とある市場で衝撃的な出来事を体験してから半年後、僕は再びあの活気ある市場を訪れた。
カニの季節ではないと思っていたが、紅く小振りのベニズワイガニが旬を迎えていた。
その他にもホタルイカや日本海で取れる旬の魚介類が市場を賑わせていた。
あのカニのいた店を覗いてみる。
あの怖い店の主人はいてない。
その代わりおばさんと小柄な女の子がいた。
女の子は僕と目が合うと、「どうぞ!」といってカニの試食を渡してきた。
僕は「あ、どうも」といって試食をくちにする。
”美味い!”僕の表情から彼女は「小振りだけで美味しいでしょ、一杯どうですか?」と。
試食に反応し、よく見ればかわいい女の子に勧められ、断り切れずに一杯購入した。
「ホールにテーブルがありますので、ゆっくりどうぞ!」
彼女に勧められ、カニを持ってホールへと向かう。
ホールでは数人の客が僕と同じようにベニズワイガニを食べていた。
座って食べていると、「あのー、これ記入してもらえますか?」
先ほどの彼女が立っていた。
「ハイ?」気の抜けた返事を返すと、彼女は笑顔で「このアンケートに答えて頂くとズワイガニが当たるかもしれませんよ、どうですか?」と。
「はー」僕はカニを食べ始め口の周りにカニの身をつけたまま、間抜けな返事をまたもしてしまった。
普通なら恥ずかしくなるところだが、笑顔で話しかけてくる彼女のことを見惚れてしまっていた。
彼女が読み上げるアンケートの質問に答え、手にカニ身をつけたまま、自分の住所を記入した。
住所を見た彼女が「へー、東京からいっしゃったんですか?」と。
僕がコクリと頷くと、「秋葉原って行ったことあります?」
「ハイ」と答えると、「いいなぁ、私アニメ大好きで」そう話していると、店からおばさんが「美咲ちゃん、戻ってきて!」と大きな声。
そういえば、先ほどテーブルについたトキ、大きな観光バスが入ってきたのを思い出した。
折角、北陸まで来たので観光をして2日後に市場を訪れた。
今回の目的は、カニではなく”美咲ちゃん”
しかし、あの店には以前怒られた店主とおぼしき男性と美咲ちゃんと働いていたおばさんしかいなかった。
僕はその時、冷蔵ケースの上に吊られている大きなカニの存在には気づかなかった…。
それから月日は流れ、冬のカニ解禁のニュースを
テレビで見るようになった頃、僕の携帯に見知らぬ電話からの着信があった。
イタズラくらいにしか思っていなかったが、たまたま操作中に電話がかかってきたので、出てしまった。
「もしもし、片岡さんの携帯電話でしょうか?」僕が「ハイ」と答えると、少し緊張したような震えた声で「高原美咲と言います。以前、カニをお買い上げ頂き、アンケートを書いて頂いた。覚えてますか?」と。
「あ!美咲ちゃん?」思わず下の名前を呼んでしまった。
まだ、緊張しているようでそのことには全く触れずに用件を伝えてきた。
「カニが当たりましたので、いつ頃お届けしたらよろしいでしょうか?」
「仕事、5時には終わるから、平日の7時には自宅にいます」
住所確認をしたあと、美咲ちゃんからの電話は切れた。
正直いうとそれほどカニが大好きということもなかったが、当たったことに悪い気はしなかった。
それより、あのかわいい美咲ちゃんから電話があったのだから、思い切って番号くらい聞けば良かったと後悔していた。
数日後、インターホンが鳴った。
あまり鳴ることのないインターホンなので、美咲ちゃんが送ってくれたカニだということはピンときた。
部屋の扉を開けるとそこに立っていたのは美咲ちゃんだった。
「来ちゃった」
うつ向きかげんでいう美咲ちゃん。
「どうぞ!」僕は彼女を部屋へ招き入れた。
「カニをお届けに来ました」大きな荷物の中から発泡スチロールを取り出して渡す。
「東京に遊びに来たの?」尋ねてみると、彼女はコクリと頷いた。
