そしてクリスマスイブ当日を迎えた。
19時頃になりそろそろ夕飯でも食べようかと思っていた時、
ピンポーンとなり誰かが来た。
「はい、どなたですか?」
とインターホンの画面を見ると、そこには親戚の兄ちゃんがいた。
「光、俺だ俺、開けてくれ」
「分かった今開けるよ」
なんで兄ちゃんが来たのか分からないが、とにかく玄関を開けた。
するとそこには、何故か兄ちゃんと咲さんの二人、大きなダンボールがあった。
「
メリークリスマス!!光、お前にプレゼントだ」
「はぁ??」
「この前メールしたでしょ、家に一人で寂しい思いさせて悪いと思ったから、
私からのプレゼントよ」
「あ…ありがとうございます…ところで何で兄ちゃんが…」
「まあそれはいい、とにかく中に入れるからな」
そう言って、二人は家の中に箱を運び込んだ。
「それじゃ、私は店の片付けもあるから戻らないと、じゃあね♪」
「俺も帰るから、またな」
そういうと二人とも怒涛の勢いで帰っていった。
後日知ったことだが、あの二人は付き合い始めていたらしい。
とにかく俺は箱を今の方まで移動し、ダンボールのふたを開けてみる。
すると中には『あの』熊のぬいぐるみが入っていた。
まさか!と思い俺はダンボールから熊のぬいぐるみを出そうと持ち上げてみた。
すると、中の感覚は間違いなく人が入っている。
「彩加だよな?」
「うぅ~う~んむ~ぅ…」
かなりくぐもった声でうなり声が聞こえてきた。
(なんだ…しゃべれないのか??どういうことだ??)
しかし状況的に中身が彩加であることは確信した。
そして気付くとダンボールの中に小さな箱が入っていた。
その箱を開けると、何かのコントローラーと紙が。
紙には『熊の取り扱い説明書』と書いてある。
『本日の熊はクリスマス特別仕様です。
・ゴム製の頭全体を包むマスクのため、中身はしゃべられません。
呼吸は鼻の穴のみとなります。
・タイツは特殊ゴムを使っているため、液体等は外に漏れません。
その仕様のため、中の温度は普段よりかなり高くなります。
・特別仕様のコントローラーは・・・お楽しみ♪
咲より』
しゃべられない事、そしていつもより中が暑いこと、
そのあたりは理解できた。
そして最後のコントローラー、こればかりは試してみるしかない。
何かは分からなかったが、とにかくスイッチを入れ、
数字を真ん中の5くらいまで回してみた。
すると、熊がモゾモゾと動き始めた。
それと同時にくぐもった声でが聞こえてくる。
「ん…ん…うぅ…ん…う…ぅ…ぅ…ぅ…」
その声と動きで、熊が感じている様が伝わった。
(ってことはこのリモコンは、電マかなにかだな…)
それを理解した俺は、改めて熊のぬいぐるみを傍観した。
そこにいるのは熊のぬいぐるみ。
その中には手足を縛られ身動きを制限され、電マで陰部を攻められ、
汗だくになりながら、もがいている彩加がいるのだ。
しかも普段より呼吸も制御された状態で。
俺は異常な興奮を覚え、スイッチはそのままにして
熊を自分の部屋まで運んだ。
その間も熊は、うめき声を上げ続けていた。
ベットに転がした俺は、リモコンのスイッチをの8メモリまで回した。
すると熊は激しく動きはじめる。
激しくといっても動きに制限があるため、
激しくもがくといった表現が正しいだろうか?
「う…うぅっ!うぅ~う!んぅ~う!うぅ!うぅ!うぅ!」
くぐもったあえぎ声を上げながらもがく熊。
俺のフェチ心が悪戯をする、また5くらいにメモリを落とし少し攻め手を和らげる。
すると、ぬいぐるみの動きも少し収まる。
しかし呼吸はかなり激しいせいか、ぬいぐるみは体をかなり上下させていた。
そしてもう一度8メモリまであげる。
「うぅっ!うぅ~う!ぅ~う!うぅ!うぅ!うぅ!」
また、激しくもがき始める熊。
しばらく続け、熊の動きが激しさを増したと感じた瞬間、
また5メモリまで下げた。
「うぅぅぅ・・・」
激しく上下する熊、そして、ぬいぐるみのため、全く見た目変わらないはずの熊から、
あからさまな表情と雰囲気が見て取れた。
『逝かせて・・・』と。
そんな表情がまた、俺のSなところをくすぐる。
「そうだね、これで逝けるかな?」
スイッチを8メモリまで動かす。
「うぅ!ん~ん!うぅ、うぅ、う~う!・・・」
またもがき始める熊。
「でも終わり~」
またメモリを下げる。
「あんな表情されたらさ・・・そんな簡単には終わらせられないよ」
そこから何回か強弱を繰り返した後、俺はぬいぐるみに問いかけた。
「そろそろ逝きたい?」
すると、ぬいぐるみは体を使って首ごと縦に動いた。
それを見た俺はリモコンを最大の10までまわす。
するとぬいぐるみは今までにないくらい激しく動く。
「う!うぅ!う~~~う~~~うぅ~~!う~~う・う・う…ううううぅぅぅぅ…」
激しいうめき声とともに、ぬいぐるみの動きは止まりぐたっとした。
俺はリモコンのスイッチを切り、ぬいぐるみを抱きかかえる。
力が入っていないようで、かなり重さを感じた。
ぬいぐるみを起こした俺は、背中のチャックを開け中身をだそうとした。
チャックを開けた瞬間、中から凄まじい程の熱気が流れ出てきた。
そして中身の彩加を引っ張りだそうと脇の部分に手をいれ体を持った。
(ん…!?なんだこれ?ゴムか?しかも汗で濡れていない…)
これが取説に書いてあった特別な素材だろう。
薄いゴムのような素材で、彩加の汗は外まで染み出してはいない。
とにかく力のない彩加を引っ張り出す。
すると、そこから出てきてのは、前のように顔は出ていず、
頭をすっぽり覆うような黒いマスクをつけている、呼吸穴は鼻のみ。
汗を通さない素材のタイツ、そしてこのマスク、ぬいぐるみの中は
相当暑く、相当苦しかったことが伺える。
俺は彩加のマスクを外した。
「んはぁぁ…はぁ…はぁ…はぁ・・・ぁ」
すると汗でビショビショの彩加の顔が現れた。
呼吸は荒く、表情はとろんとしている。
俺はたまらず、彩加にキスをした。
そして陰部のほうに手を伸ばし、チャックを開けた。
そして俺と彩加は、一つになった…彩加の手足はそのままで。
ひと段落し、俺は彩加に囁いた。
「さて戻ろうか…」
「え!?……うん…」
彩加は一瞬驚いた顔をしたが、なんともいえない微笑を浮かべ頷いた。
そして、またマスクをかぶせ、ぬいぐるみの中に彩加をいれる。
チャックをしめ、熊のぬいぐるみの完成。
そして俺は熊のぬいぐるみを抱き枕のように抱きながら眠りについた。
俺と彩加の不思議な関係は今も続いている。
End
最終更新:2017年12月15日 12:28