青いネックレス


1987年9月、ブラジルのゴイアニアで起きたウラン流出事件をモデルにして広がった都市伝説。
死のネックレス、不幸のネックレスなどとも呼ばれる。

いくつかのバリエーションが存在するが、基本的な話の流れは変わらない。

誰かが青く美しい宝石を見付け、お守りだと肌身離さず身に付ける。
しかし時が経つにつれ、それを身に着けていた物が痩せ細り、肌はボロボロになっていく。
周囲の人間が見かねてその宝石を取り上げ、その者と宝石を医者に連れて行く。

そこで、驚くべき事実を知らされるのだ。
青い宝石だと思っていたのは『ウランの結晶』であり、付けていた本人は放射線障害である、と。

患者は既に手遅れであり、やがて放射能にその生命を奪われた。

ほとんどの話は、ここで結末。終わりとなる。

実際のモデルになった事件も、死者四名被爆者250名という大惨事であった。

それだけの絶大な破壊力と逸話を持つ、『放射能』の都市伝説。



初出は第十三話。龍門渕透華が保有する三つの都市伝説の内の一つ。

透華が常に首に下げている青いネックレスの正体であり、放射能と言うおよそ全ての生物に対して致命的な能力を持った都市伝説。彼女を『対人において最強』と言わしめる理由の一つ。
当然放射能の影響は彼女自身にも及ぶが、それを別の都市伝説で打ち消しているため、実質自分は無傷で放射能や放射線をばらまくことができる。しかし相当危険な能力なうえに手加減ができない能力であるため、実際に使用することは稀である。

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最終更新:2013年05月10日 07:23