月曜、給湯室へ向かう彼女を見つけた悟史は追いかけ、声をかける。
「おはよう、小野寺さん」
「清水さん、おはようございます」
どう切り出すか少し迷った悟史であったが、「この間はどうも、カフェで」
この言葉に美香はピンときていないようで、頭を傾げている。
そこへ「会社では胸の目立たない服着ているんですね」と悟史が続ける。
さすがの美香も気づいたようで、顔を赤くして「どうして知っているんですか?」と。
悟史は手帳を取り出し、マスクオフの写真を見せる。
普段大人しい美香からは想像できないほどの速さで写真を奪いにきたが、悟史はアッサリとかわす。
美香は写真を奪いにはこないで、自分の手帳を確認している。
そこにも悟史が持っているものと同じ写真が。
「どうして」美香が目に涙をため悟史に聞いてきた。
悟史は話せば長くなるので、 昼休みに社外の喫茶店で会うこととなった。
悟史が喫茶店へ行くと、美香がすでに待っていた。
遠目から見ても落ち着かない様子である。
店に入り美香の前に座る。
昼休み、それほど時間もないので本題に入る。
悟史は大学生の美優と知り合いということをまず話した。
美香はなるほどといった表情を浮かべる。
悟史は「ヘリウムガスを吸って、声の高い宇宙人さんに接客してもらったよ」というと、美香の顔がみるみる赤くなっていった。
美香は下を向き、小声で「いつ店にきたんですか?」と。
「金曜日に」悟史が答えると、美香の顔はますます赤くなった。
どの客か、美香にもわかったようである。
「店ではメガネを掛けないので、相手が見えないんです」
「恥ずかしいので、会社では内緒にして下さい」
小さな声だが強く懇願する美香を置いて、返事することなく悟史は喫茶店を出て、会社へと戻った。
昼休みが終わり、少し力ない美香が事務所へ戻ってきた。
悟史は美香とすれ違い、外回りへ向かう。
営業から戻り、パソコンでメールを確認する悟史。
そこには、小野寺美香からメールが届いていた。
メールの内容は、どうかカフェで働いてることを会社には内緒にして下さいというもの。
そして、最後に黙って頂けるなら、なんでもしますの文字。
早速、美香に返信する。
そして、週末を楽しみに待つ。
金曜、夜10時悟史の家のチャイムが鳴った。
少し浮き足立ち、玄関へ向かう悟史。
覗き穴から外を覗くと、そこにはダウンジャケットを着、フードまでしっかり被った小柄な怪しい人が立っていた。
怪しさにも躊躇することなく、ドアを開ける悟史。
黒いダウンジャケットに合皮のミニスカート、ニーハイブーツという出で立ちの全身黒尽くめの女。
ダウンジャケットの中は、白いパーカーだろうかフードを深く被っている。
口にはマスク、目は夜だというのにレンズの大きなサングラス、手袋。
肌の露出を避けるようにすべてが覆われていた。
悟史はその怪しい女を部屋へと招き入れる。
女の方が躊躇しながらもブーツを脱ぎ、悟史の部屋へと入る。
ブーツを脱いだ足も黒いパンストに覆われている。
女が篭った弱々しい声で悟史に話しかける「あのー、これから何を?」
「とりあえず、脱ごうか」
「店での格好になって」
リビングで全身黒尽くめで、立っている女に指示をする。
もうお分りと思うが、悟史が美香にメールで指示したことは、宇宙人の着ぐるみを着て、悟史の家に来ること。
美香は店の外で、ビラを配ったこともなく、着ぐるみのまま外へ出るのは初めてだった。
それどころか電車に乗って、悟史の家に来いと言われ、苦肉の策がこの格好という訳である。
悟史の指示通り服を脱ぎ始める美香。
手袋、ダウンジャケットを脱ぐ。
マスクとサングラスを外すと、宇宙人の顔が現れる。
パーカーのフードも被り、パーカーのヒモをしっかりと縛ったのはいいが着ぐるみの手では取れないようで、時間がかかっている。
ソファに座って、それを見ていた悟史だったが立ち上がり、ヒモを解いてるやる。
パーカーからツルッとした無機質な銀色の頭が現れる。