「秋葉原行った?ホテルは?明日土曜で休みだから案内しようか?」
僕のマシンガンのような質問に彼女は、あたふたしていたが、一つ一つ答えてくれた。
秋葉原には行っておらず、明日行く予定で、僕の家の近くでホテルは予約していることを。
「あのー、彼女さんとかいないんですか?」
「いないよ!だから1人旅してたんだ」
そう答えると彼女の顔がパッと明るくなった。
「じゃあ明日、秋葉原案内してもらっていいですか?」
「喜んで!ところで荷物大きいからよかったらうちに置いときなよ」
ちょっと、迷ったような表情をする美咲。
「中身物色したり、盗んだりしないから」
そう答えると、「そうじゃないんです」といって彼女はうつむいた。
そしてその顔はどんどん赤くなっていく。
どうしたのだろうと心配していると、突然「カニ覚えてます?大きな」
咄嗟のことで言葉も記憶からも出てこなかったが、去年の冬の大きなカニのことを思い出した。
もともとはあのカニに会うために、あの市場へ行ったのだが美咲と出会い、すっかり頭から飛んでいた。
「ああ、覚えてる。大きなカニの作り物、人が入るには小さいけど」
「あれ、私が入っていたんです」
「え!あれ、カニ、えー」
もはや、動揺し過ぎて言葉にならない。
「え、美咲ちゃんが!」驚きを隠せない僕に彼女は1枚の写真を見せてきた。
それは水槽に入った巨大なホタルイカの写真。
「これも私が入ってるです」
「水槽から飛び出ているこの足が命綱なんです」
確かにホタルイカは水の中に全身が浸かった状態であった。
「なぜ、こんな話しをしてくれるの?」
僕の今の率直な気持ちを彼女にぶつけてみた。
彼女の顔はますます赤くなり、うつむいたまま「好きなんです!あなたのことが、去年の冬からずっと」
”えー”もはや言葉にならない。
あまりの急展開にもう僕の頭はついていけなくなっていた。
「カニになって吊られている私を離れた場所からずっと見ていてくれたでしょ」
「その後もまた来てくれたの知ってるわ…」
美咲の顔がますます赤くなる。
美咲が顔を赤らめている理由には僕も心当たりがある。
「半年ほど前に来てくれた時も、大きなカニを探していたみたいだったけど」
美咲にそう言われて、僕は吊られた大きなカニのことが気になったことや、仕事の関係でなかなか旅行に行けなかったことを話した。
しかし、発泡スチロールに無造作に掘り込まれていたカニにしたことは話さなかった。
「あの大きなカニのこと気になる?」
そう聞かれて、僕が頷くと彼女は持ってきた大きな荷物から何かを取り出し始めた。
出てきたのはカニの甲羅。
甲羅を開くと中にはカニの脚が収まっていた。
それとは別に赤い服のようなものを取り出す美咲。
それは真っ赤なラバースーツだった。
それを見て僕はカニの下に指を突っ込んだことを思い出していた。
カニの中の感触は温かく、なにか不思議な感覚がした、その理由が1年越しで理解できた。
カニの着ぐるみを出した彼女。
このまま目の前でカニになって欲しいと僕は思った。
その願いはすぐに叶う。
「どうやってこのカニの着ぐるみを着ていたか気になりませんか?」
「なるなる!」食いつくように言ってしまった僕。
彼女は笑いながら、「インナーに着替えたいので隣りの部屋お借りしていいですか?」と。
僕は慌てて狭い隣りの部屋を簡単に片づけ、彼女に着替えてもらうことになった。
「散らかってますが、どうぞ」
僕は緊張して声が震えているのが自分でもわかった。
彼女の着替えをドキドキしながら待つ。
着替えを済ませて隣りの部屋から、出てきた彼女は全身が真っ赤で顔だけは美咲ちゃんのかわいい顔が覗いていた。
その姿を凝視する僕に、「そんなに見ないで下さい」と恥ずかしそうに言う彼女。
それもまた可愛いかった。
