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精霊使い - (2007/07/09 (月) 06:06:47) の最新版との変更点

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*北国人+風を追う者+風の中心を探すもの+精霊使い **要点 ・暖かい服装・白い肌で美しい人材・白い髪・旅装束・浮かぶ鞄・精霊・精霊回路 **周辺環境 ・針葉樹林・木もないような雪原・豊かな小麦畑・豪雪対策された家・高い山・絶望の荒野・精霊の降る荒野 **評価 ||体格|筋力|耐久力0.67|外見|敏捷|器用|感覚|知識|幸運| |北国人|1|0|-1|1|0|0|0|1|0| |風を追う者|0|-1|0|0|0|1|0|3|0| |風の中心を探すもの|0|0|0|0|0|3|0|3|0| |精霊使い|0|0|0|0|2|3|2|5|0| |合計|1|-1|-1|1|2|7|2|12|0| **特殊 ※風を追う者は世界解析ができ、攻撃対象の技を一つ、無効化出来る。 ※風の中心を探すものは世界解析ができる。 ※風の中心を探すものは対象の特殊を一つ、無効化出来る。 ※風の中心を探すものはI=Dに乗っていないとき、独自で近距離戦行為ができ、この時、選択によって近距離戦の攻撃判定は×2.25(評価2)出来る。補正を選択した時は燃料1万tを必ず消費する。 ※精霊使いは精霊を召喚でき、これを使って闘える。精霊はAR15として扱い、その能力は6、白兵、近距離、中距離、詠唱戦が出来る。地水火風のいずれかの種類を選択すること。召喚にはAR3を使い、(知識+幸運)/2で判定を行う。その難易は9である。 ※精霊使いは対象の特殊を一つ、無効化出来る。 #ref(Spirit_01.jpg) #ref(Spirit_02.jpg) #ref(Spirit_03.jpg) 担当技族:城場奈々子 /*/  いつも、空ばかり見ていた。  透き通るほど黒く昏い空に、瞬く星々が弧を描く。  ずっと見ていた。  何かを掴めると、何かを知れると、何かを識れると、信じていた。  黄昏より暁まで、星は縦横無尽に主張を続ける。  僕たちはひたすら、物語を読み解く。  きっとそこに天命が、神秘が、真理があると、信じていた。  ただ、知りたかった。  いつしか僕らは立ち上がり、吹き抜ける風を追い始める。  答えが知りたい。  ただその一心だった。  この世界の理だけでは、すべてを読み取るのは難しい。  理は一つに非ず。  世界を渡れば、そこには別の理がある。  知らなければならない。  擦り切れた&color(red){旅装束}をはためかせ。  &color(red){浮かぶ鞄}を相棒に。  遠く、遠く、どこまでも遠く。  道程は苦難。  苦難。  苦難の連続。  気付けばそこは&color(red){絶望の荒野}。  見回しても、振り向いても、誰も、いない。  静寂と星灯りだけが支配する地で、風はただ頬を撫でる。  だけど、それでも。  歩みは止まらない。  膝をつくなんてもってのほか。  何故なら空には星が輝く。  答えを探せと語り続ける。  僕たちは風を追う。  風が強くなってきた。  眼の端に映る、蒼い光。  導きの蒼か。  もしかしたら、真理に近づいてきた証かもしれない。  心臓が高鳴る。  足取りは力強く。  どれだけ抑えようとしても、湧き出る期待は抑えられない。  求め続けた。  恋い焦がれた。  手を伸ばせば、もう、すぐそこに。  さぁ、今こそ、真理をこの手に――  風がやんだ。  あるのは静寂と星灯りと、いつの間にか集まってきたたくさんの蒼い光。  そして、いつかどこかで観た紋様。  ――精霊回路だ。  知識と云う名の僕が、同じく僕に囁いた。  それが、正しいとすれば、つまり。  そっと、肩に舞い降りた光に語りかける。 「そうか、君たちは、ずっとそこにいたんだね」  そこは&color(red){精霊の降る荒野}。  辿り着いたわけではない。  ただ、ようやく分かったのだ。  彼らはずっと、僕たちの傍らに。  気付かなくて、ごめんね。  