悟史は宇宙人のアゴを持ち、顔を上へ向ける。
部屋の照明が宇宙人の大きな目の中の美香を照らしだす。
美香は少し強張った表情で、汗をかいているのが悟史には見えた。
パーカーを脱ぎ、ミニスカートを足元へと落とす、最後にパンストを脱ぐと悟史のリビングに銀色の宇宙人が現れた。
悟史は突っ立っている宇宙人を見ながら、ここに座れと言わんばかりにソファを叩く。
宇宙人は音にビクつきながらもゆっくりと近づきソファに座る。
「じゃあ、お店の続きを始めようか」と宇宙人の耳元で囁く。
少し宇宙人は震えていたが、そんなことには構わず、悟史は豊満な宇宙人の胸を揉み始めた。
嫌がっていた宇宙人も次第に抵抗しなくなる。
そんな宇宙人の股へも悟史の手が伸びる。
声を圧し殺し、必要以上の攻めに宇宙人も身をよじって抵抗するが、力で勝る悟史から逃げ切りことはできなかった。
本番こそなかったが、体を触られて感じて宇宙人はしばらくグッタリとしていた。
しかし、しばらくすると横になっていたソファから起き上がり、宇宙人の着ぐるみの上からパンスト、ミニスカートを履き、白いパーカーを着ていく。
マスクにサングラスをし、パーカーのフードをかぶり、ヒモで絞る。
ダウンジャケットを羽織り、手には手袋を握り、玄関へ。
玄関で座り、ブーツを履くと手袋をはめ、ダウンジャケットのフードを被り、悟史に一礼して部屋を出て行ってしまった。
この一連の動作は速く、悟史は何も声をかけられずにただ見ていた。
嵐が去った後のように、悟史の部屋もそして心の中もポッカリと何かを喪った感覚に陥っていた。
というのも、悟史は美香に対して恋心を抱いていた。
なので、カフェで押し倒した時、地底人の静止がなくても止まっていた。
宇宙人の大きな目の奥に、涙をにじませている女性が美香に似ていたからだ。
ただ、確信はなかった。
美優の落としていった写真を見るまでは。
悟史はその後、美香の自分に対する反応を見ていたが、今までと変わらなかったので、驚かせてやろうと写真を見せた。
しかし、美香の対応にどうしたらよいか分からなくなってしまった悟史。
そして、脅されていると感じた美香からのメールに悟史は調子に乗って今回のような返事をしてしまった。
ソファに座り頭を抱え、食事に誘うだけにすれば、よかったと後悔するのであった。
週が明け、いつもと変わらない日常が始まった。
変わってしまったのは、美香の態度。
悟史を避けるようになっていた。
悟史も社内には居づらく、営業に出る。
気がつけば、出入り禁止になっているUMAカフェの前にいた。
しかし、午前中なら美優は学校だし、美香も社内にいる。
帰ろとしたとき、カフェの扉が開き女性が出てきた。
悟史は咄嗟に建物の陰に隠れる。
「じゃあ、あとお願いね」ハッキリとした口調で、誰かに指示を出して店から出てきたのは、あの地底人の店長。
タイトスカートのスーツ姿で、細いピンヒールのハイヒールを履いてる。
髪は後ろで一つにまとめ、清潔感漂う、デキル女といった感じである。
店長は駅へと歩き出す。
悟史もある一定の距離を置いてついていく。
仕事という気分でもないので、店長の後をつけていく。
行き着いた場所は大学。
それも悟史の母校であり、最近は午後からの仕事のサボり場所として利用している。
卒業してそれほど経っていない上、今は就職活動の学生もいるので、スーツ姿で学内を彷徨いていても怪しまれないのだ。
店長が入っていったのは、200人の学生が受講できる大教室。
悟史も教室へ、席について待っていると出てきた店長だ。
そして、講義を始めた。
話しの内容はよく分からないが、黒板に近い学生は彼女の板書をノートへ写している。
大教室のため、途中退出しても分からないので、彼女の板書中、教室を抜ける。
そして向かったのは、学生用の掲示板。
講義の時間割や講師名、教室が貼り出されている。
月曜2コマ目10時40分からの大教室の講義を探す。
あった!
