ぐばかりである。
言うまでもないことだが、君の足の速さは状況が逆であった時、
君から逃げ切れる者は誰もいないということを意味する。
君はたいていの敵に、100フィートも走らないうちに追いつくことができる。

バースト・オブ・スピード/Burst of Speed (速度の爆発)
~君は爆発的な速度で走る。

遭遇毎、[武勇]
マイナーアクション、自分自身
効果:次の君のターン終了まで、君は移動速度に+2のパワーボーナスを得る。
君の次のターン開始まで、君は疾走しても敵に戦術的優位を与えず、攻撃ロールへのペナルティも発生しない。


  • 6レベル汎用
追跡者を撒くことができなければ、君には周囲の地形に溶け込むという手がある。
君は隠れ身の達人であり、ほんの数ステップで、君は敵との接触を絶ち、
幽霊のように姿を消すことができるのだ。


アウト・オブ・サイト/Out of Sight (視界の外へ)
~君は抜群の技によって、藪の下や影の中へ滑り込み、姿をくらます。

遭遇毎、[武勇]
移動アクション、自分自身
効果:君は1マスのシフトを行い、その後、自身の移動速度までの移動を行う。
君がこの移動を部分遮蔽もしくは視認困難のマスで終了した場合、君は1回のフリー・アクションとして、隣接していない敵から隠れるための隠密判定を行うことができる。


  • 10レベル汎用
(Coming Soon)








最終更新:2012年10月25日 22:21