カニの甲羅を開き、中に入っていた脚を取り出し、甲羅へと取り付けていく。
取り付けが終わると、彼女は僕に「少し協力してもらえますか」と。
もちろん僕は力いっぱい頷いた。
彼女は「私、体操やってたので身体軟らかいんです」そう言いながら足を頭の後ろに、もう片方の足も頭の後ろにひっかけた。
荷物の中からカニのハサミを取り出し、両腕に嵌める。
「すみません、甲羅に入れてもらっていいですか?」
僕は小柄な彼女を持ち上げ、甲羅に優しく入れた。
甲羅の中は緩衝材が入っていて、彼女の身体を守るようにできていた。
後はもう一方の甲羅で蓋をする。
蓋をする時にフックに引っかけ、反対側でロックする。
それが全部で4箇所。
これで彼女は自分ではカニから出ることはできなくなった。
1年前、北陸の市場で見て衝撃を受けたカニが自分の目の前にいる。
その中味はかわいい美咲ちゃん。
その美咲ちゃんが凄いポーズでカニの着ぐるみの中に収まっていると思うと、僕のアソコが固く熱くなってきた。
美咲ちゃんは「どうですか?」と声をかけてきた。
「凄いよ、でも苦しくない?」僕が尋ねると、「慣れてますから!カニ、カニ!」と篭った声で返事をしハサミを動かした。
かわいいと思うと同時に、甲羅の下の部分が気になった。
「美咲ちゃん、カニ触ってもいい?」僕の質問に「どうぞ」と。
カニをマジマジと眺めながら、あちこち触ってみる。
ハサミを触ると彼女も開いたり閉じたりをした。
そして気になっていた甲羅の下側へ。
カニの甲羅が途切れていて硬くない部分がある。
そこは温かく柔らかい、そして「あっ」という彼女の声がした。
そのまま指を奥へと入れていく。
「ああぁぁ、ちょっと、ダメ!」
彼女の声には気づかないフリをしてさらに指を入れたり抜いたりした。
触っていて分かったことだが、どうやらラバースーツでアソコの部分が袋状になっていることが分かった。
そのまま指の出し入れを繰り返す。
カニの中からは喘ぎ声と荒い息づかいが続く。
止めようかと思った時、カニの中から「入れて!あなたのを入れて下さい」と。
僕はズボンを脱ぎ、カニに覆い被さる。
そして、すでに固くはち切れんばかりになっているペニスをカニに差し込んだ。
カニからは「ああぁぁぁぁぁ!」と今まで聞いたことの大きな声が聞こえてきた。
僕はそのままカニへのペニスの抜き差しを繰り返す。
ついにカニからは「ああぁ、ダメ、ダメ、逝っちゃうぅぅぅ!」の声と共にカニのハサミは床に力なく落ちた。
静まり返った部屋に荒い息づかいが2つ。
1つは篭った感じの息づかい。
僕はカニに覆い被さったまま、「どうだった?」と声をかけると「良かったよ」と恥ずかしそうな彼女の返事が。
「どうする?」僕の質問に彼女は「もう1回!」と返事をしたので、カニのままベッドへ連れていき、カニの中から流れる白い液を拭き取ってから再び交わった。
その後は彼女も見かけによらず、好きモノで何度も交わり気を失いかけるまで行為は続いた。
それから程なくして、彼女は養父母の元を離れ、僕と同棲を始めた。
家事は全部やってくれていて、一緒に夕食を済ませて僕が風呂から出てくると、コタツの横に大きなミカンが出現する。
中身は言わずと知れた彼女の美咲。
ミカンの着ぐるみを新たに造り、カニとは違い一人で着ることができるようにした。
もちろんミカンの中では、足を頭の中後ろに回したポーズで。
風呂上がり僕はそのミカンを見つけるとミカンの下にバイブを差し込んで、コタツの上に置く。
そして、テレビに続いてミカンに繋がるバイブの電源を入れる。
ミカンは僕が見たい番組の間、コタツの上でずっと声を抑えて揺れている。
番組が終わると、ミカンをベッドに移動させて剥いて中身の美咲を食べるのが、最近の日課になっている。
最終更新:2017年02月23日 19:38