非常勤講師 須藤さつき。
講義はよく分からなかったが、店長の名前は分かった。
それだけでも収穫かと、悟史は大学を後にした。
一応、営業先を回って3時過ぎに帰社。
美香はすでに帰っていなかった。
事務処理を済ませ、悟史も帰宅した。
帰宅しても特にやることのない悟史。
美優は今、試験勉強が忙しいので、しばらく遊びには来れないと連絡があった。
思い出されることは美香のこと、着ぐるみの中で彼女は泣いていたのだろうか。
いろいろ考えているうちに、悟史は眠りについていた。
その眠りを覚ますチャイムが鳴る。
悟史は起き上がると玄関へ向かう。
宅配便だろうか?
時計を見ると10時を回っている。
こんな時間に?
覗き穴を覗くとそこにはダウンジャケットのフードを被った怪しい人物が立っている。
まさか!
悟史は目を擦り、再び覗くがやはり怪しい人物が変わらず立っている。
悟史が鍵を開けて、部屋へと入れる。
ダウンジャケットに合皮のミニスカート、ニーハイブーツと全身黒尽くめの人物は、うつむいたまま篭った声で話し始める。
「遅い時間にすみません」
「少しお話ししたいのですが、いいですか?」
悟史は返事もせずに、リビングへ手を引いていく。
黒尽くめの人物は慌てブーツを脱ぐ。
そしてダウンジャケットだけ脱いで並んでソファに座る。
思い出したかのようにマスクとサングラスを取ると、宇宙人の顔が現れる。
パーカーのフードも外し、服を着た宇宙人が話し始める。
「金曜は突然帰ってしまって、すみませんでした」
「実は男性と着ぐるみの上からとは絡みあったのが初めてで」
しばらく、黙る宇宙人。
「気持ちよくて、恥ずかしくて」
「どうしていいか、分からなくなって」
悟史はそれを聞いて、心の中でガッツポーズをしていた。
自分は嫌われた訳ではない。
宇宙人が続ける。
「会社でも恥ずかしくて」
「普通に話しができなくなってしまって」
「清水さんも私を避けるように出ていってしまって」
「私、どうしていいか分からなくなって、着ぐるみを着ていけば話してもらえるかと思って」
悟史は宇宙人を服の上からギュと抱きしめる。
そして、パーカー、スカート、パンストを脱がせ、胸を揉み始める。
気持ちよくなってきたのか、宇宙人は悟史の手を掴むと自分の股へと持っていく。
今日は声を抑えることなく、篭ってはいるが宇宙人から喘ぎ声が。
悟史の速くなる手の動きに合わせて、高い声で「逝っちゃうぅぅぅ」と、最後は悟史の手の上から自分の手で股を強く押さえ動かなくなってしまった。
ソファで横たわる宇宙人の銀色の体。
その大きな胸は遠目でも上下するのがハッキリと分かる。
悟史が宇宙人の顔を覗き込むと、彼女の激しい呼吸で、宇宙人の目が完全に曇っていた。
宇宙人の呼吸も落ち着き、改めてソファに並んで座る。
「すみません、私だけ」
それに対して悟史は少し置いて「宇宙人の着ぐるみ脱いでもらえる?」と。
宇宙人は何も言わず、コクッと頷くと宇宙人の小さな口に指を突っ込む。
カチッ、カチッと金具を外すような音がしたかと思うと、宇宙人の両目が引っ付いた状態で外れた。
フルフェイスヘルメットのようになった宇宙人の頭部。
両目を外した部分から美香の顔がのぞいている。
美香は宇宙人の頭部の中へ手を突っ込みいじると、頭部の開口部がさらに大きく開いた。
そこから宇宙人の着ぐるみを脱ぎ始める美香。
着ぐるみの中は、モジモジ君のように顔だけ出た銀色のラバーの全身タイツを着ている。
