しょーもないネタ

456 しょーもないネタ sage 2007/11/16(金) 23:58:27 ID:4GTKEM+z
仕事を終えた俺がアパートに帰った頃には深夜零時を回っていた。
ドアの鍵を開ける前に、挟んでおいた小さなセロファンを確認する。
留守の間の来訪者はないようだ。
安堵感と共に部屋に入ると戸締まりをして布団に潜る。
やれやれ、今夜はゆっくり眠れそうだ。
ウトウトしかけた頃、嫌な予感に襲われる。
俺は窓際に身を寄せると厚手のカーテンを少し開き恐る恐る外を覗く。
………
…!
いた!
水銀灯に照らされた人影が電柱の影でこちらを監視している。
蛇のように執拗に俺を付け回す姉。
巧妙に…陰湿に…確実に…
捕まったら最後、監禁された挙句、地獄のような責苦にあうのは目に見えている。
俺は気配を悟られぬよう着替えると、ドアを開けて最小限の荷物を持ってダッシュした。


―可愛い弟…絶対に逃がさない…あなたを幸せに出来るのは私だけ。
―あら気付かれたかしら…いいわ、どこに逃げても必ず見つけてあげる…あなたのコトは私が一番良く分かってる。

翌日

「どうだった昨夜は」
初老の男が尋ねる。
「逃げられました。でも必ず捕まえます。弟の人生のためにも」

女刑事の手には弟の写真。
その下には「指名手配」の文字。



457 名無しさん@ピンキー sage 2007/11/17(土) 01:36:10 ID:Ym3RfgBG
これはいい発想
ただ、この場合は姉が弟に濡れ衣着せたのか、弟がガチで犯罪者なのか・・・・・・

しかし、キモ姉妹の魅力は犯罪

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最終更新:2008年02月21日 12:05
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