集え! 近親戦隊ソウカンジャー

364 集え! 近親戦隊ソウカンジャー sage 2010/02/16(火) 03:33:05 ID:MZgVqZlq
★これまでのあらすじ★
オス。ソウカンサーモンピンクこと牛山栖桃だ。今回はアタシがあらすじを担当するって事らしいから一つよろしく頼む。
アタシ達は兄貴を手篭めにしようと企んでる通称TC(シーフ・キャット)軍団と戦うせ・・・せ、正義の・・・味方、なんだ。
      • っっちっくしょ! 何が正義の味方だくだらねぇ!! 万年発情してるクソ猫共の駆除に正義もヘチマもあるかってんだよ!!
オラァァァ兄貴!! セックスさせろやぁぁぁ!!!


お久しぶりですね。俺の名前は牛山大悟。ソウカンジャーこと3人の妹の為に現在進行形で禁忌を犯している糞野郎である。
俺の精子は特別製でソウカンジャーの力の源である「ZP(ザーメンパワー)」が宿っているのだ。コイツを最大限に引き出す為には対象の子宮に
直接ザーメンをブチ撒けなくてはならない。はっきり言ってやろうか、中出しだ。実の妹に中出しだ。3人全員に中出しだ。
この場にアグ●ス・チャンと仏陀とキリストが居たならば、俺は縛り上げられて袋叩きにされているところだ。
こんな鬼畜同然の俺が言い訳を言わせて貰えるのならこう言うだろう。「犠牲無しに得られる平和なんて無いんだぜ」

散々搾り取られた日の朝は穏やかなもんだ。まだまだお子ちゃまな3人は疲れ果ててベトベトのベッドですやすや寝息を立てている。
紅音(あかね)、栖桃(すもも)、真白(ましろ)。3人のベイビーエンジェルは歳相応の寝顔で夢の中だ。時々ニヤニヤにやける所が気がかりでは
あるが。ともあれ起こす理由もないので俺はシャワーを浴び朝飯の準備に取り掛かる。両親が不在の為、こういった事は兄貴の勤めでもある。
「さあ・・・ここで牛山選手が取り出したのは!! ・・・こっこれはっ! 白菜だァーー!!」
自分で自分の料理を実況しながら黙々と料理を作製する。我ながら料理の腕は世界で5本の指に入るのではないだろうか。勿論逆の意味で。

―――  ピンポーン  ―――

チャイムが鳴った。今日は日曜時刻は7時。回覧板回ってくる時間じゃあない。ということは・・・。
「TC軍団!?」
俺が出て行くよりも先に3人が躍り出る。ホントこういう時だけは常人を越える反応だ。
「こんな朝っぱらから・・・! 栖桃、真白、行くよ!」
「おお! ギッタギタにしてやるぜ!」
「折角のいい夢を覚まされた怒りを受けてもらいますわ!」
やる気は十分、精子も満タン。万全の状態って奴だ。さて、今回はどんな奴が相手なんだ・・・ん?
「あれ?」
「こいつ・・・」
「もしかして・・・?」
扉の前に立っていたのは3人よりももっと背の小さい女の子だ。黄色いコートにブカブカの帽子。そして背丈と釣り合わない旅行カバン。
「金美(かなみ)・・・?」
俺の口から出た名前は遠い田舎町で暮らしているはずの従妹の名前だ。牛山金美、父の弟の娘で3人より一つ年下の女の子。
9歳とは思えぬ頭の回転の速さに驚いた記憶がある。最後に会ったのは確か去年の元旦だっただろうか。
「・・・お久しぶりです、大にぃ」


一方その頃、TC(シーフキャット)軍団本部***

―――本当に貴方が行くのですか?―――
「ふふふ、お任せあれ。ソウカンジャーの弱点は既に調査済みってね!」
―――そうですか。では今回は貴方に任せることにしましょう―――
「了解~。期待して待ってていいよ!」


365 集え! 近親戦隊ソウカンジャー sage 2010/02/16(火) 03:34:31 ID:MZgVqZlq
「はぁ!? しばらくここで暮らす!?」
「はいです。編入することになった私立小学校がこの近くだったです」
「そんないきなり言われても困りますわ。ねぇお兄様?」
「生活品は全部持ってきたです。寝床は廊下でも台所でも文句は言わないです」
「うーむ・・・、でもなぁ・・・」
4人の小娘がやいのやいの騒いでいる中、俺は悩んでいた。
一緒に暮らすのは構わない。現状の家庭財政なら一人くらい増えても大して問題はない。問題があるとすれば・・・そう、夜な夜な繰り広げ
られる淫猥な宴のことだ。それにソウカンジャーのこともある。下手をすれば危険に巻き込んでしまうかもしれない。
「なぁ金美、実はな、俺達ちょっと普通の家とは違ってて・・・」
オブラートに包みつつ説得を試みる俺。金美の後ろでは3人がコクコクと頷いている。「追い返せ」と言っているのだ。
「だから一緒に暮らすのはちょっと・・・」
従妹を危険な目にあわせたくない、という思いと共に夜の乱交中出し大会を見せたく無いという思いが沸々と浮かぶ。
あんな光景目にしてしまったらぶっ倒れるんじゃないか。そして漏れなくトラウマとなるであろう。まだ小さく、純粋な従妹には刺激が強すぎる。
「ああ、それなら―――」
金美が言いかけた途端、突如としてチャイムが鳴り響く。俺が、紅音が、栖桃が、真白がパッと顔を上げる。今度こそ間違いない、TC軍団だ!
「二人とも! 行くよ!!」
紅音の掛け声と共に飛び出す3人。金美は状況が把握できていないらしくキョロキョロと辺りを見回している。
「金美! この部屋から一歩も出るんじゃないぞ! あと布団をかぶって身体を小さくしとけ!!」
必要最低限の護身を金美に伝え、俺も外に飛び出した。


