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12、予見者(Seer)

12、予見者/Seer


遠方に隠されたものや不確かなものを知覚する非凡な才能を生まれ持った予見者は
世界中で、力のある者たちから助言者として重宝されている。
彼らは占星術師、占い師、易者、卜占官、占術師、予言者などと名乗り、
それぞれが思い思いの方法で予知を行っている。
予見者の多くは自分たちの透視を華やかで大げさに装飾し、複雑なやり方で行うことを選ぶ。
それは一般人を驚かせるため、そしておそらくは彼らの仕事の重要な秘密を覆い隠すためなのだろう。
しかしややこしい怪しげな虚飾はともかくとして、予見者たちは決して詐欺師ではない。
彼らの第二の視覚は本物であり、強力な授かり物(ギフト)である… たとえ、それが時にあやふやなものだったとしても。

大事業の成否を予期すること、危険度の高い冒険の決行に良い時を決定すること、
あるいは他者の隠された真意を読むこと…これらはきわめて貴重な能力である。
自然と、裕福な後援者たちはライバルを出し抜くために、有名で成功した予見者を捜し求めることになる。
永続的顧問として雇われ、莫大な報酬を支払われる囲われた予見者たちは、同職の者たちの頂点である。

囲われた予見者は自身が仕える者たちとの変わった繋がりを楽しんでおり、
彼らはほとんどの王宮や貴族の屋敷に蔓延している
くだらない勢力争いに巻き込まれることになる。
このような巻き込みを最小限に防ぐため、統治者たちの中には
彼らの魔法の顧問を、王宮や競争相手たちの手の届かないところへ隠遁させておくことを選ぶ者もいる。
他の予見者たちは王宮においてのその重要人物としての役割に喜んで応じている。
このような地位についている力量を備えた予見者は、
大きな善行を成し遂げることができる立場にあると言えるが、
同時にまた、彼らは主人に誤った助言をしたり、不実な行いをすることによって、
深刻な害を及ぼすこともできる。
結局のところ、"信頼された"魔法使いの言葉は1人の王以上の重みを持つのだ。

まだ裕福な後援者の目に留まっていない、
あるいはまだ成功の座につくだけの評判を得ていない予見者たちは
1回銅貨や銀貨数枚で占いを行い、一般人に迎合して細々と生きている。
一般的に、人はしばしば占術や易者の助言を求める。
大きな仕事の決断をする時、旅をする時節、結婚の日取り、子供の名付け、
何らかの不幸についての説明が必要な時などだ。
活気のある都市では、金持ちの常連客を持つ予見者は楽な暮らしができる。
一方小さなうらぶれた町の予見者はせいぜい行商人や乞食よりマシという程度であり、
その日の食事にありつくのに精一杯の状況なため、
潜在的な顧客に対してその力がどれだけ有用な見識をもっているかを証明することも困難である。

予見者の冒険者は王族付きの顧問の絶頂か、あるいは市場の占い師か、
そのどちらかの間のどこかに最終的に落ち着く。
彼らは1人の後援者のところに落ち着くことはめったになく、
しかしやがてその評判が広まり、多くの者が彼らの助言を求めてやってくることになる。


○予見者を作成する

有用な予知を行うには、
予見者は生まれつきの才能(授かりもの、あるいはどのような呼び方であれ)と
魔法の技を扱う能力が必要とされる。
多くの予見者にとって、簡単な呪文は自身の能力を導くに当たって助けとなる。
結果として、予見者の冒険者はたいていウィザードかウォーロックである。
未来読みと未来見の技術のうちいくつかは秘術よりも信仰の性質が強いため、クレリックも予見者としては一般的である。
予見者のクレリックはしばしば預言者、あるいはその予見が神々からの贈り物として
夢を解き明かす者として崇められる。
他のクラスの予見者はあまり一般的であるとは言えないが、
一部の大胆不敵なローグは、策略とあらゆる類のぺてんを実行するために予見者の仮面を用いる。


