景気回復の動態

消費、設備投資、輸出は横並びで動くわけではない。景気回復時にどういう動きを見せるかを確認した。

前回の景気循環は第14循環で2002年第1四半期に始まり2009年第1四半期で終わる。86か月にわたる戦後最長の景気循環であった。なお、景気基準日付は景気動向指数研究会が公表する。


グラフは2002年第1四半期を100とした。

輸出が回復してから少し遅れて設備投資が盛り上がっていく様子が分かる。しかし、消費はほとんど増加せずに終わっていまった。これがリーマン・ショック前の景気回復である。景気回復が実感されるために必要な消費の盛り上がりには至らなかった。

輸出が景気回復の先駆けであると分かる。

データはGDP実額の実質季節調整系列である。
最終更新:2011年04月25日 13:03
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