「ふっふっふ、みんなお揃いだね~?」
仮面で顔を隠したTC軍団の幹部が仁王立ちをしていた。その声、その体系、その喋り方・・・。やっぱどっかで会ったことあると思うんだけどなぁ。
「私はTC軍団幹部・オサナナジミ。毎度の事ながらそこの大悟君は頂いていくよん」
上機嫌で語るオサナナジミ。紅音たちは俺を守るように並ぶと変身の構えを取った。
「お兄ちゃんには指一本触れさせないんだからッ!!」

『絶頂変身!!』

弾ける赤ブルマの紅音、引き締まったピンクスパッツの栖桃、柔らかそうな白スク水の真白。待たせたな、僕らのソウカンジャー見参!

「愛する兄に、捧げる純血ッ!! ソウカンブラッドレッド!!」
「蒸れる股間に、魅惑のワレメッ!! ソウカンサーモンピンク!!」
「腿に滴る、卑猥な粘液ッ!! ソウカンジェルホワイト!!」

『三つの心に六つの乳首ッ!! 近親戦隊! ソウカンジャー!!』(ドカーーン)


「さ~て、と。じゃあこっちも始めようかね!」
オサナナジミは勢い良くダッシュしながら近づいてきた。その進路に栖桃が立ちはだかる!
「返り討ちにしてやるぜ! 突起棒・クリトリスティック!!」
ニヤリ、とオサナナジミがほくそ笑む。まるで待ってましたと言わんばかりの反応だ。
「それはこっちの台詞ってね! 愛妻弁当奥義・梅干マシンガン!!」
オサナナジミの両手から無数の梅干が放出される! 梅干は栖桃の腕へ、足へ、服の中へ、そして口の中へ入り込んだ!
「もがーーーーーーーッッ!!!???」
馬鹿な・・・何故あいつは知っているんだ!? 栖桃が梅干を大の苦手としていることに!!




366 集え! 近親戦隊ソウカンジャー sage 2010/02/16(火) 03:36:09 ID:MZgVqZlq
「栖桃ッ!!」
呼びかけたが返事はない。おそらく口が「*」みたいな形になっているのだろう。
「ううう・・・アナr、じゃなかった栖桃の仇ぃぃぃッ!!」
紅音よ、いくらなんでもその間違い方はないわ。全国の梅干好きに謝れ。
「真白! 援護頼む! 振動剣・バイブレード!!」
「分かりましたわ! 水笛・潮吹!!」
二人の同時攻撃が展開される! だがもし相手が「嫌いなもの」を知っているのだとすれば・・・!?
「フフン、愛妻弁当奥義・ピーマン爆弾!!」
「いやああぁぁぁぁ!! ピーマンこっちこないでぇぇぇ!!!」
「あとは真白ちゃんね! 愛妻弁当奥義・くさやクラッシュ!!」
「ひぃぃぃぃぃ!!! 鼻が曲がりますわぁぁぁ!!!」
まいった・・・。3人の最も苦手な食べ物を熟知し、攻撃を加えるなんて・・・。さすがの3人もコレには相当参っているようだ。
3対1という人数的劣勢を一瞬にして逆転してしまうとは。このオサナナジミとかいう奴、かなりの手練と見た。
「そ・れ・で・は・・・。本日のメインディッシュをいただきまぁす♪」
じりじりと近づいてくるオサナナジミ。そしてその右手の弁当箱に入っていたものは!
「愛妻弁当奥義・イカの生姜焼き!」
俺の大好物キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)ノД`)・゚・。━━━!!!!!
やばいやばいやばいやばいマジで飛びつく5秒前。ここ最近食べてなかっただけあって俺の腹の虫が騒ぎ出している。
無意識に、俺の足はお弁当につられてオサナナジミの方へと歩み寄っていた。1歩、2歩、3歩・・・鼻をくすぐる生姜の香り。俺達の好き嫌いを
的確に調査したこの相手、敵ながら天晴れである。
「行ってはだめです」
クイッと服の袖が引っ張られる。我に返って振り向くと、そこには家の中にいるはずの金美が立っていた。
「か・・・なみ!? おま、なんでここに!!?」
「理由は後で話すです。今はとりあえず・・・」
キッとオサナナジミを睨み付ける金美。対するオサナナジミは不思議そうな顔で金美を見つめていた。
「大にぃ、下がっているです」
ゆっくりと、腕を掲げる。光が金美を包み込むと高らかに叫んだ!