ずっと傍にいたというのに。 「だから――君たちを、友と呼んでもいいだろうか」  何故だろう。  これまでであれば、きっと必ず、空を、星を見上げただろうその瞬間。  気まぐれか、僕は足元に目をやった。  竜胆の花が咲いていた。  群青色の花弁を、そのとき僕は美しいと思った。  一輪、手折る。  それは、とても奇麗で。  誰かにも、一緒に見てもらいたいと思って。  そうして、僕は思いだした。  帰るべき場所を。  為すべきことを。  手に入れたものの意味を、意義を。 「――精霊たちよ、一緒に来てはくれないか。  僕には、やらなきゃならないことがあるんだ」  …目を覚ます。  カーテンの隙間から差し込む朝日、澄んだ空気、いつもの光景。  立ち上がる。  夢か否か、そんな問いに意味は無かった。  何故なら、肩には揺れる蒼い光。  鮮明に覚えている。  そうだ、僕には、やらなきゃいけないことがあるんだ。  さあ、征こう。  シーツの皺の間には、竜胆の花が、一輪。 /*/ <凱旋の旅人> the Returner 北国人+風を追う者+風の中心を探すもの+精霊使い ・出自 奇眼藩国というシステムの中で、謎の探求はあまりにも大きなウエイトを占めた。 その必要性から他世界物理域の研究が盛んになり、風追いたちは常に見送られる立場。 風の中心を探す旅は続く。 そこにどのような苦難が待とうとも、歯を食い縛って進んでゆく。 追い求めるべき何かを求めて、どこまでも。 そうして、辿り着いた場所が。 果たして本当に風の中心であったのか否か、それは結局、分からず終い。 ただ、たったひとつ、確かなことは。 彼らが、笑って帰ってきたこと。 その相棒に、&color(red){精霊}たちを、引き連れて。 彼らは七つの世界を渡る旅人にして、帰る場所を得た精霊の友―― ・装備 旅人の名が示すとおり、彼らが絶対の信頼を置くものとして、まずは&color(red){旅装束}が挙げられる。 この度精霊使いとして新調された公のデザインには、大きな星型の意匠が施されている。 これは彼らの中でも『最初の精霊使い』と呼ばれる一人が強く主張したためで、たった一言が採用の決め手となった。 『――花言葉は、正義』 正義と言えば奇眼の国是であり、もはやそれ以上の理由は要らなかった。 群青色の花びらは、彼ら精霊使いの勲章である。 機能性に関しても、当然ながらここまで蓄積されたノウハウの結晶となっている。 全ての物理域、法則に対応すべく、植物を中心とした厳選素材で縫い上げられているほか、軽さ動きやすさ、防寒性や通気性、防刃性に至るまで、現在最高と思われる技術が投入された。 当然デザインに関しても、特に女性陣からの無限のツッコミに耐え得るものとされている。 武器に関しては、特に設定されていない。 彼ら最大の武器は、膨大なデータベースすら凌駕する知識量と。 そして旅の途中で培われた、その知識を運用するための経験と知恵に収束される。 彼らならば、そこに存在するすべてを武器とすることが可能であろう。 水の一滴、砂の一粒に至るまでが、彼らの味方である。 ・精霊 &color(red){精霊}。 彼らの友であり、相棒であり、奥の手。 彼らとの意思疎通を図り、力を借りるため、&color(red){精霊回路}の導入が進められた。 辿り着いた知識を基に、図を起こし、その身に彫り込む。 腕、背中、脚、肩、頬、額…。 正確に描写された図形は、その力を借りるごとに、蒼く輝いた。 尚、当然ながら絵心に疎い者もいるため、知己の技族に頼む例もしばしばあった。 その場合はイメージの伝達こそが要であり、数々の労苦があったと言われるが、まぁそれは置いておく。 ・凱旋 さて、では帰ってきた旅人にとって、すべきこととは何だったのか。 答えは、ひとつではない。 きっと、護るべきものは、それぞれの胸の内に在るのだろう。 語られることはなくとも、それだけはきっと確かなことで。 彼らは今日も、精霊を傍らに荒野を征く。 ■達成要点 ○旅装束 ○浮かぶ鞄 ○精霊 ○精霊回路 ○絶望の荒野 ○精霊の降る荒野 [[北国人>基本アイドレス]]が個別通過しているため、継承ルールに基づきクリア ・暖かい服装 ・白い肌で美しい人材 ・白い髪 ・針葉樹林 ・豊かな小麦畑 ・高い山 ・木もないような雪原 ・豪雪対策された家 担当文族:木曽池春海
