OLをしている歩美は彼氏には秘密があった。
それは金曜の晩から土曜の朝までのバイト。
仕事が終わると、会社から2駅向こうの駅前にある雑居ビルの3階へと向かう。
部屋の中へ入ると、ゴムや接着剤の臭いと女性の香水と化粧の香りが入り混じって漂っている。
従業員の男が歩美に声をかけてくる。
「朱美ちゃん、今日は早いわね。あ、そうそうまた指名が入ってるわよ。」
「え、本当ですか?」
オネエっぽい男に聞き返す。
「9時くらいから準備始めるから、ゆっくりしてて。」と言い残して男は忙しいそうに個室に消えていった。
時間もあるので、コンビニで買ってきたオニギリを食べながら、ボーっと
テレビを見る。
このバイトはドール宅配便といって女の子に人形の着ぐるみを着せて、お客様である男性を満足させるというもの。
その名の通りドールなので、動くのも話すことも禁止されている。
なにをされてもお客様に従うだけ、決して逆らってはいけない。
歩美はこのバイトを始めて3ヶ月、ようやく馴れてきたが、まだ人形にはなりきれていなかった。
歩美にこのバイトを紹介してくれた短大の先輩久美子は2年近くやっていたので、初めてドールになった姿を見せてもらったときは衝撃的だった。
久美子はテレビ関係の仕事をしていて忙しくなったので、もう辞めてしまった。
久美子の代わりとして歩美が誘われた。
短大時代にひょんなことから歩美にMの気があることを久美子に知られてしまった。
それでこのバイトにピッタリだと思い、誘われてしまったのだった。
バイト代も1回25000円、指名が入ればプラス5000円。
一晩で30000円は大きい。
午後9時も近づき、歩美はトイレを済ませ準備を始める。
更衣室のようなにカーテンで仕切られた所へ入ると、シングルハンガーに黒いラバースーツが吊り下がっている。
口とアソコの部分は赤色で、コンドームのようになっている。
その横にはシリコン製のラブドールが吊り下がっている。
ラブドールの顔は幼く、そしてかわいい。
こんなかわいいラブドールに変身できると思うと心が弾む。
歩美は服をすべて脱いで裸になり、ラバースーツに足を通す、少し冷たいがそれが気持ちよくもある。
オネエ従業員がいつも手入れしてくれているので、ラバースーツもラブドールもいつもきれいになっている。
ラバースーツに足を通していくと、歩美の足は光沢のある黒い第2の皮膚に覆われていく。
お尻をラバースーツに押し込むと、形の良い歩美のお尻が黒光りして妖艶さを醸しだす。
腰まで引き上げ、股の所に垂れている赤色のコンドーム状の袋を歩美はアソコへと丁寧に押し込んでいく。
始め、滑りが悪いがアソコを弄っているうちに次第に体から潤滑剤が出てきてうまくおさまる。
これをやり終えると歩美の顔はいつも真っ赤になっていた。
ラバースーツに腕を通すと顔以外、体すべてが黒い第2の皮膚に覆われる。
ラバースーツもラブドールもオーダーメイドで、歩美の身体を細部まで採寸して作られている。
ただ、これらはすぐに辞めてしまった場合は買取りとなる。
ラバースーツを着用して、程よい拘束感と第2の皮膚の上から触れる感触にしばし酔い痴れていた歩美だったが、カーテン越しのオネエ従業員の問いかけに我に返る。
ラバースーツを着用したことを伝えるとオネエ従業員が空気の抜けたダッチワイフを持って更衣室に入ってきた。
広めの更衣室なので、2人で入ってもまだ余裕がある。
オネエ従業員はラブドールを持ってくると、歩美に着せるのを手伝う。
足元に転がっているダッチワイフは歩美の方を見ている。
歩美はダッチワイフのなんともいえない感じに描かれている顔を見ながらあの中に入るのかと思うとテンションが下がる。
中に入って膨らますと気持ちよい拘束感を得られるのだが。
そんなことを考えていた歩美だったが、気づいたとき身体はラブドールになって、額にも薄っすら汗が。
オネエ従業員は「頑張ってきてね。」と声をかけると、歩美の耳に耳栓をする。
これで外部の音はほとんど聞こえなくなる。
ラバースーツのマスクを被せられると、視界がなくなる。
音もさらに聞こえなくなる。
鼻からの呼吸は問題ない。
肩を1度軽く叩かれると、口の中にラバーの袋が入ってくる。
ゴムの味も始めは好きになれなかったが、今はだいぶ馴れた。
それから間も無くして、肩が2回叩かれる。
呼吸が大丈夫なので、手でOKのサインを出すと、ラバースーツの背中のファスナーがゆっくりと閉められる。
これで鼻以外は外界とは遮断された。
Mの性なのか、歩美の気分は高揚してくる。
さらなる密閉拘束。
ラブドールの顔を被せられると、呼吸が若干苦しくなる。
また、肩が2回叩かれる。
呼吸は苦しくなったが大丈夫なので、OKサインを出す。
ラブドールの皮膚はラバースーツに比べ少し分厚い。