宇宙人の着ぐるみ自体厚みがあるので、その中から出てきた美香のスタイルは一段と細く綺麗だった。
ラバーの全身タイツにはファスナーはなく、体にピッタリと張り付いている。
それを見ているだけで、悟史は勃起してきた。
美香も着ぐるみを脱いで裸同然な姿を見られているを恥ずかしそうにしている。
悟史は全身タイツ姿の美香の手を引き、ベッドルームへ。
その後の2人がどうなったかは、ご想像通りです。
早朝、悟史の部屋からニーハイブーツ、ミニスカートにダウンジャケットを羽織った美香が出てきたが、マスクもサングラスもしていないし、フードも被っていない。
彼女の表情は晴れ晴れとしていた。
これをきっかけに悟史と美香は同棲を始める。
美香が着ぐるみのように体全体を包み込んでもらえることで喜びを得ることを聞いた悟史は美香のために特別な物を用意する。
それは椅子。
すべて発泡ゴムできたもので、横から見るとアルファベットの小文字のbのような形をしている。
文字のように空洞などはなく、全て発泡ゴムで占められている。
その椅子の背もたれ部分を並行に開き、中を美香が入れるようにくり抜いていく。
美香が出入りする部分は、ファスナーを取り付け開閉を簡単にした。
こうして完成したのが、人間椅子。
美香は人間椅子になるとき、悟史がインターネットで購入した黒いラバースーツに着替える。
ネックエントリータイプで股にはコンドームが付いていて着た後、コンドームをアソコへ押し込む。
マスクは別で、こちらは呼吸用に鼻の下に小さな穴しか開いていない。
耳栓をし、口にはボールギャグでマスクを被ると、視覚と聴覚、そして言葉が奪われる。
椅子に入る前に、男性の性器を模したおもちゃをラバースーツのコンドームへと押し込む。
言葉にならない声をあげ、ゴム人形と化した美香を椅子へ押し込む。
ファスナーを閉め、完全に椅子にしてしまう。
悟史は人間椅子に座り、
テレビを見たり、時々美香に仕込んだ大人のおもちゃの電源を入れて楽しませてやったりした。
椅子のファスナーのわずかな隙間から呼吸しているので、息が乱れると椅子は激しく波打つ。
こんなことをして、2人は楽しんだ。
この人間椅子は、悟史にとっては都合よかった。
美優が遊びに来る時は、美香を人間椅子にすると、美香にも美優の存在がバレず、美優をギチギチに拘束できる。
美優を放置している間に、人間椅子に座り美香の相手をするといった具合。
もちろん、美優の拘束を解いて帰したあとで、美香を人間椅子から解放してやる。
椅子の中に閉じ込められ、汗だく涎まみれの美香をラバースーツを脱がさずに浴室へ連れていき、ラバースーツ越しに交わる。
ボールギャグで言葉を奪われた美香は動物のような声をあげる。
シャワーのかかったラバースーツは光沢が増し、妖しく光る。
悟史は一旦止め、ラバースーツを脱がせ始める。
マスクは取らずにラバースーツを脱がせた美香の体に悟史の肉棒を突き刺す。
またも動物のような声をあげ始める美香。
口で呼吸をしようとするが、ラバーマスクは美香の口に張り付き、その形を露わにするだけであった。
最後は美香を座らせ黒光りしたマネキンのような頭に、悟史は自分のものをぶっかける。
そして、マスクを外してやる。
マスクとボールギャグを外された美香は、力なく床に座り目は虚ろで口からは止めどなく涎が流れ落ちる。
そんな美香に悟史は優しくキスをする。
悟史はこの生活を楽しんでいた。
最終更新:2017年04月21日 06:35