○開始時の特徴

君は簡単な占術を行い、凶兆を読み、星占いをし、あるいは他の方法による予言によって
その人物が今日どのような運勢を辿るかを決めることができる。
君は自分の占いの結果を知っている。対象に真実を告げるか否かは、君次第だ。
君の運勢は対象が行おうとする次の特定の行動に対して勝手に作用する。
しかし1回の運勢読みによる未来の予言は、これから先に起こることに対してのみである。
  • 君は「キャスト・フォーチュン」のパワーを得る。
キャスト・フォーチュン/Cast Fortune (運勢の占い)
~君は簡単な占いの儀式、あるいは未来読みを行い、対象に今日どのような運勢が待っているかを明らかにする。
遭遇毎、[秘術]
標準アクション、遠隔5
目標:味方1人
効果:このパワーを使用する時、d20を3回ロールし、結果を順番に記録しておくこと。
この結果は、目標が次に行う攻撃ロール、もしくはセービングスロー、もしくは技能判定に関する全てのd20のロールの結果と、順番に置き換わる。
DMの裁量において、出目10ロールや危険や障害のない状況におけるダイスロールは、この結果には置き換わらないこととしてもよい。
三つの結果が全て使われた時、もしくは君が大休憩を取った時、この効果は終了する。
目標は、君が告げるまでは、自身の運勢が良いか悪いか、知ることはない。

特殊:このパワーを使った味方に対しては、
君が次の大休憩を終えるまでは、再度このパワーの目標とすることはできない。


○追加の特徴

  • 5レベル
君の予知能力は有用な道具だが、それは君の引き出しの1つに過ぎない。
君は頭の切れる観察者であり、経験豊かな人相見でもあるのだ。
超自然的な導きを必要としない問題というのも世の中には少なくはない。
難題とその解決策は、注意深く見る者にとっては明らかなのだ。
同様に、君の超自然的な情報源は難題に対して静寂を保つこともあるが、
ほんの少しの自信と確信を見せてやりさえすれば、
君は人々に彼らがすでに正しいとわかっていることをさせるよう説き伏せることが可能なのだ。

利益 :君ははったりと看破判定に+2のボーナスを得る。



  • 10レベル
(Coming Soon)



○追加の汎用パワー

慎重な訓練と自己を律することによって、
君は通常の視覚を超えて別の場所を見る能力を身につけ、
危険を予期したり、隠されたものを知覚したりできるようになる。

  • 2レベル汎用
瞳を閉じ、君は自身の精神を使って
曲がり角の先、閉じられた扉の先、座っている場所から100フィート離れた先の部屋を覗き込む。
クレアヴォヤンス/Clairvoyance (透視)
~頭の中に、君は自身の視覚を超えた場所の風景を見る。
一日毎、[秘術]
標準アクション、自分自身
効果:君は自身のターン終了まで暗視を得る。
自分自身から20マス以内の場所を選ぶ。選ぶ場所は、視界や効果線が通っている必要はない。
君は自身のいる場所とその場所、両方から物を見ることができる。
君は知覚判定を行い、例えば君の観測地点の側にある机の上に置かれた手紙を読んだりといった、
小さな詳細を調べることができる。
君の透視がもたらすものは知覚のみであり、観測地点から何かを聴いたり、臭いを嗅いだりすることはできない。

維持・標準:君は次のターン終了まで、選んだ観測地点を見続ける。

  • 6レベル汎用
君の力は他者の運命を予見することには限られない。君は自身の運命を、生死に関わるような危険の時を垣間見ることもできる。君の見る予知(ヴィジョン)は待ち受ける危険を避ける助けにはならないこともあるかも知れない。しかし助けになることもある。君はこの時について事前に"見て"おり、危険が差し迫ったその時にかがんだり避けたりすることができる。
モーメント・オブ・ペリル/Moment of Peril (危険の瞬間)
~君は敵の攻撃の瞬間を、すでに予知している。
遭遇毎、[秘術]
即応・割込、自分自身
トリガー:君に攻撃がヒットする
効果:君は自身の次のターン終了まで、全防御値に+2ボーナスを得る。トリガーとなった攻撃が解決した後、君はフリーアクションとして1マスのシフトを行える。

  • 10レベル汎用
呪文の言葉をつぶやくことで君は第三の眼を開き、予知の力を最大限に発揮する。君が通常知覚する事物はわずかな兆し程度に感じられ、代わって影やオーラが今でははっきりと君の中へ流れ込んでくる。一目見るだけで、君は透明な生き物の存在に気がつき、魔法的な偽装を見抜き、周囲の念入りに隠された秘密を知覚することができる。
アイ・オブ・シーイング/Eye of Seeing (見取りの眼)
~透明な、実体のない第三の眼が君の額に開き、君は通常は隠された真実を知覚する。
一日毎、[秘術]
マイナー・アクション、自分自身
効果:次の君のターン終了まで、君は透明のクリーチャーや物体を見ることができる。加えて、君は看破と知覚に+5のパワーボーナスを得る。
維持・マイナー:この効果は君の次のターン終了まで持続する。









最終更新:2012年10月25日 22:23