君の歌うレクイエム
登場人物
カイ:美しい青年。教会で墓守として働いている。
神父:カイの父親代わり。厳格な性格。
ベル:屈託のない明るい少女。素性はわからない。
リリー:色気のある大人の女性。父親を早くに亡くした。
ローズ:不思議な雰囲気をまとった占い師の少女。
あらすじ
幼いころ両親に捨てられ、教会で育ったカイ。
やがて美しい青年に成長したカイだったが、
父と慕う教会の神父により、
教会の敷地の外に出ることは許されていない。
カイは教会に隣接する墓地で、
墓守の仕事を黙々とこなす日々を送っていた。
ある日、教会に一人の少女・ベルが訪れる。
素性を話すわけではなく、
何も聞かずに、ただここに住まわせてほしいという。
神父はベルを教会で受け入れることに決め、
はじめは戸惑うカイだったが、
墓守の仕事を共にするうちに、ベルと心を通わせていく。
ベルに寄せる感情がいったい何なのか、
自分でも理解できずに混乱するカイだったが、
ある時、自分はベルに好意を寄せているということを自覚する。
【分岐】
A)ベルに告白する →<1>
B)黙っておく →<2>
<1> ベル GOOD END
カイは思い切って、ベルに自分の想いを正直に打ち明ける。
するとベルはカイの手を取り、
自分もカイに想いを寄せていたことを告白する。
=イチャラブ性交渉=
1年後、神父に見守られながら、
ささやかな結婚式を挙げるカイとベル。
カイは、この教会で一生をベルと添い遂げることを誓う。
【END】
<2>
ベルへの気持ちを黙っておくことにしたカイ。
しかし、想いは日に日に高まっていく。
そんな中、カイは深夜の教会で
神父がベルをレイプする姿を目撃する。
=レイプ=
強いショックを受けながらも、興奮を抑えきれず
カイはその場で隠れて自慰行為をしてしまう。
その後も、ベルが深夜に部屋を抜け出すのを察するたび、
カイは教会で、神父とベルの交わる姿を見ながら
隠れて自慰行為にふけるのだった。
自分のしている行為への罪悪感、
神父とベルへの嫌悪感とで、気落ちするカイ。
ある時、神父と口論となり、激昂したカイは
感情のままに神父を絞殺してしまう。
【分岐】
A)ベルと一緒に神父を埋める →<3>
B)目撃者であるベルも殺す →<4>
<3> ベル BAD END
雨。
事切れた神父を墓地に埋める、カイとベル。
翌朝。
カイが目を覚ますと、ベルは姿を消していた。
教会の敷地内を懸命に探すカイ。
昼過ぎになって、教会に数台の自動車がやってきた。
それはベルからの神父殺害の通報を受けた警察だった。
自動車に乗せられるカイ。
その姿を、別の自動車に乗ったベルが見ていた。
【END】
<4>
失意のまま、カイはベルまでも手にかけてしまう。
雷雨。
事切れた神父とベルを墓地に埋めるカイは、
自分の中で何かが切れたのを感じていた。
翌朝。
カイが墓地の掃除をしていると、一人の女性が現れた。
それは、以前より熱心に父親の墓参りに訪れていた
リリーだった。
元より顔見知りだったカイとリリー。
他愛もない世間話をしているところへ、突然雨が降り始め、
二人は教会へ駆け込んだ。
びしょ濡れになったリリーのため、
カイは着替えを用意しようとする。
しかし、リリーはカイを引き止めて、ある質問をする。
それは、性交渉の経験があるかどうか、というものだった。
リリーに「誘われている」と理解したカイ。
【分岐】
A)リリーの誘いに乗る →<5>
B)リリーの誘いを断る →<6>
<5> リリー GOOD END
実は美しいカイの姿に一目惚れしていたのだというリリー。
そのことを聞いて、カイは一層燃え上がるのだった。
=イチャラブ性交渉=
以降、リリーは父親の墓参りもそこそこに、
カイとの性交渉にふける日々を送る。
カイもいつしか、豊満なリリーの肉体に溺れていくのであった。
【END】
<6>
リリーを置いてその場を離れ、着替えを持ってきたカイ。
どこか寂しそうに笑い、リリーは着替えを借りた。
雨が止まなかったので、その夜、二人は教会の別々の部屋で眠った。
翌日、リリーはカイに、街に出て気分転換することを提案する。
【分岐】
A)教会から出ない →<7>
B)街に出てみる →<8>
<7> リリー BAD END
カイは、教会から出ることはできないとリリーに告げる。
すると、ついにリリーは逆上し、拳銃を取り出した。
銃声。
静まり返った教会に、歌が響いている。
リリーは、カイの亡骸を膝枕しながら、
狂ったように子守唄を歌い続けていた。
【END】
<8>
カイは、生まれて初めて教会の外に出ることを決める。
馬車に乗って、カイは街へやって来た。
リリーは夕方に、同じ馬車でカイを教会まで送ってくれるという。
リリーと別れ、カイは街をぶらついてみる。
そして、とあるたずね人のポスターを目にする。
失踪したのは、街の有力者であるウェールズ家の一人娘。
その名前は、ベル。
さっと血の気が引くカイ。
それは紛れもなく、数日前に教会で手にかけたベルだった。
猛烈な寒気に襲われ、カイは逃げるように路地裏へ迷い込んだ。
するとそこで、一人の占い師の少女、ローズに出会う。
ローズは、ウェールズ家に毛嫌いされており、
ベルを含めたウェールズ一家にうらみを持っていた。
カイがベルを殺したことを、すぐに言い当てるローズ。
ローズは、ベルのことをバラさない交換条件として、
自宅での魔術の実験台になることをカイに突きつける。
【分岐】
A)条件を飲む →<9>
B)断る →<10>
<9> ローズ GOOD END
ローズの自宅にやってきたカイは、
さっそくローズお手製の秘薬を飲まされる。
それは、強力な催淫薬だった。
あらがう術もなく、
目の前にいたローズに襲いかかってしまうカイ。
=イチャラブ性交渉=
そしてカイは、快楽を貪りながら、
ローズの薬の実験台として、
街でひっそりと暮らすことにしたのだった。
【END】
<10> ローズ BAD END
ローズの条件を蹴り、カイは走って逃げだした。
その後ろ姿に、ローズは呪いの言葉を叫ぶ。
街を飛び出し、教会に向かって歩くカイ。
夕方になっても、夜になっても、
教会に帰りつくことができない。
疲れ果て、カイは木陰で眠りに落ちる。
教会にベルがいる。
カイはそっと後ろから近づき、ベルを抱きしめる。
しかし、腕の中でベルはみるみる姿を変え、ローズになる。
ローズはカイに、逃げることはできないと告げる。
そこでカイは目を覚ます。
そして、木の枝に自分のシャツをかけ、
静かに首を吊り、自分の生涯を終わりにするのだった。
【END】
最終更新:2018年07月06日 02:28