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三日目の朝。
女と男は山の新鮮な空気の中ラジオ体操を行っていた。

「何でラジオ体操?」

「1、2、3、4、流石に逝きっぱなしってのは乱れ過ぎだと思うわけよ」

「まぁ、まだ半分だしね」

男の疑問に女はこの二日の様にヤル事だけを考えていてはいけないと思ったからと答える。
男もそれほど考えて質問したわけではないのであっさり納得する。
ラジオ体操は深呼吸して終わった。

「さーてと、ヤリますか」

「おいっ!?」

「当然でしょ。時間は半分も過ぎちゃったんだから…」

終わった途端、先の言葉を否定するかのように女が男に垂れかかる。
男は女の舌の根の乾かぬ内に変わった態度に突っ込みを入れた。
だが、女も健康の為の体操は先ので終わったんだからと男を誘った。
男は溜息一つ、まぁ、元々この旅行はヤル為だけの旅行だったと思い出した。
二人は仲良く別荘の中へと入っていった。

男の目の前には洋風の人形が立っている。
女が再びダッチワイフを着込み、その上から人形のパーツを付けた姿だ。
ただ初日と違う点がある。
股間のパーツが無く、ダッチワイフの股間。袋状になっているそれが剥き出しなのだ。

「あ~、さて何を着て貰おうかな」

男はゴクッと生唾を飲み込み、決められたセリフを言う。
男の視線の先、様々なコスプレ衣装が並んでいる。
その中からチアガールの衣装を手に取った。
今回は女が人形になって男に玩具にされるという趣旨だ。
女が男がこの二日間気持ちよくなっていない事に気が付いたからなのだが、男は自分で処理していたのでそこまで溜まっていたわけではない。
だが、剥き出しの股間に、いやダッチワイフなのだが、その中に妻が閉じ込められていると考えると興奮を隠せない男。
所々にある突き出した人形のパーツに苦労しながら、洋人形をチアガールに変えた。
手にはポンポン。但し、このポンポンは指を丸めた手にはめる拘束具でもある。
人形を後ろから抱きかかえ、ベットに向かって降ろした。

洋人形は尻を高く上げ、男の方へと向けている。
顔はベットの枕に埋めており、男は息が出来ているのか心配になった。
今回は女は一切動かないと言う事にしてある。
男が好きに、どんなに手荒に扱っても文句を言わないというのだ。

「ローション何処にやったっけ?」

再び生唾を飲み込んだ男は、流石にそのままでは擦れて痛い為、ローションを探す。
だが、何処に置いたのか忘れてしまっていた。
責め具を置いてある棚をゴソゴソと探す。

「うおっ、ってトランクに入れたんだった」

足元に注意を払っていなかった為、開けっぱなしで置いてあったトランクに躓いた。
思わずトランクを見ると、そこに探していたローションの瓶が入っていた。

女は枕に視界を防がれていた。
呼吸は枕に顔を埋めている状態で辛いが、元々呼吸が制限されている状態であり、そこまで気にならなかった。
別に動きを拘束されている訳ではないので、手をついて起き上れば、それで済む話。
なのだが、今は人形になっており、男の好きにさせるという趣旨である以上、動けなかったのだ。

(ちょっと、まだなの?)

流石にこの体勢のままというのは辛くなってきており、何かしらの刺激が欲しかった。
ダッチワイフの中では股間から、トロトロと愛液が流れ出しているのが、感触で解る。

「うおっ、ってトランクに入れたんだった」

男がローションを探す音が聞こえており、女は先に準備しときなさいよと思ったが、やはり動かない。
男が何かに躓いた音がしたときは、思わず大丈夫か確認しそうになったが、気合で動かなかった。
ローションの瓶を見つけたのだろう、小さな甲高い音が聞こえる。
男が高く上げた尻の先に居るのが気配で分かった。

(何やってんだろ)

女は呼吸を落ち着かせ、その時を今か今かと待っているが、中々刺激はこない。
ローションの瓶は見つけたはずで、ただ物音ひとつしない状況だ。

(早くしてよ。なんか恥ずかしくなってきたじゃない…)

視線は自身の股間辺りに注がれているのが感じられた。
ダッチワイフに包まれている為、素肌は見えていないはずなのだが、やけに恥ずかしい。
心の中で思わず男に愚痴をこぼす。

(わひゃ、って触っただけ触っただけ)

