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DAC東北2017/テーマ/5、レッドウィザードの裏切り者

5、レッド・ウィザードの裏切り者(クラス:秘術、ウィザード)

  • フェイルーンの東方にある国家サーイは魔法と死の国である。
元首ザス・タムが、骨と鉄の拳によってこの国を支配している。
この国で生まれ育った者にとっては、それが普通のことだ。
加えて、魔法の素質を持った者は死霊術師の魔道師団において、自らの地位を築くこともできる。

  • あなたはそのような魔法使いの1人だった。
そのすばらしい魔法の素質によって、あなたには偉大な将来が約束されていた。
家族の誇りであるあなたはサーイのレッド・ウィザード(※サーイの魔法使いは赤いローブを身に付けることから
そのように呼ばれる)を育成するアカデミーに進学し、そこで専門的に死霊術を学んだ。

  • 当時のあなたにとっては生と死を思いのままに弄ぶこれらの所業は、まったく自然なことだった。
しかしある時、あなたの一番の親友である学友が、ちょっとしたしくじりをした。
大したことではなかったのだが、激怒した教師によって、彼は死霊のエネルギーで引き裂かれて死んだ。

  • 彼はそのクラスにおける、あなたの次の課題の対象となった。
あなた1人ではとても達成できないであろう難しい魔法。
すなわち死体のアンデッドとしての蘇生である。
断ったらどんな恐怖が訪れるかを考えると、あなたは従うしかなかった。

  • 初めてのことだった。グロテスクに崩れかけたその顔は、見知らぬ他人の者ではなかった。
初めてのことだった。あなたは”生命”の絶対的な喪失について、ようやく感じ取ることができた。
あなたはようやく自分の教えられてきたことの恐ろしさに気がついた。
その時、あなたは死霊術を、そしてサーイであることを捨てた。

  • アカデミーを脱走するのは難しいことではなかった。
ザス・タムのサーイで力を得るために最もふさわしいその場所から逃げ出す者がいるなどと、
誰も考えはしなかったからだ。
逃避行の間のことを、あなたはほとんど思い出すことができない。
そうしてあなたは逃げられる限りの西の果て、ソード・コーストまでやってきた…

※テーマの内容的に、秘術魔法使いの中でも修行と研鑽によって魔法を身に付けるウィザードが
相応しいと思われます。
あるいは「魔法使いであることを止めて、剣術を身に付けた」という設定で
ソードメイジなども良いかも知れませんね。
最終更新:2016年12月21日 00:10