*北国人+風を追う者+風の中心を探すもの+精霊使い **要点 ・暖かい服装・白い肌で美しい人材・白い髪・旅装束・浮かぶ鞄・精霊・精霊回路 **周辺環境 ・針葉樹林・木もないような雪原・豊かな小麦畑・豪雪対策された家・高い山・絶望の荒野・精霊の降る荒野 **評価 ||体格|筋力|耐久力|外見|敏捷|器用|感覚|知識|幸運| |北国人|1|0|-1|1|0|0|0|1|0| |風を追う者|0|-1|0|0|0|1|0|3|0| |風の中心を探すもの|0|0|0|0|0|3|0|3|0| |精霊使い|0|0|0|0|2|3|2|5|0| |合計|1|-1|-1|1|2|7|2|12|0| **特殊 ※風を追う者は世界解析ができ、攻撃対象の技を一つ、無効化出来る。 ※風の中心を探すものは世界解析ができる。 ※風の中心を探すものは対象の特殊を一つ、無効化出来る。 ※風の中心を探すものはI=Dに乗っていないとき、独自で近距離戦行為ができ、この時、選択によって近距離戦の攻撃判定は×2.25(評価2)出来る。補正を選択した時は燃料1万tを必ず消費する。 ※精霊使いは精霊を召喚でき、これを使って闘える。精霊はAR15として扱い、その能力は6、白兵、近距離、中距離、詠唱戦が出来る。地水火風のいずれかの種類を選択すること。召喚にはAR3を使い、(知識+幸運)/2で判定を行う。その難易は9である。 ※精霊使いは対象の特殊を一つ、無効化出来る。 #ref(Spirit_01.jpg) #ref(Spirit_02.jpg) #ref(Spirit_03.jpg) 担当技族:城場奈々子 /*/  いつも、空ばかり見ていた。  透き通るほど黒く昏い空に、瞬く星々が弧を描く。  ずっと見ていた。  何かを掴めると、何かを知れると、何かを識れると、信じていた。  黄昏より暁まで、星は縦横無尽に主張を続ける。  僕たちはひたすら、物語を読み解く。  きっとそこに天命が、神秘が、真理があると、信じていた。  ただ、知りたかった。  いつしか僕らは立ち上がり、吹き抜ける風を追い始める。  答えが知りたい。  ただその一心だった。  この世界の理だけでは、すべてを読み取るのは難しい。  理は一つに非ず。  世界を渡れば、そこには別の理がある。  知らなければならない。  擦り切れた&color(red){旅装束}をはためかせ。  &color(red){浮かぶ鞄}を相棒に。  遠く、遠く、どこまでも遠く。  道程は苦難。  苦難。  苦難の連続。  気付けばそこは&color(red){絶望の荒野}。  見回しても、振り向いても、誰も、いない。  静寂と星灯りだけが支配する地で、風はただ頬を撫でる。  だけど、それでも。  歩みは止まらない。  膝をつくなんてもってのほか。  何故なら空には星が輝く。  答えを探せと語り続ける。  僕たちは風を追う。  風が強くなってきた。  眼の端に映る、蒼い光。  導きの蒼か。  もしかしたら、真理に近づいてきた証かもしれない。  心臓が高鳴る。  足取りは力強く。  どれだけ抑えようとしても、湧き出る期待は抑えられない。  求め続けた。  恋い焦がれた。  手を伸ばせば、もう、すぐそこに。  さぁ、今こそ、真理をこの手に――  風がやんだ。  あるのは静寂と星灯りと、いつの間にか集まってきたたくさんの蒼い光。  そして、いつかどこかで観た紋様。  ――精霊回路だ。  知識と云う名の僕が、同じく僕に囁いた。  それが、正しいとすれば、つまり。  そっと、肩に舞い降りた光に語りかける。 「そうか、君たちは、ずっとそこにいたんだね」  そこは&color(red){精霊の降る荒野}。  辿り着いたわけではない。  ただ、ようやく分かったのだ。  彼らはずっと、僕たちの傍らに。  気付かなくて、ごめんね。  ずっと傍にいたというのに。 「だから――君たちを、友と呼んでもいいだろうか」  何故だろう。  これまでであれば、きっと必ず、空を、星を見上げただろうその瞬間。  気まぐれか、僕は足元に目をやった。  