コントラファゴット

ファゴットの1オクターブ下の音域を担当する楽器。
もちろんファゴット奏者が特殊管として持ち変えるのだが、譜面が独立している場合がほとんどである。

吹奏楽オリジナルの曲ではあまり目にしないものの、実はリードのアルメニアンダンスやバーンズの交響的序曲などの有名曲に登場したりもする。
しかしまともに音が聞こえるのはソロくらいで、それがある吹奏楽でお馴染みの曲といったらデュカスの魔法使いの弟子、矢代秋雄の交響曲、ドアティのストコフスキーの鐘くらいだろうか。
管弦楽ではベートーベンの運命、第九、シュテファン王、ミサソレムニス、ブラームスは交響曲第1,3,4番、大学祝典序曲、ハイドンの主題による変奏曲、ドイツレクイエム、運命の女神の歌、ハイドンの天地創造など に使用される。低音の補強として使用されることが多くソロは滅多に出て来ない。数少ないソロで有名なのがラヴェルの左手の為のピアノ協奏曲、マメールロワ、ショスタコーヴィチの組曲黄金時代、ムツェンスク郡のマクベス夫人、鼻:マーラーの交響曲第7番、第9番、大地の歌などである。

マーラー、リヒャルト・シュトラウス、ショスタコーヴィチでは殆どの曲に使用される。

案の定、値段はべらぼうに高い。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2019年11月03日 04:02
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。