ヒャッポダ

漢字では「百歩蛇」と書くこのヘビ。なぜこんな名前が付けられているかお分かりだろうか。
中国南東部や台湾、ベトナムなどに生息するこの蛇はマムシと同じクサリヘビ科の毒蛇である。
特徴として毒蛇独特の三角形の頭部をしており、広東料理の食材としても使用されるこの蛇だが、出血毒を持っている。

名前の由来は「咬まれたら百歩歩いているうちに死ぬ」ということから来ているが、出血毒であるためか咬まれてもすぐさま死に至るということはない。
だが危険なヘビであることにはかわりなく、咬まれた際の苦痛は相当なものとなる。

中国の逸話の中には「五歩蛇」という大げさな表現がされているが、もしかしたらこのヘビに咬まれないようにあえて恐ろしさを強調したのではないだろうか。

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最終更新:2009年03月19日 12:58
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