(九鐘地区)
「ナイン・ベルズ、ナイン・ヘルズ。どちらも同じようなもんだ。」
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◇23、カドリックズ・ボーディング・ハウス ◇24、ディヴァイン・ノット 25、ピックルド・インプ
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"ナイン・ベルズ"は地区の中心に築かれた九つの寺院からその名を取っている。
これら寺院は病める者と貧しい者の世話をするための施設であるため、
結果としてこの地区の通りへと腹を空かせた者、病人、貧困者を引き寄せている。
城壁がここに作られる以前のナインベルズは、
街の喧騒から逃れようとする裕福な市民によって好まれる豊かな場所だった。
しかし、ブリスター地区とボーンヤード地区に併合された結果、邸宅は放棄され、
人々はこの場所へ押し寄せた貧困者の群れから逃れるため
ストーンハンマー地区かエルフタウン地区へと引き払って行った。
今では、ナイン・ベルズは町の中でも最悪の場所であり、
街の上流階級にとって忌むべき恥とすら呼べるものとなっている。
建築物:
朽ちかけた邸宅、いまやテントと木の掘っ立て小屋が並ぶ古いブドウ園、
くたびれた連続住宅、それにテントの群れ。
ナイン・ベルズは町の他の場所がたくましく成長している一方で
今もなお、現在進行形で衰退している。
この場所での商売(そう呼べるのなら)は
夢の館やよこしまな酒場、闘技場、それに病気の蔓延する売春宿といった
あまり明るくはない事柄に寄っている。
この地区の隅のひとつに身を寄せているのは九つの大きな寺院であり、大昔に建てられたが、
しかし貧困、絶望、それに想像し得る限りあらゆる面で最悪の部類の人々に直面した。
"ディヴァイン・ノット(聖なる集い)"と呼ばれるこれらの寺院のうちのいくつかはすでに放棄されており、
一方で残ったものは少数の献身的な信者を、
この地区を苦しめている悲惨な状況と戦うための兵士として有している。
道:
想像に難くないことだが、ナイン・ベルズの道は泥だらけの道路と狭い路地で、
どこも薄汚れており、たいていが朽ちかけた建物のぎゅうぎゅうの群れの中を這うように伸びている。
いっぽう寺院に最も近いところでは泥で汚れた道に敷石が並べられ、
おおむね清潔で、がれきも取り除かれている。
人々:
ナインベルズは言うなれば樽の底であり、
他に行き場所を無くしたあらゆる者を歓迎する。
人間、ドワーフ、ティーフリング、ハーフリング、ノーム、
それに数は少ないながらハーフオークですらも
この惨めな泥沼でどうにか生きながらえている。
この場所では絶望が強く、
多くの人々を、生き延びるために、言うに堪えないほどの行いへと駆り立てている。
ドラッグ、売春、それに人身売買でさえも、
ここではあらゆるところに見られる。
光景:
犬の死体が通りで腐りかけており、
路地の暗がりでネズミの群れがやせ衰えたノームを追い詰めており、
見るも醜い老婆が、あさったごみの重みを背負ってよたよたと歩き、
年端もいかないギャングたちが鋭いナイフと腹を空かした目で武装し、
そしてローブ姿の僧侶が、亡者を追い払うための香を焚きながら練り歩いている。
どれもナイン・ベルズ地区で目撃される光景だ。
嗅覚:
糞便の悪臭が空気にただよっており、
同じくらい吐き気をもよおすような吐瀉物、腐敗臭、そしてゴミの香りと混ざっている。
この場所の人々は不潔で、
彼らの体臭が汚れた空気のそれと入り混じることで
不快な香りのシンフォニーを作り出している。
寺院に最も近いところでは、
お香と、人々が聖職者に対して払うわずかばかりの敬意のおかげで、
空気はもう少し耐えられるものとなっている。
物音:
気のふれた笑い声が暗い路地にこだまする。
女の叫び声、子供のわめき声、ハエが打ち捨てられた死骸に群がる音、
腐敗したガスが吹き出る音、それに脅迫のささやき声。
この地区ではこれらが聞こえてくる。
■施設
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◇23、カドリックズ・ボーディング・ハウス |
◇23、カドリックズ・ボーディング・ハウス
ナイン・ベルズ地区の宿。実際安い
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◇24、ディヴァイン・ノット |
◇24、ディヴァイン・ノット(神聖な集まり)
9つの寺院の集まり。
オグマ、モラディン、アモーネイターの寺院はすでに閉鎖されており、
ティモラ、バハムート、トーム、テンパス、ケレンヴァー、そして(なぜか)タローナの寺院が
今でもまだ規模は縮小したものの、残っている。
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25、ピックルド・インプ |
25、ピックルド・インプ("塩漬けインプ"亭)
ピックルド・インプはナイン・ベルズ地区のすぐ内側にある悪名高い酒場だ。
その名前を、古い木のカウンターの上に誇らしげに置かれている大きなビンの中で
茶色い液体に浮かぶインプの死体から取っているピックルド・インプは
大人しい者のための店ではないことは間違いない。
ピックルド・インプは西門から数ブロック離れた脇道にひっそりと隠れ、
道の両側の安い長屋の窓から投げ捨てられたゴミで薄汚い裏路地の突き当たりにたたずんでいる。
物乞い、語り部、放浪者、狂人、そして怠惰者の
お気に入りのたまり場であるこの店では
水っぽいワインと、ビールとして供される苦い黄色い液体が主なメニューだ。
けんかは日常的であり、
地下室では、客はコボルドたちが荒々しいデスマッチを繰り広げる様子を観戦することができる。
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(◇は未訪問)
最終更新:2016年09月04日 03:06