悪魔の子(デーモン・スポーン/Demon Spawn)
「私が邪悪か、だと?
確かに私の血の中にそれは流れている。
だが外見ではなく行いによって、私の本質を見せて差し上げよう。」
定命の者と悪魔の出会いはたいてい定命の者の速やかな死によって終わりを迎える。
悪魔とは生きている限りあらゆるものを破壊するのだ…最後に自身を破壊するまで。
この暴力的な行動のために、悪魔が定命の者と添い遂げることは滅多にないが、
しかし次元界のあちこちには悪魔の血をその身に宿した定命の者が確かに存在するのである。
悪魔の子(デーモン・スポーン)と呼ばれるそのような生き物は
たいてい血を受け継ぐその親とよく似た荒々しく破壊的な邪悪なもののように見える。
悪魔の子がどのようにして生まれてくるのかという謎を紐解くには、
定命の種族がアビスと交流するための背景が必要である。
ロルスは大昔に彼女の選んだ民に悪魔学を教え、
その神官は時として入門者の志願者とドラグロスの子を設けさせるために悪魔を呼び出す。
(※ドラグロス/draegloth:グラブレズとドラウの神官の混血)
(※グラブレズ:タナーリ(悪魔)の一種)
他の暗黒の社会においても同様の儀式は行われている。
他の種類の悪魔の子は、インキュバスから生まれる。
賢人たちはインキュバスとはグラッツトが最初にアビスの第一層を征服しようと向かった時に
彼に従った悪魔たちであると考えている。
(※グラッツト/Graz'zt:アビスの最も強力なデーモン・ロードの1人)
この新しく手に入れた家にも関わらず、彼らの元来の気性は変わらずに、
自然界を夜な夜な訪問して騒がせた。
その結果としてしばしば悪魔の血を受け継ぐ子が生まれたのである。
しかし、アビスは関わったあらゆるものを変え、腐敗させるものであるがために、
悪魔の子が生まれてくる最も一般的な例は、その地獄のエネルギーへの被曝によるものである。
生まれてすぐにその悪魔の子としての兆しを見せる者は少ない。
実際のところ、ほとんどの者は通常の定命の者の子となんら見た目は変わりがない。
見た目の変化は成長するに従って進む。最初にまず額の皮膚を破って小さな角が生えてきて、
やがて肩甲骨から退化したこうもりの骨が生えてくる。
これらを隠したり、目立たずに済ませたい悪魔の子は
人目を引くことを避けたり、あるいは望むならば、ティーフリングを名乗ることもある。
最終更新:2012年02月21日 02:51