「絶頂変身!!」

声と共に金美を包んでいた光が弾け、アーマーに変化する。金色に輝くヨダレ掛けにオムツ、そしてヘルメットが装着された。

「一筋流れる、黄金(こがね)の聖水ッ!! ソウカンゴールドジュース!!」

「これはッ!!」
「まさかッ!!」
俺とオサナナジミが同時に叫ぶ! 金美が・・・4人目のソウカンジャーだというのかッ!?
「3人ともいつまで寝てるですか!? さっさと立ち上がるです!」
金美が3人に激励を飛ばす。口を*にした栖桃が、ピーマンの山から紅音が、鼻を押さえた真白が集合する。
「金美・・・あんた・・・」
「話は後です。カナが時間を稼ぐので3人はフィニッシュ技を決めるです」
そう言うと金美はオサナナジミに向かっていった。いつの間にかその手には金に輝く大弓が装着されている。
「唸れ! 尿弓・アンモニアロー!!」
ぷしゃぁぁぁぁぁっ、という放尿音を立てながら弧を描いて金の矢が放たれる。
「ちょっちょっ!! コレは反則でしょ!!?」





367 集え! 近親戦隊ソウカンジャー sage 2010/02/16(火) 03:37:41 ID:MZgVqZlq
そこには黄金水フェチには堪らない光景が広がっていた。
独特のニオイが周囲一面に広がり、金色のシャワーが降り注ぎ、太陽に反射して虹のアーチが形成されていたのだ。
この嫌がりようを見るにどうやらオサナナジミはス●トロプレイは苦手と見える。
「今です!!」
金美が叫ぶ。3人はありったけの力を注ぎ込み、逃げ回るオサナナジミをロックオンした!

『ザーメン燃焼!! 中田氏希望!! 兄に届けこの想い!!』

合体必殺技・ファイナルアルティメットデスティニー!! しかもいつもより気持ち増量バージョン!
そんなに嫌だったのかあの食べ物攻撃・・・!!

『吹っ飛べえぇぇぇえぇえぇ!!!』

回避不能のこの攻撃の前にオサナナジミは為す術も無く弾き飛んでゆく。
「大悟君・・・そのイカの生姜焼き・・・美味しいよぉ・・・? なんたって私の・・・マンじr・・・」
断末魔の叫びは最後まで紡がれる事は無かった。うーん・・・やっぱり隣の幼馴染みに似てたような、似てなかったような・・・。
「・・・・・・」
目の前に置かれたオサナナジミの弁当箱。所狭しと盛り付けられたイカの生姜焼きを前におれの胃袋が疼き出す。
そういえばまだ朝飯食ってなかったんだっけ・・・。

パクッ

美味い。でら美味い。味付けからイカの柔らかさ、生姜の量まで完璧に仕上げてある。敵が作ったものではあるが、俺の手は止まらない。
「ハムッ! ハフハフ、ハフッ!!」
そんな俺に気づいたのか、4人が慌てて駆け寄ってくる。
「ちょ、お兄ちゃん!! あんな女の作った物なんて食べちゃ駄目! 吐いてっ、吐けッ!!」
紅音が背中を叩き、栖桃が俺の口に指を突っ込む。とどめに真白がみぞおちにパンチを繰り出す。
見事な連係プレーが決まり、折角食べたイカの生姜焼きは再び弁当箱に舞い戻ることとなった。
「安心するです大にぃ。カナは料理の腕には自信があるです。これからは好きな時に好きなだけ料理を作ってあげるです」
嗚咽が収まった俺の頭を優しく撫でる金美。ううう・・・お前はいい子だ。
「フン。ま、まあ料理係りとしてなら家で暮らすのも認めてあげなくも無いですわっ!」
真白がプイッとそっぽを向く。
「そうだな。ま、少なくとも俺たちが戦うときの時間稼ぎくらいにはなってくれそうだしな」
珍しく栖桃も真白に賛同する。
「でもコレだけは覚えておくのよ! お兄ちゃんのザーメン一番搾りは私達に譲ること! わかった?」
どうやら満場一致で可決のようだ。よろしくな金美。これからは4人で力を合わせt・・・

「黙るです年増共。今回はカナが一番活躍したから大にぃのザーメンは全部カナのものです」

俺は泣いた。
そうか、一緒に暮らすってことは金美(9歳)にも中出しするってことなんだ。倫理もクソもない、立派な畜生になるということか。
4人が喧嘩をしている横で俺は世界が平和になった後、どうやって死ぬべきかを考えることにした。



                                                         おわり

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最終更新:2010年03月07日 20:35
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