政府債務の実態

平成23年度の政府支出は92.4兆円。
収入源のうち公債金は44.2兆円で公債依存度は47.9%。
ほぼ半分を借金で賄っている。

支出の中身でも21.5兆円は借金返済に回っている。
こうした赤字を続けているため政府債務の残高に歯止めがかからない。
23年度末の国と地方を合わせた債務残高は892兆円にのぼる。
4人家族で3000万円の借金がある計算だ。

ただし、支出の中身で最大の項目は社会保障関係費である。
高齢化を背景に医療費が増大しているため社会保障関係費は着実に
財政を圧迫している。毎年のように1兆円も増えるのだから。

将来への投資である文教および科学振興費は5.5兆円しかなく伸びも
抑え込まれている。

高齢者の医療費に国費が消費され、将来世代への投資に資金が回らない。
ここにも世代間不公平が存在する。
最終更新:2011年05月06日 08:56
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