その内側にはコンシールファスナーが付いていてまずはそれを閉める。
閉められた時の拘束感といったら、たまらない。
歩美のアソコはすでに湿り出している。
ファスナーを閉めたあと、オネエ従業員は仕事にかかる。
背中を縦に走るファスナーを見えないように表明を接着していく。
接着した跡もシリコンと同じ色で着色して痕跡を完全に消した。
そしてラブドールに髪を取り付け、邪魔にならないようにまとめて完成。
生きている人間のように見えるラブドール。
オネエ従業員はラブドールの周りを一周して不備がないことを確認する。
歩美に合わせて作られたラブドールの胸はきれいなお椀型をおり、ピンクの乳首がピンと勃っていた。
最後は緩衝材として歩美を配送中守ってくれるダッチワイフ。
片足ずつ軽く叩かれて合図に合わせて片足ずつダッチワイフへ入っていく。
両足が入ると膝をついて、腕を
入れ、そのまま四つん這いになる。
頭もダッチワイフの中へと入りながらゆっくりとうつ伏せになると、背中のファスナーが閉められる。
空気の抜けたダッチワイフはゴワゴワして動きにくい。
オネエ従業員はダッチワイフの横に周り、仰向けにひっくり返すと股の所にある口から、空気を注入していく。
歩美はこの徐々に空気が入ってくる感じも好きだった。
始めは身体の前面から締め付けられ、それから身体が浮くような感覚とともに締め付けがさら強くなる。
この時点でラバースーツとラブドールの二重の密閉拘束、さらにダッチワイフに入れられての空気による圧縮。
もう、歩美のアソコはいやらしい汁で大変なことになっていた。
自分の身体を触って刺激を与えて、もっと気持ちよくなりたい歩美は必死に手を動かそうとするが、パンパンに入れられた空気が邪魔をして腕を曲げることもできなかった。
仮に触れたとしても指もない丸まった手では何もできないだろう。
そんな歩美の身体が浮き上がる。
オネエとはいえ男、おまけに150cmそこそこの小さな歩美は簡単に抱きかかえられてダンボールへ。
ダンボールへ入れられ、ガムテープで封をされる。
ガムテープのビビッという音は歩美の耳には届いていない。
ただ、息苦しくなったことで梱包されて、物扱いされていることを歩美はわかっていた。
物として扱われていると思うとまた興奮してくる歩美であった。
しばらくすると、持ち上げられる感覚、そして下ろされ揺れを感じる。
宅配業者に荷物として扱われる歩美。
ダンボールの中でバレないようにジッとする。
やがて、彼氏の家に荷物として届けられる。
男は荷物の中身は当然知っている。
ダッチワイフで保護された中に本物の女性が入ったラブドール。
しかし、その女性が自分の彼女ということは想像もしていないだろう。
歩美もまたラブドール朱美を指名してくれているのが、自分の彼氏だとは知らない。
荷物が届くと直ぐにダンボールから出すことはこのサービスの遵守事項になっている。
男はいつもベッドの上に出してくれていた。
そして男の気配がなくなると歩美は起き上がろうとする。
宅配中にいつも鼻の位置がズレてダッチワイフのままでは息がしづらくなってしまう。それを直そうといろいろと動かしてみるのだが何もできない、ベッドで横たわったまま男を待つことになる。
男は程なくして戻ってくると、最近ではラブドールに会いたいのか、直ぐにダッチワイフを脱がせてくれるようになった。
初めてのときは焦らせて、ダッチワイフの空気を抜かずに、アソコを攻められた。
ダッチワイフの中で空気圧縮され、呼吸も満足にできないそんな状況で歩美は快楽の絶頂を迎えることも少なくなかった。
指の時もあれば、いきなりイチモツが突っ込まれることも。
男の癒やしの道具として使われる。
その後、ダッチワイフを脱いでラブドールとなっても再び道具にされてしまう。
どう扱われてもいいことになっているので仕方がない。
歩美もそれは了承していたことだった。
歩美は自分ではわかっていなかったが、ラブドールなのに絶頂を迎えるときは身体を反らせ、少し声が洩れていた。
そこが男に気に入れて指名が入るのだが。
もちろん今も男の癒やしの道具として使われてるのは変わらない。
それ以外に何かを着せられているのだろう、コスプレ?そんな感じのことが多くなった。
見えてないので、断定はできないが。
かなり窮屈なことが先日あった。
いつものようにベッドに寝かされて道具として扱われた後、疲れて眠ってしまった。
気づいたとき足元でなにかをされていることに気がついたが、睡魔に襲われ再び夢の中へ。
しばらくすると、手を引っ張られて座らされた。
なにかを履かされていることはわかるが、なにかまではわからない。
今度は手を引かれ立たされる。
腰の辺りが持ち上がりびっくりしたが、またすぐに座らされ、おそらくブーツであろう物を履かせられた。
