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F1、アンシーリーの手先(Unseelie Agent)

F1、アンシーリーの手先/Unseelie Agent


「さあ行くのだ… そしてあの愚かなエラドリンどもに、
お前が真に仕えるのは私だということを、さとられるのではないぞ!」

フェイワイルドは魔法の地であるが、
その影の中には欺き、悪意、不吉の生き物たちもうろついており、
この地についての炉端の怖い話として、語り草になっている。
この暗黒のフェイ、あるいはアンシーリーと呼ばれるものたちは
せいぜい良く言って、自身の行動によって生じる被害について無頓着であり、
悪く言って、彼らは影の魔法の穢れに染まった生き物であり、世界から光を吸い消そうとしている。
その評判にも関わらず、何らかの目的を持ってやって来たよそ者たちはこれらのフェイに惹かれる。
中にはただその暗闇の魔法の誘いに抵抗できないものたちもいる。
アンシーリーは影の技に熟達しており、他のフェイの生き物と同様に、取引や交渉のわざを好む。
彼らは値切り、交渉し、時には自分たちが提示する品物に対して
買い手側が払おうと思う以上のものを取る。

君はそのような買い手の1人だ。
君はアンシーリのフェイの生き物のところへ
知識と、頼みと、武器と、お守りと、あるいは他の何かを求めてやってきた。
値段が高すぎたため、君はその代償として雇い主のために働くことを願い出たのである。
他のフェイの多くの頼みごと同様に、
君が主人に仕えてそのために仕事をする期間は、解釈次第のようである
その間、君は雇い主の手先(エージェント)として彼らの支配領域を越えた先で活動を行うことになる。

君のアンシーリーの主人が君に頼んだ仕事は怪しいもののようには見えない。
そしてそれらは君が見分けられるようなパターンというものも特にはなく、
無作為なもののようである。
実際、君がやるよう命じられた仕事は大半が大したことはないもののようであり、
手紙を届けたり、金や物資を運んだり、君が守る人物のところへ報告に戻ったりといった程度だ。
君の主人はまだ君にまだなにかあからさまなことを頼みはしてない。
いつかそのような要求が下るであろうことを、君はわかっていながらも。

君の仕事の報酬として、アンシーリーの主人は君に贈り物を与えてくれる。
君との取引の手始めとして、君の主人は君に影によって作られた武器を与えた。
それは魔法のアイテムであり、君との間の絆を固めるものでもある。
加えて、君の主人はときどき君にちょっとした魔法のわざを教えたり、
高位のフェイの力に働きかけるような見識を与えたりと、君の知識と技能を広げてくれる。
しかし君は不安に思う。
君が受け取る贈り物の全てが、
このアンシーリーのフェイの生き物に対する恩義、負債を深めていくことになるのではないかと。
君は恐れる。
あるいはその手の内から逃れることが困難に… ひょっとすると不可能になるのではないかと。
最終更新:2011年11月30日 01:53