3、悪魔の手駒
- 北方地域においては昔からカルトは盛んであり、悪魔やデーモン、その他様々な闇の主を崇拝している。
特にここ数十年の暗い世情から、なおのことであった。
- しかし実のところ、本当に悪魔とのつながりを持っているようなカルトはほとんど存在しない。
せいぜい貴族の子弟がいちゃつくネタに使用したり、商売敵を追い出す手立てにしたりする程度のものである。
そのようなカルトではたいてい悪魔を呼び出すと称してふざけてまわり、飲み食いして散らかした後、
召使いに片付けさせるだけだ。
- そのようなカルトのひとつに属するあなたは、貴族の跡継ぎではあったが、
特に裕福でも影響力がある家系でもなかった。
あなたにとって、立場上、そうした形ででも有力者の子弟と仲良くしておくことは有用だと思えたのだ。
- ある日、あなたがいつもの”儀式”に遅刻していくと、儀式の間は血の海になっていた。
仲間の血と肉片が部屋中に散乱しており、部屋の中央の儀式のかがり火があなたを呼んだ。
あなたはとりつかれるように火の中へと足を踏み入れ、その炎に身も心も焼かれた。
しかし夢ではなかった。あなたの胸には真紅の印が刻まれていた。地獄の主、アスモデウスのシンボルだ。
あなたはパニックになり、我を失って逃げ出した。
ウォーターディープを出て、誰も自分を知る者がいない場所へと逃げ出した。
例えば新天地ネヴァーウィンター、そこならばきっと、まっさらに、新しい出発が出来るだろう…
※ウォーターディープは人間だけではなく、ハーフエルフやドワーフの貴族などもいますので、
種族制限は特にありません。
最終更新:2016年12月21日 00:09