待ち望んでいた刺激に、少し触られただけだというのに大げさに反応してしまった。
ビクッと跳ねてしまう。
一度刺激は止むも、なんでもないと解るとその刺激は再開した。

トランクからローションを取り出した男は改めて尻を高く上げている洋人形に向き直る。
そこで思わず息をのむ。
中々刺激がなかったためだろう。
安産型の形のいい尻がほんの僅かに左右に揺れているのである。
それはまるで誘っているかのようで、実際は焦れているだけであるが、それでも男は無性に興奮してしまった。
思わず揺れている尻をジッと見る。
思い出したかのようにローションの瓶を開けると、人差し指と中指に掛け、袋状になっている秘部に突っ込んだ。
突っ込んだ瞬間、洋人形が一瞬ビクッとなり、流石に無理やりすぎたかと思った男であったが、再び尻を揺らし始めたのを見て、遠慮しなくなった。
ズンズンと少し乱暴に出し入れするうちに、洋人形から喘ぎ声が漏れてくる。

「そろそろいいか?」

思わず訪ねてしまった男。
洋人形は一度コクンと頷いた。
ここまでやっても人形であるというスタンスを崩さない女に脱帽しながら、男は自身のはち切れんばかりとなった肉棒を取り出した。

女はほんの僅かなパニックを起こしている。
元々呼吸が困難で、気絶しないギリギリというレベルだったので枕に呼吸穴を塞がれても気にならなかった。
しかし、それは確実に呼吸を困難にしており、男の肉棒で貫かれるたびに快楽以上の苦痛があった。
だが自身は人形であり、呼吸等していないという女の頑固さが悲鳴を上げるのを抑えていた。

(く、苦しい…)

女は早く終わってと願いながら、それでも肉棒に貫かれているせいか、秘部からはトロトロと愛液が出ているのが解る。

(あっ、……)

男が本格的に挿入をしようと洋人形を仰向けにする。
枕に抑え込まれていた呼吸穴が解放され、息苦しさはあるものの、呼吸困難からは解放された。
そのことに小さな落胆を覚える女であったが、別にマゾではないんだったと思い出す。
呼吸制御されたって濡れない。
あくまで今の自分は人形なんだと認識する事で興奮するのだ。

(意地でも声を出すもんか)

改めて自身の性癖を認識した女は、今の自分は洋人形なのだから何をされても声を出さないと固く決意した。

「だぁ、ちくしょっ」

「へっへぇん、私の勝ちぃ」

今女は頭だけダッチワイフから出した状況でエプロンを付け料理している。
疑似裸エプロンだ。
そんな中、男はガックリと悔しがり、女は勝ち誇った。
あの後、人形になりきっている女の喘ぎ声を何とか出させようと奮闘するも、人形になりきっている女から喘ぎ声一つ引き出せなかった。
男は女へと、人形であるというスタンスを崩してやろうと奮闘したことを告げ、結構荒っぽく責めたが大丈夫だったかと聞いた。
その話を聞いた女は、自身も人形の中で自分は人形なのだからと声を出さないようにしていたと答えた。
それが今の状況だ。
言葉に出さなくても、結局似た考えをしているのがこの夫婦である。

「なぁ、それ脱がなくても良かったのか?」

「まぁ、安物だしね」

男はダッチワイフに油等が飛んで融けないかと聞く。
女はそれに答えて、どうせ安物だし、この五日間持てばいいからと簡単に改造したものだと。
そんなもんかと男は短く答えた。

食後、男はビールとツマミを手にテレビの前に座った。
持ってきたビールとツマミはテレビ前に置いてあるソファーの横に備え付けられた天板へと置いた。
ソファーに座り、テレビのリモコンを握り、テレビの電源を付ける。
ソファーの背もたれに深く沈み込み、足を延ばして膨れているスポーツバッグに置いた。
スポーツバッグが勝手に揺れる。

「おいおい、揺れんなよ。足を置いただけだぞ」

男はそのスポーツバッグに声を掛けた。
お判りだろう。
スポーツバッグには再び洋人形になった女が小さく丸まって入っていたのだ。

洋人形に収まると、小柄な女でもそれなりにサイズが変わる。
だが、元々が小柄すぎる女である為、一回り大きくなった所で対して変わらない。
だが、実際に女が何も纏っていない状態であればスッポリと入ってしまう大きさの物であれば、洋人形で大きくなっている事を実感出来た。