その後もその作業はどんどん顔の方へ迫ってくる。
身体への締め付けもきつくなってくる。
歩美はきつくなる締め付けにワクワクし始めていた。
来るとは思っていたが、締め付けが顔にも来た、息苦しさも合わせて。
ウルトラの母の着ぐるみを着せられていることを知らない歩美をさらにファスナーを閉めることで、更に強い締め付けが襲う。
このとき、歩美は自分がどうなっているのかわからないが、そんなことはどうでもよかった。
もう、歩美のアソコは締め付けられる拘束感で気持ちよくなりびちょびちょになっていた。
歩美が快楽に浸っているなか、胸を揉まれる。
ラバースーツ、ラブドール、そしてウルトラの母の着ぐるみと重ね着した上からでも感じてしまうほど、激しく揉まれた。
そのまま、押し倒された歩美はアソコを触れて気持ちよくなり始めたがすぐに終わってしまった。
残念に思いながらも、このなんともいえない拘束に酔いしれる。
そんなに時間を置かず、今度は手を引かれて別の部屋へ。
ソファに座らされると、膝の上に重みを感じ始めた。
次第に温もりが伝わってくる。
微かにだが音も聞こえてくる、テレビでも見ているのだろう。
おそらく今、膝の上にあるものはお客様の頭。
膝の上にあるものは全く動かなくなった。
歩美はウルトラの母の着ぐるみによる締め付け感も程よく感じ始めていた。
微かに聞こえてくる音がなにか耳を傾けていたが、昼間の仕事の疲れもあり眠くなってくる。
いつの間にか眠ってしまっていた歩美だったが、暑さと息苦しさから目を覚ました。
どれほど眠ってしまったかは分からない。
目を開けているのに真っ暗、ゴムの臭いに包まれていることで今の状況を把握した。
しかし、目覚めたときかなり動いてしまったような気がした。
膝からゆっくりと重みが消えていく。
しまったと思う歩美。
不意に手を引かれソファから立たされる。
なにをされるのかとドキドキしながらもジッと立っていると、足首辺りに感触が両足を揃えさせられると、なにかを巻きつけられている。
足は開くことができず、巻きつけられる度にバランスを崩してフラフラする。
歩美は倒れないように必死にバランスをとる。
そうこうしながらも、どんどん拘束されるような締め付けが上がってくる。
腰辺りまでくると巻かれる作業は止まった。
少しホッとしていた歩美だったが、今度は腕を後ろ手に組まされる。
ドールとしては抵抗はできず、されるがまま従う。
後ろ手に組まされた腕にもなにかを巻かれて動かすことができないように拘束されてしまった。
身動きを取れなくどうなってしまうのかと不安に思う歩美に、先ほど腰まできていた拘束の続きが始まる。
その拘束はついには頭まで巻かれた。
呼吸穴は確保しているらしく呼吸はできる。
男は拘束によりウルトラの母が全く動けなくなり転倒の危険があると判断したようで、ソファに横にされる。
それまで倒れないように足に力を入っていた歩美はホッとすると、この全身を包まれるような拘束感をゆっくりと味わう。
こんな何重にもラバーやシリコンのスーツを重ね着した上、全く動けないように拘束され、許されているのは呼吸だけ。
こんな状況でも快感を感じてしまう自分はつくづく変態だと実感していた。
その時、脇腹を突かれる。
びっくりして動いてしまったが、余程キッチリと拘束されているようで身体を動かすことはできない。
再度、脇腹に突きが入るが動くことはできなかった。
その後、しばらくなにも起こらない。
もともと、なにかする訳でもない。
私は人形と思い、動けないほどの拘束を楽しむ。
いつしかまた眠くなってくる。
少しうたた寝したようで拘束と重ね着で暑さを感じて目が覚めると、下半身の拘束感が増している。
なにが起こったか分からない歩美の上半身が持ち上がり、腕や胸の締め付けも増してくる。
もう全く動けなくなってしまった。
先ほどよりも息苦しさも増し暑い。
気持ちよさもなくなり、歩美自身もうどうでもよくなりされるがまま受け入れることにした。
ビニールテープで完全拘束された歩美の身体は抱き上げられて床へ下ろされる。
ソファの上とは違い、床は堅く後ろ手に拘束されている歩美の腕はじわじわと痛みが増してくる。
痛みに耐えている歩美に追い打ちをかけるように、歩美の腹部に男の足が乗せられる。
痛くて歩美は悲鳴に近い声を上げたが、何重にも着せられているスーツ、着ぐるみ、そして拘束しているラップなどによりその声は消されてしまった。
この腕の痛みをどれくらい耐えなければならないかと考えると歩美は気が遠くなった。
しかし、そんな歩美の考えをいい意味で裏切ることになる。
ものの10分ほどでソファの上に戻されると徐々に拘束が解かれていく。
腕の拘束を解かれたときは、あまりの痛さに反射的に腕をさすってしまった。
最終更新:2016年10月07日 08:51