345 名前:
狂わす兄[] 投稿日:2011/10/31(月) 17:52:18.17 ID:mJ7kQXSs
20○○年某日
俺はこのくだらない世界からサヨナラしようと高校の屋上にいた
俺の名前は柏木 拓海勉強も運動も中途半端なフツメンだ
今日も同じ電車に乗りくだらない友人とくだらない会話をかわしまた屋上へくる
拓海「どうせまた落ちれないんだな」
俺はそう言った
346 名前:狂わす兄[] 投稿日:2011/10/31(月) 18:12:18.28 ID:mJ7kQXSs
今日で11回めまた屋上で足がすくみ落ちれない
拓海「いつまでこんなことしたんだろ」
独りでそう呟く。
拓海「ただいま」
家に帰ると妹がリビングでテレビをみてる。俺には反応しない
妹の名前は柏木 里香子
成績優秀でアイドル張りに可愛い。みんなが憧れるようなシチュだがうれしくなんてない
小さいころから妹と比べられしかられてばかりだから
俺は静かに自室にはいる
なにもせずただボーと窓を見つめる
そして寝る用意をしてねる
次の日
俺が高校にいく途中一人の女の子が俺に寄ってきて急に告白をした
話を聞けば俺に昔助けてもらってそれから好意を持ち始めたそうだ
348 名前:狂わす兄[sage] 投稿日:2011/10/31(月) 18:52:36.47 ID:mJ7kQXSs
名前は 麻生 雫とかいったかな、これといって興味なかったから覚えなかった。
一つ気になったのは妹の同級生ということ
今日も適当に授業を終え家に帰る
そして1ヶ月ぶりにPCを開く
そしてヤンデレ系SSのなかで普通の人をヤンデレにするという内容のSSをみつけてしまう
354 名前:狂わす兄[sage] 投稿日:2011/10/31(月) 22:00:40.71 ID:mJ7kQXSs
そのSSをみてふと麻生のことを思いだす
上手くいったらあの娘を俺が大好きなヤンデレにできるかもしれない
おれはその晩ずっとそのSSを参考に計画を練った
翌日
昨日考えた計画の手順通り朝、麻生に会い告白を受ける
予想通り麻生は喜び連絡先などを聞いてくる
電話番号とメールアドレスを教え高校にいく
すべての授業を終え、放課後になる
今日だけは屋上にいかず麻生とデートをして仲良くなる作戦だ
妹の中学にいくと麻生と里香子が楽しそうに話していた
里香子「で告白上手くいったの」
麻生「うん」
里香子「よかったねーいいなー。私も彼氏欲しいなー」
麻生「良く言うよ里香はしょっちゅう告られてる癖にー」
里香子「そういや彼氏ってどんな感じなの?」
麻生「年上だけどかっこいいよ。あっあそこにいる」
里香子「どれどれ…あっ」
拓海「よう麻生って里香もか」
分かっては居たがあえてそう言う
里香子「はぁ?あんたが雫の彼氏とかw雫こんな奴絶対やめたほうがいいって」
麻生「へ?二人って知り合いなの?」
拓海「兄弟だよ。似てないけど」
里香子「あんたを兄貴だなんて思ったことないしw」
拓海「あハハ…けど俺は別れる気はないぞ」
355 名前:狂わす兄[sage] 投稿日:2011/10/31(月) 22:14:15.15 ID:mJ7kQXSs
麻生「わっ私もまだ別れる気はないです」
里香子「雫がそう言うならしかたないなー あんた雫になんかしたら私がゆるさないからね」
拓海「しっしねーよ」
麻生「そういやどうして来たんですか拓海さん?」
拓海「いや今からちょっと付き合ってもらいたいところがあるんだ」
麻生「いいですよ。むしろ行かしてくれてうれしいです」
里香子「じゃあ私じゃまだね、もう帰るからがんばってね」
麻生「うん」
そうして俺と麻生は近所のショッピングモールへ向かった
最終更新:2011年11月19日 18:58