島生まれ(モートボーン/Moteborn)
幾千もの、かの地においてはありふれた存在であると言える定命の者たちが
元素界の驚きと危険の中に生きており、
彼らは宙を漂う浮島の頂にぼんやりとそびえる隔絶した城塞の中で、
あるいは人で賑わう異世界の海辺に位置する商業都市で住み暮らしている。
元素の混沌の定命の住人、通称・島生まれは
しばしば故郷を捨てて、他の地に運命を求めて旅に出る。
島生まれがそのようにする理由はさまざまだ。
元素界は折に触れて大異変に見舞われ、生き残ったものは家を失い散り散りになる。
犯罪者ならば、たとえ本当に有罪だったとしても濡れ衣だったとしても、刑罰を逃れるために逃げ出すかも知れない。
個人の名誉に重きを置く文化の者であれば、その名誉を汚した時には家族と友人を巻き込まないよう自ら流浪の身となるかも知れない。
あるいは、出身地では身分が高く、自らの価値を証明するために旅や冒険をする島生まれもいるかも知れない。
どのように、そしてなぜ元素界の故郷を離れたのかによって、島生まれは元素の混沌をさまよう。
あるいは富と力を求めて、あるいは自然界により良い境遇の新たな故郷を求めて。
もしくは故郷の敵から身を隠すために流浪の身となる塵生まれもおり、
そのようなものは偽名を使い、追跡と暗殺者を逃れて旅をする。
最終更新:2012年02月22日 14:53