竜胆の花が咲いていた。  群青色の花弁を、そのとき僕は美しいと思った。  一輪、手折る。  それは、とても奇麗で。  誰かにも、一緒に見てもらいたいと思って。  そうして、僕は思いだした。  帰るべき場所を。  為すべきことを。  手に入れたものの意味を、意義を。 「――精霊たちよ、一緒に来てはくれないか。  僕には、やらなきゃならないことがあるんだ」  …目を覚ます。  カーテンの隙間から差し込む朝日、澄んだ空気、いつもの光景。  立ち上がる。  夢か否か、そんな問いに意味は無かった。  何故なら、肩には揺れる蒼い光。  鮮明に覚えている。  そうだ、僕には、やらなきゃいけないことがあるんだ。  さあ、征こう。  シーツの皺の間には、竜胆の花が、一輪。 /*/ <凱旋の旅人> the Returner 北国人+風を追う者+風の中心を探すもの+精霊使い ・出自 奇眼藩国というシステムの中で、謎の探求はあまりにも大きなウエイトを占めた。 その必要性から他世界物理域の研究が盛んになり、風追いたちは常に見送られる立場。 風の中心を探す旅は続く。 そこにどのような苦難が待とうとも、歯を食い縛って進んでゆく。 追い求めるべき何かを求めて、どこまでも。 そうして、辿り着いた場所が。 果たして本当に風の中心であったのか否か、それは結局、分からず終い。 ただ、たったひとつ、確かなことは。 彼らが、笑って帰ってきたこと。 その相棒に、&color(red){精霊}たちを、引き連れて。 彼らは七つの世界を渡る旅人にして、帰る場所を得た精霊の友―― ・装備 旅人の名が示すとおり、彼らが絶対の信頼を置くものとして、まずは&color(red){旅装束}が挙げられる。 この度精霊使いとして新調された公のデザインには、大きな星型の意匠が施されている。 これは彼らの中でも『最初の精霊使い』と呼ばれる一人が強く主張したためで、たった一言が採用の決め手となった。 『――花言葉は、正義』 正義と言えば奇眼の国是であり、もはやそれ以上の理由は要らなかった。 群青色の花びらは、彼ら精霊使いの勲章である。 機能性に関しても、当然ながらここまで蓄積されたノウハウの結晶となっている。 全ての物理域、法則に対応すべく、植物を中心とした厳選素材で縫い上げられているほか、軽さ動きやすさ、防寒性や通気性、防刃性に至るまで、現在最高と思われる技術が投入された。 当然デザインに関しても、特に女性陣からの無限のツッコミに耐え得るものとされている。 武器に関しては、特に設定されていない。 彼ら最大の武器は、膨大なデータベースすら凌駕する知識量と。 そして旅の途中で培われた、その知識を運用するための経験と知恵に収束される。 彼らならば、そこに存在するすべてを武器とすることが可能であろう。 水の一滴、砂の一粒に至るまでが、彼らの味方である。 ・精霊 &color(red){精霊}。 彼らの友であり、相棒であり、奥の手。 彼らとの意思疎通を図り、力を借りるため、&color(red){精霊回路}の導入が進められた。 辿り着いた知識を基に、図を起こし、その身に彫り込む。 腕、背中、脚、肩、頬、額…。 正確に描写された図形は、その力を借りるごとに、蒼く輝いた。 尚、当然ながら絵心に疎い者もいるため、知己の技族に頼む例もしばしばあった。 その場合はイメージの伝達こそが要であり、数々の労苦があったと言われるが、まぁそれは置いておく。 ・凱旋 さて、では帰ってきた旅人にとって、すべきこととは何だったのか。 答えは、ひとつではない。 きっと、護るべきものは、それぞれの胸の内に在るのだろう。 語られることはなくとも、それだけはきっと確かなことで。 彼らは今日も、精霊を傍らに荒野を征く。 ■達成要点 ○旅装束 ○浮かぶ鞄 ○精霊 ○精霊回路 ○絶望の荒野 ○精霊の降る荒野 [[北国人>基本アイドレス]]が個別通過しているため、継承ルールに基づきクリア ・暖かい服装 ・白い肌で美しい人材 ・白い髪 ・針葉樹林 ・豊かな小麦畑 ・高い山 ・木もないような雪原 ・豪雪対策された家 担当文族:木曽池春海

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