「動くなよ、俺は人形をバックに詰めただけだぞ」

男の挑発の様な言葉に男の足の下のバックは揺れるのをやめた。
食前の勝負をまだ根に持っているようだ。
そう声を掛けると女がむきになり、人形のフリをしだすのを見越した言葉であった。

「う~ん、でも見た目面白くないんだよね」

男の前にパンパンに膨れたスポーツバックが置かれているだけである。
男としても面白くなかった。

「なぁ、勝負しないか? 俺が野球中継見ながら責めるから、お前は動かない、声を出さないという勝負」

男は女に勝負を持ちかける。
だが、スポーツバッグはウンともスンとも言わない。
女が人形のフリを続けているからだ。
男もそれが分かっており、分かったうえで勝負を持ちかけたのだ。

「反対なしで、それじゃあ始めるぞ」

男は番組を野球中継に替える。
今現在7回表、ジャイアンツの攻撃のようだ。
男はソファに沈み込み、テレビのリモコンとは違うリモコンを手に取った。

「とりあえず、中でいいか?」

リモコンの中と書かれた場所を押す。
途端にスポーツバックが揺れだし、ブーンと言う振動音を響かせた。
リモコンを置いて、野球中継に戻る。
一度だけ視線をスポーツバッグにやるも、ただバッグが揺れているだけだ。
物を見るような視線を向けてしまっても仕方がないといえよう。
ただ、そんな状態でありながら、男のアソコははち切れんばかり反り立つ。
ふぅ…と一度息を吐き出し、視線をテレビに戻した。
テレビの中では、キャッチャーであり、四番でもある阿部がバッターボックスに立った所であった。

「おいおい、揺れんなよ。足を置いただけだぞ」

男の言葉に女は無茶を言うなと言いたくなった。
女は今洋人形の姿でスポーツバッグに詰められている。
足を曲げて膝を抱え込むようにして小さく丸まっている女の背中に男の足と言っていた。の重さが加わったのだ。
こんな恰好であり、更に呼吸が制限される環境で背中に重さが加わったのだ。
息苦しくて仕方がない。

「動くなよ、俺は人形をバックに詰めただけだぞ」

だが、男の挑発の様な言葉に女は動くのをやめた。
そうだ今人形だった。
少し前にやっていた小学生連れ去り事件を真似して始めたスポーツバッグ詰め。
それは小学生体型の女だからこそ出来たことで、その時と同じ感覚でいた女は冷や水を浴びせられたかのように固まった。

「う~ん、でも見た目面白くないんだよね」

それはそうだろうと思う女。
男からしたら勝手に揺れるスポーツバッグがあるだけだ。

「なぁ、勝負しないか? 俺が野球中継見ながら責めるから、お前は動かない、声を出さないという勝負」

女としては男の言葉に反対したかった。
何よりこの体勢がキツイと言うのと、洋人形に包まれている分一回り大きくなっていて、スポーツバッグが締め付けてくるのだ。
だが、今は洋人形。
喋るわけにもいかず、動くのも嫌で。

「反対なしで、それじゃあ始めるぞ」

だが、女がどうするかと考えている間にも、男はそれを了承と取ったらしく。
不意に女の股間に埋め込んだ男根が振動を始めた。

『阿部打った、阿部打った!!これは大きい、入るか?』

テレビから野球中継の実況が聞こえてくる。
背中に再び重さが加わった。

『さぁ、九回裏、これを守りきれば巨人軍の勝利です』

「もう少しで終わりだから、逝っときなさい」

テレビの画面には九回裏、ノーランナー、ツーアウトと表示されている。
もう野球中継も終わりで、スポーツバッグは相変わらず揺れていて、しかし男はその事を指摘しない。
スポーツバッグに優しく声を掛けながら、リモコンのスイッチを強へと押し上げた。
途端に激しく揺れるスポーツバッグ。
よく聞くとウーウー唸っている。

『三振、最後はストレートで三振に仕留めました』

「おっ、終わった」

テレビから歓声が聞こえ、一瞬テレビへと視線を移す男。
呟いた瞬間、スポーツバッグからくぐもった悲鳴じみた喘ぎ声が聞こえた。

「やり過ぎたか?」

さっきまで揺れていたスポーツバッグが少しヘタレて動かなくなった。

最終更新:2016年09月21日 21:41