■Scales of War Extra: The Far Stride(遠旅)
第二部 "希望"の墓地
ホープの町は恐るべき呪いの犠牲となってしまった。
夜になると、死者たちが町の通りをうろつくのだ。
それらは差し当たって凶暴というわけではなかったが、町民たちはその不可解な意図について心配している。
この一件は、シャダーカイの魔女インダによって引き起こされたものだった。
インダはカッパーナイト砦を手に入れようとしたものの、ファー・ストライダーズによってその目論見は防がれた。
聞き込みや実地捜査の末に、ファー・ストライダーズは彼女のホープでの活動にたどりつき、
このアンデッドの脅威の事実を知った。
かくしてこの事件の源を突き止め、終止符を打ち、"希望(ホープ)"という町を
その名にふさわしい場所へと今一度戻す使命が、ファー・ストライダーズに課せられたのである。
ホープの町から旅をすること数日、ファー・ストライダーズは髑髏渓谷(スカル・ゴージ)にあるポータルへとやって来た。
このポータルはシャドウフェルへ直接繋がっているのだ。
シャドウフェルへ入った後、細心の注意を払いながら、彼らはホープの町の影の面へと辿り着いた。
黒い雲が町の上空に立ち込めている。
町はもぬけの殻であり、おそろしい怪物が町のあちこちにうろつくばかりである。
怪物たちは彼ら旅人に対しては特に注意を払ってはおらず、
そして黒い雲はホープの墓地から立ち上っているようだった。
墓地の中へと足を踏み入れると、はたして一人のシャダーカイの魔女が
大きな墓の上の祭壇で儀式を行っているのが見えた。
ファー・ストライダーズを目にすると、彼女は叫ぶ。
「そこで止まれ! 儀式の邪魔はさせぬぞ!」
インダは魔力の篭った黒い石(シャドウフェルのポータルのキーストーン)を所持しており、
これを利用してアンデッドをホープへと連れ込み、そして明け方前に連れ戻していた。
儀式によってポータルをこの場所に常に開放されたまま固定し、
アンデッドの群れを物質界へと連れ込んで侵略を始めるというのが
インダの目論見であった。
ファー・ストライダーズとの戦いに敗れた彼女は、死の間際に言い残す。
「あなたのご期待に沿えませんでした、ヴァサモリク様…
モドラの道具は役に立ちませんでした。私は裁きを受けなくてはなりません…」
そう言った後、彼女の体は閃光と共に消えてしまった。
キーストーンによってポータルを開き、ホープへとファー・ストライダーズが帰還すると
ちょうど朝日が昇り、町のアンデッドたちは消え失せてシャドウフェルへと還っていった。
町の司祭によって石は破壊され、かくしてホープの町に再び平穏が取り戻されたのだった。
しかし事件はまだ完全に終わったわけではない。
黒幕を求めて、ファー・ストライダーズはさらなる追跡を始めるのだった。
●登場人物:
- インダ…シャドウフェルに住む影の種族、シャダーカイの魔女。
"ヴァサモリク"の命によりホープを拠点としてシャドウフェルとのポータルを開き、
死の軍勢を谷へと呼び込もうとしていた。
シャドウフェルにてファー・ストライダーズと戦って倒され、死亡する。
- ヴァサモリク…インダの主。詳細は不明だが、沼が関係している?
最終更新:2016年04月03日 22:37